今回は、Googleマップの機能である【マイマップ】
の「エリアマーケティング」に使える超実践型の活用方法をご紹介します。
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目的と手段を決める
今回は、マイマップという機能を使ってエリアマーケティングマップを作りましょう。
何をするにもまずは《目的と手段》を決めます。
コレが明確でないと意味のないものを作ってしまうので
まずは、何をどうしたいのかまとめましょう。
今回は、こんな感じです。
【目的】店舗の売上をランク別にマップに表示する。
【手段】Googleマップに表示して、売上の良い店舗の分布を一目で見て分かるようにする。
今回ご紹介する方法はあくまで見本です。
私が最も効果がある使い方は、「広告のポスティング資料に利用する」です。
ですので、広告のポスティングの資料だと思って見てもらえると
より便利だと実感できます。
マイマップを使うメリット
まず、マイマップを使う「メリットと特徴」を押さえてみましょう。
- 無料で使える。
- 自分でオリジナルのマップを作って保存しておける。
- GoogleDriveにデータが自動保存されるで管理・保存が簡単
- Excelなどで用意したファイルをインポート出来るので編集・管理が簡単
- インポートできるファイルの種類が多い
マイマップにインポートできるファイルの準備とルール
次に、マイマップにインポートするための資料が必要ですが、
インポートするためにはルールがあるので押さえておきましょう。
【ファイルの種類】
- CSV ・TSV・ KML・ KMZ・ GPX・ XLSX
- Google スプレッドシート・ Google ドライブまたは Google フォトに保存された写真
【データの容量】
- KML(KMZ を zip 解凍したファイル)の最大サイズは 5 MB です。
- その他のファイルの最大サイズは 40 MB です。
【インポートするファイルの条件】
- ファイルの1行目には、タイトルを設定すること
- 【緯度と経度 or 住所 or 場所の名前】の情報が必ずあること
- 「xlsxファイル」などは、2,000行まで、写真は最大は100枚まで
基本を押さえたところで、インポートするデータをExcelで作ります。

今回、個人情報は使えないので
「100円ショップのダイソー様」の店舗データを基に資料を作りました。
尚、売上の金額は、ダイソー様とは一切関係ありません。(サンプル用の数字です。)
「売上金額」を基にランク分けしています。
今回用意したファイルを使いたい場合は、ダウンロードして下さい。
紹介していますので、コチラも見てくださいね。
売上ランク別マップを作る
それでは、準備が整ったので「マイマップ」を作っていきましょう!!
マイマップを使うには、Googleのアカウントが必須なので初めて作ってみるよ。
という方は、先にアカウントを作成しておきましょう。
早速、Googleマップを開きます。

Googleマップを開いたら、画面左上の「三本線(メニュー)」をクリックします。

「マイプレイス」をクリックします。

①「マイマップ」をクリックします。
②「地図を作成」をクリックします。
(ブラウザの設定によっては、「新しいタブ」が開きます。)

③「インポート」をクリックします。

「パソコンからファイルを選択」をクリックします。

①用意しておいた「ダイソー千葉エリア.xlsx」ファイルを選択します。
②【開く】ボタンをクリックします。

《目印を配置する列の選択》という画面になったら、住所の入力された列を指定します。
今回は、分かりやすいように住所の列のタイトルを「住所」としたので
①「住所」をクリックします
②「続行」をクリックします

《マーカーのタイトルとして使用する列》という画面になったら、ランクの入力された列を指定します。
これは、A~Cを振り分けた列名の「ランク」を選びます。
①「ランク」をクリックします
②「完了」をクリックします
データの取り込みが終わり、地図にはマーカーが表示されます。
《黄色い枠で地図上に表示できなかった行が1行あります。 データ表に赤色で表示されたエラーを修正して下さい。》
と表示された場合は、「データ表を開く」を開いてデータの内容を修正して下さい。
ただ、Googleマップで検索出来ない場合もありますので、その時は手動で設定する必要があります
今回は、「閉じる」をクリックします。

今の表示のままでは、せっかくランク分けしても同じマークで同じ色のため
どの店舗がAランクでその他のランクの店もどこにあるのか分かりませんよね。
そこでまずは、ランク別に表示するように設定を変更しましょう。

「均一スタイル」をクリック → 「場所のグループ化方法」をクリック
「均一スタイル」というプルダウンメニューをクリック → 「ランク」をクリックしましょう。

続いて地図上のラベルに【A~Cのランク名】を表示したいので
「ラベルを設定」というプルダウンメニューをクリック → 「ランク」をクリックしましょう。
設定が終わったら、右上に小さな「×」があるので閉じておきます。

色とアイコンを設定しましょう。
「ラベルのA」にカーソルを合わせると、右側にバケツのマークが表示されるのでクリックします。
色とアイコンは、【好きな色とアイコン】を選択します。
「BとC」のラベルも同じように設定しましょう。

設定が終わると、下のように各ランクごとに色分けされたアイコンが表されます。
コレで「どの店舗がどれくらいの売上を上げている」のか?
ということがひと目で分かります。

ラベル横の「ランク」の表示が気になる場合は、
スタイルのラベル設定の「ラベルなし」に設定しておくとシンプルになります。
また、「店舗名や規模・売上高」などを表示することも出来ます。
もっと実用性をUPするには
最初の方でも触れましたが、より実用的に使うのであれば「ポスティングマップ」
として使う方法です。
上のマップでもなんとなくイメージ出来るともいますが、『赤いアイコンが集中しているエリアに的を絞ってポスティング』すれば、効果が高いですよね。
もし、あなたがマーケティングの資料が必要な立場であれば、
1つの材料になりますし、説得力UPや「数字の見える化」ができているので
相手に伝える時により伝わりやすいのでオススメです。
1回ベースを作っておけば、大切な資源として利用できるのでぜひ、チャレンジして下さい。
こういった資源を増やしていくことで、《将来的に必ずあなたの宝物》になっていきます。
また、Googleという会社はしばらくは、無くなるということも無いと思いますし
インターネットやITの重要な役割を果たしているので、Google慣れしておくと
これから先もメリットが大きいと言えます。
自分で応用する時の注意!!
あなたが実際にマップを作る時は、
店舗や自分で集めた資料を基にデータを作くりますよね。
その時は、基本中の基本ですが、「個人情報」に当たることがあるので
絶対に公開はしないで下さい。
また、インターネット上に資料があるということは
一歩間違うと情報流出という危険性もありますので、
セキュリティー面には、くれぐれも注意を払ってくださいね。
Googleマップが気になったら、GoogleIMEも使ってみよう!!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が、少しでもお役に立てたら幸いです。
(^_^) それではまた、お会いしましょう。 まったね~~!!!
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