今回の記事では
Wordの目次機能を使って作った目次から一部の項目を削除したい時はどうしたら良いの?
見出しの書式はそのままで対象の見出しを非表示にしたい時はどうしたら良いの?
見出し単位で目次から項目を削除する方法は分かったけど一部の項目を削除するにはどうしたら良いの?
見出しの中の一部の項目を目次から消す方法があるなら教えてほしい
こういった疑問に答えます
✔自動設定の目次から一部の項目を非表示にする方法のテーマ
①目次から見出し単位で非表示にするなら「ユーザー設定の目次」で設定するのが正解です
②一部の項目だけ目次から消したい場合は「テキストの追加」の設定が一番簡単な方法です
この記事を書いているのはOfficeを約20年間活用しながら
ITを活用したエステの経営マネジメントしている私の経験を基に
自動設定の目次から一部の項目を非表示にする方法に関して実体験に基づいて解説しています
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目次を使って読みたい項目へ
目次から見出し単位で非表示にするなら「ユーザー設定の目次」で設定するのが正解です
目次から見出し単位で指定の項目を非表示にするなら「ユーザー設定の目次」から設定するのが最適解です
なぜなら、ユーザー設定の目次から設定すれば簡単に目的の項目を目次から消すことが出来るからです
目次の自動作成機能は手軽に目次を作れるのですごく便利です
ただ、見出しから目次を作ってくれるので逆を言えば見出しに設定されていると強制的に目次に全て反映されてしまうということ
でも、見出しの書式は活かしつつ目次からは外したいこともありますよね
今回はそんな見出しに設定しながら、目次に表示しない方法について解説していきます
まずは、こんな感じで設定されている目次を調整してみましょう
調整後はこんな感じで「見出し3」の内容が消えました
それでは早速この設定方法について見ていきましょう
操作自体はすごく簡単なので仕組みとセットで覚えてみましょう
文書はこんな感じで見出し設定をしています
今回はこの「見出し3」の項目だけ目次から消してみましょう
「参考資料」タブの「目次」ボタンをクリック
一覧から「ユーザー設定の目次」をクリック
「目次」ダイアログが表示されるので「オプション」ボタンをクリック
「目次オプション」ダイアログが開くので、少し下にスクロールして「見出し3」の右側にある「目次レベル」の「3」の数字を削除
数字を削除すると「見出し3」の横のチェックが外れます
確認ができたら「OK」ボタンをクリック
さらに「OK」ボタンをクリック
「この目次を置き換えますか?」という確認用のダイアログが表示されるので「はい」ボタンをクリック
その結果「見出し3」の全ての項目を目次から消すことが出来ました
作業はコレだけです
指定した見出しが目次から消える理由
では、どうして目次から指定した見出しが消えたのか理由を知っておきましょう
先に結論を言うと「見出しとアウトラインのレベルの紐づけを切ったから」です
紐づけ(ひもづけ)とは例えば「見出し3の項目はアウトラインのレベル3と同じ扱いにしてね」というルールを設定することを言います
今回は「見出し3はそのままで、アウトラインとの紐づけは解除してね」という設定をしました
ではどこで設定したのか見てみましょう
「ユーザー設定の目次」をクリック
「オプション」ボタンをクリック
「見出し3」と「目次レベル」の数字をさっき削除しましたよね
これが「見出し3とアウトラインレベル3」を紐づけている設定です
この数字を削除したので「紐づけが切れた」という訳です
本来、「見出しの設定=アウトラインの設定」としてワードは自動で目次を作っていますが、見出しとアウトラインを切り離すことでそれぞれの設定を生かしているという訳です
ただ、あまり深く考えずに「へぇ~、そうなんだぁ」と思ってもらえばOKです
もし、目次とアウトラインの関係を知っておきたい場合は「目次に条文を表示するなら見出しとアウトラインが鍵」という記事が具体的なので参考にしてみて下さい
逆を言えば設定を元に戻せば、もう一度目次に全ての見出しを表示出来ます
「目次レベル」のテキストボックスに「3」と入力
「OK」ボタンをクリック
「OK」ボタンをクリック
「この目次を置き換えますか?」というダイアログが表示される
「はい」ボタンをクリック
その結果、目次を元に戻すことが出来ます
この「見出しとアウトライン」の関係だけ分かっていれば見出しを活かしつつ、目次から項目名だけ消すことは簡単です
見出しを設定したまま一部の見出しを除外したい場合
どうしても見出しを設定したまま一部の項目を除外したい時の設定方法についても解説します
ただし、このやり方はオススメしません
なぜなら、目次に反映させたくないなら見出しに設定しなければいいからです
ただ、同じ見出しを全て非表示にはしたくないけど、どうしても一部の見出しを非表示にしたい時は次のように設定しましょう
まず、目的は見出し1に設定している「まとめ」を目次から削除したいということです
目次に表示したい2ページ目~4ページ目の範囲を全て選択します
選択した範囲をブックマークしたいので
「挿入」タブの「リンク」グループにある「ブックマーク」ボタンをクリック
「ブックマーク」ダイアログが開きます
ブックマーク名に適当な名前を入力
今回は「目次反映エリア」としました
「追加」ボタンをクリック
目次をクリックした状態で「Altキー+F9キー」を押す
そうすると目次のフィールドが表示されます
フィールドの後ろに直接入力します
入力の時はブックマーク名以外は「半角」で入力して下さい
「(半角スペース)¥b(半角スペース)“ブックマークで付けた名前”」と入力
「目次の更新」ボタンをクリック
「目次の更新」ダイアログが開くので「目次を全て更新する」のラジオボタンをクリック
「OK」ボタンをクリック
その結果「まとめ」の項目だけが目次から消えました
こんな風に「目次にブックマーク名で付けた名前の範囲だけ表示してね」
という設定をすることで「まとめ」だけ非表示に出来ます
その反対に「 ¥b “目次反映エリア”」の部分だけ削除します
消した状態で目次の更新をすると「まとめ」の項目が追加されます
この方法は特殊な方法なのでどうしても必要な時に設定しましょう
繰り返しになりますが、目次から見出し単位で指定の項目を非表示にするなら「ユーザー設定の目次」から設定するのが最適解です
一部の項目だけ目次から消したい場合は「テキストの追加」の設定が一番簡単な方法です
一部の項目を目次から消したい場合は「テキストの追加」ボタンから設定するのが一番簡単な方法です
なぜなら、「テキストの追加」ボタンで「目次に表示しない」設定をすることで簡単に目次から項目を削除出来るからです
目次から指定した項目を表示したくない時は、ボタンひとつで指定することが出来ます
すごく簡単なので設定方法を見ていきましょう
今回の目的は「No1.キャンプ」の項目だけ削除します
本文の「No.1キャンプ」の見出しを選択
「参考資料」の「テキストの追加」ボタンをクリック
一覧から「目次に表示しない」をクリック
No.1キャンプが普通の文字に変わります
目次の更新を「目次を全て更新する」にチェックして「OK」ボタンをクリック
その結果、目次から項目が消えました
その逆に見出し1の部分を選択して「レベル1」に設定
目次を更新するとちゃんと復活します
こんな風に見出しを解除することで目次から消すことが出来ます
この変更方法だと見た目も変わってしまうので目的に合わせて活用してみましょう
繰り返しになりますが、一部の項目を目次から消したい場合は「テキストの追加」ボタンから設定するのが一番簡単な方法です
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