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書式設定が反映されない時はリセット[複数セルはコピペの工夫と区切り位置]

今回の記事では

セルに書式設定をしたけど何故か表示が変わらないのはどうして?
なるべく簡単な方法で修正するにはどうしたら良いの?

セルの書式設定が反映されない時の対処方法については良くわかった
でも、たくさんのセルで同じ現象が起こったら一気に設定をリセットする方法って無いの?

こういった疑問に答えます

✔書式設定が反映されない時の対処法のテーマ

①書式設定が反映されない原因は前の設定が影響しているのでリセットするのが正解です

②たくさんのセルで書式をリセットするにはコピペの工夫か区切り位置でサクッと解決

この記事を書いているのはOfficeを約20年間活用しながら

ITを活用したエステの経営マネジメントしている私の経験を基に

「書式設定が反映されない時の対処法のテーマ」に関して実体験に基づいて解説しています

今回の内容を一緒にやりたい場合は▼のファイルをダウンロードして下さい

書式設定が反映されない原因は前の設定が影響しているのでリセットするのが正解です

書式設定が反映されない原因は入力したタイミングで設定されていた書式設定が原因なのでリセットするのが正解です

なぜなら、リセットしたタイミングで新しい書式設定が反映されるからです

Excelを使っていると表示形式を設定して、色々な方法で数字や文字列を表示することがあります

ただ、表示形式を設定しても何故か上手く反映されない時が出てきます

今回は、そんな表示形式を設定しても上手く反映出来ない時の対処法と原因について解説します

こんな風にも数字が3桁表示で表現されているシートがあるとしましょう

今回は普通の数字として表示したいので書式設定を修正しようと思います

修正したい範囲(A2~A11の範囲のセル)を選択

「ホーム」タブの「数値」グループにある「数値の書式」をクリック

(この時点では文字列の書式が設定されています)

一覧から「標準」をクリック

その結果がコレです

ところが、この状態では何も変わっていませんよね

本当はこんな風にただの数字として表現したいというのが目的でした

どうして上手くいかないのか?

答えは、【先に設定されていた表示形式が優先されているので見た目が変わらない】ことにあります

この問題を解決するためには内容をリセットするのが一番スムースな方法です

リセットと言ってもやり方はすごくシンプルです

修正したいセルを「ダブルクリック」もしくは「F2キー」を押して編集モードにします

要は文字を入力出来る状態にするということです

そのまま「Enterキー」をクリック

これでリセットすること出来るのでその他のセルも同じ要領でリセットしてあげれば問題解決です

こんな風に「文字列」に設定されていたセルは後から設定した表示形式が上手く反映されない時があるので、リセットしてあげる事が重要です

数式や関数もリセットする必要がある

この問題ですが実は数字だけではなく数式や関数にも悪影響することがあります

これが数式や関数のパターンです

本当は結果を表示したいのに数式が表示されてしまっています

この結果を修正する方法は基本的に同じです

修正したい範囲を選択

表示形式から「標準」を選択

表示形式を設定し直しただけではやっぱり問題は解決しません

そこで、数式のセルを編集モードにします

(ダブルクリックかF2キーで)

「Enterキー」で確定すると数式の結果がちゃんと表示されました

同じ要領で関数も修正することが出来ます

その他の修正も数字の表示の修正と同じように設定してあげればOKです

これが、表示形式がちゃんと反映されない時の対処法の基本です

繰り返しになりますが、書式設定が反映されない原因は入力したタイミングで設定されていた書式設定が原因なのでリセットするのが正解です

たくさんのセルで書式をリセットするにはコピペの工夫か区切り位置でサクッと解決

たくさんのセルの書式設定を一気に修正するにはコピペを工夫するか区切り位置機能を使うとサクッと解決出来ます

なぜなら、これらの機能を活用することで対象の範囲に同じ修正を一気に適用することが出来るからです

前半で解説した方法だと、どうしても修正するのに手間と時間が掛かります

修正する項目数が多いほど作業は大変です

そこで今までの問題点を一気に修正する方法を解説します

数字はコピペ機能を応用して修正

まずは、数字を一気に修正してみましょう

何も入力されていない適当なセルをコピー

修正したい範囲を選択して「右クリック」

表示されたショートカットメニューの「形式を選択して貼り付け」をクリック

「形式を選択して貼り付け」ダイアログが表示されるので

「貼り付け項目の値」をクリック

「演算項目の加算」をクリック

「OK」ボタンをクリック

これで一気に表示形式を修正することが出来ます

今の機能を簡単に解説すると

何も入力されていないセルから「値(数字)」の情報だけを選択します(今回は何も無いので「0」と同じ)

次に「加算(プラス)」するので例えば「0+1=1」となるので貼り付け先のセルには答えの「1」を入力し直すことになります

つまり、貼り付ける形式を選択することで「1」と入力し直しているのと同じことになるという訳です

要は表示形式を修正する方法である『入力し直す』という作業をまとめて自動的にやってくれたという訳です

数式と関数は区切り機能で修正

最後に数式と関数の修正を解説します

修正したい範囲を選択

「データ」タブの「データツール」グループにある「区切り位置」ボタンをクリック

「次へ」ボタンをクリック

「次へ」ボタンをクリック

「完了」ボタンをクリック

「関数」にも同じ作業をすれば「数式・関数」を一気に修正することが出来ます

作業自体は簡単ですね

今回の機能を簡単に解説すると「区切り位置」はカンマなどで区切られた文字列(CSVなど)のデータを区切り記号(カンマなど)ごとにセルへ分割して入力してくれる機能です

つまり、今回は区切り記号が無いので分割はしませんが、セルに入力されていた数式や関数を一度読み込んで再度セルに入力してくれたという訳です

これもコピペの時と同じで自動的にもう一度、数式や関数を入力し直してくれたということですね

こんな風にExcelの機能を上手に活かすことで簡単に書式設定を修正することができるので困った時は活用してみましょう

繰り返しになりますが、たくさんのセルの書式設定を一気に修正するにはコピペを工夫するか区切り位置機能を使うとサクッと解決出来ます

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