![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/uploads/2022/07/image-115-6.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
今回の記事では
グラフの書式設定をコピペするにはどうしたら良いの?
書式のコピーと貼り付け機能を使ってみたけど上手くいかないのはどうして
他のシートにも同じ書式のグラフを作りたいけど手動で設定し直すしか方法は無いの?
なるべく簡単に設定する方法があるなら教えてほしい
こういった疑問に答えます
✔グラフの書式を効率的にコピペする方法のテーマ
①グラフの書式をコピペするには書式を指定して貼り付けるのが正解です
②他のシートに同じ書式のグラフを作るには元のグラフをコピペすればOK
この記事を書いているのはOfficeを約20年間活用しながら
ITを活用したエステの経営マネジメントしている私の経験を基に
「グラフの書式を効率的にコピペする方法のテーマ」に関して実体験に基づいて解説しています
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目次を使って読みたい項目へ
グラフの書式をコピペするには書式を指定して貼り付けるのが正解です
グラフの書式をコピペしたい時はコピーしたあとに書式を選んで貼り付けるのが正解です
なぜなら、その方法でしか上手く書式のコピペが出来ないからです
グラフは情報を目で見てわかる形に出来るので実務でもすごく役立ちます
ただ、グラフの設定は色々出来るので機能が多すぎるのが弱点です
また、色々な要素が集まっているので見た目を作り込んでいると同じデザインのグラフを作りたい時にすごく困ることがあります
そんな困った時に役立つのが、今回解説する「同じ書式を他のグラフにも反映する方法」です
色々と設定したグラフのデザインを手動で揃えるのは大変ですよね
今回のやり方は、分かってしまえばすごく簡単なので心配いらないですよ
それでは、まず同じ書式を設定した完成版のイメージから見ていきましょう
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/uploads/2022/07/image-115.png?resize=512%2C248&ssl=1)
こんな風に元のグラフをコピーしたように簡単に書式をコピー出来ます
特に右端の棒グラフの色を塗っているのでオリジナルの設定だということが分かってもらえるかと思います
では、実際のやり方を見ていきましょう
やり方は、本当に簡単ですよ
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/uploads/2022/07/image-118.png?resize=512%2C247&ssl=1)
左がコピー元になるグラフです
右側が標準の書式に戻したグラフです
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/uploads/2022/07/image-119.jpg?resize=512%2C249&ssl=1)
まず、左側のグラフを選択してコピーします
コピーの方法は「Ctrlキー+Cキー」のショートカットキーでOKです
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/uploads/2022/07/image-119-1.jpg?resize=512%2C340&ssl=1)
貼り付け先の右側のグラフを選択
「ホーム」タブの「クリップボード」グループにある「貼り付け」ボタン下の「▼」ボタンをクリック
「形式を選択して貼り付け」をクリック
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/uploads/2022/07/image-119.png?resize=382%2C361&ssl=1)
「形式を選択して貼り付け」の「ダイアログボックス」が表示されるので
「書式」のラジオボタンをクリック
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/uploads/2022/07/image-120.png?resize=388%2C371&ssl=1)
「OK」ボタンをクリック
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/uploads/2022/07/image-121.jpg?resize=512%2C245&ssl=1)
その結果ちゃんと書式を貼り付けることが出来ました
たったこれだけで、簡単にグラフの書式はコピペできるので覚えておいて損なしです
ただ、この機能気をつけた方がいい場合があります
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/uploads/2022/07/image-121-1.jpg?resize=512%2C246&ssl=1)
こんな風にコピペ元とコピペ先のグラフが違う場合に書式のコピーをしてみましょう
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/uploads/2022/07/image-121-2.jpg?resize=512%2C245&ssl=1)
その結果、書式と一緒にグラフの種類も修正されてしまうので注意しましょう
グラフの書式用テンプレートとして保存
もし、グラフのデザインをいつも使うならテンプレートとしてデザインを保存しておくことも出来ます
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/uploads/2022/07/image-116.jpg?resize=512%2C378&ssl=1)
テンプレートとして保存したいグラフを選択
「右クリック」をしたショートカットメニューの一覧から「テンプレートとして保存」をクリック
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/uploads/2022/07/image-116.png?resize=512%2C399&ssl=1)
「グラフテンプレートの保存」ダイアログが表示されるので、「分かりやすいファイル名」をつけて「保存」ボタンをクリック
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/uploads/2022/07/image-117.jpg?resize=512%2C471&ssl=1)
実際に新しい縦棒グラフを作ってみましょう
「挿入」タブの「縦棒グラフボタン」を押す
表示されたメニューの一番下にある「その他の縦棒グラフ」をクリック
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/uploads/2022/07/image-117.png?resize=498%2C464&ssl=1)
「グラフの挿入」ダイアログが表示されるので「テンプレート」をクリック
保存したデザインを選択した上で「OK」ボタンをクリック
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/uploads/2022/07/image-118.jpg?resize=512%2C338&ssl=1)
細かい設定までは保存されないので、系列の色などを設定すれば簡単に再現できます
こんな風にグラフの書式設定は効率的に設定しましょう
繰返しになりますが、グラフの書式をコピペしたい時はコピーしたあとに書式を選んで貼り付けるのが正解です
他のシートに同じ書式のグラフを作るには元のグラフをコピペすればOK
他のシートに同じ書式のグラフを作りたい時は元のグラフをコピペすれば簡単に作れます
なぜなら、同じグラフを使ってデータの参照先だけ変更すれば、少ない手間で同じデザインのグラフを作れるからです
まずは、他のシートに元のグラフを流用した結果から見ていきましょう
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/uploads/2022/07/image-118-1.jpg?resize=512%2C330&ssl=1)
こんな具合に上半期のグラフをそのまま使って下半期のグラフを作ると最低限の手間で同じ書式のグラフを作ることが出来ます
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/uploads/2022/07/image-118-2.jpg?resize=512%2C326&ssl=1)
まず、元になるグラフをコピーします(上半期のシート)
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/uploads/2022/07/image-118-3.jpg?resize=512%2C330&ssl=1)
下半期のシートにそのまま貼り付けます(下半期のシート)
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/uploads/2022/07/image-118-4.jpg?resize=512%2C371&ssl=1)
「グラフのデザイン」タブの「データ」グループにある「データの選択」ボタンをクリック
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/uploads/2022/07/image-118-5.jpg?resize=512%2C298&ssl=1)
「データソースの選択」ダイアログが表示されるので「グラフのデータ範囲」の参照ボタンをクリック
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/uploads/2022/07/image-118-6.jpg?resize=728%2C315&ssl=1)
データのソース選択ダイアログが表示されるので、「下半期のグラフ範囲」を選択して「データの参照ボタン」をクリック
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/uploads/2022/07/image-118-7.jpg?resize=512%2C300&ssl=1)
「データの選択」ダイアログに戻るので「OK」ボタンをクリック
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/uploads/2022/07/image-118-8.jpg?resize=512%2C337&ssl=1)
データの修正がされるのでタイトルを修正すれば完成です
シートをまたいでデータの参照範囲を変更するため難しいように感じますが、実際の操作は慣れてしまえば簡単なので是非チャレンジしてみましょう
繰返しになりますが、他のシートに同じ書式のグラフを作りたい時は元のグラフをコピペすれば簡単に作れます
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