最近は、春が近くまでやってきていますね。
すっかり、温かい日が多くなっています。桜が咲く季節です。
暖かい日に見に行く花見は最高ですね、ぽかぽか陽気は昼寝日和ですね。
今日は、《ユーザー・インターフェースとユーザビリティ》に関するお話です。
《ユーザインターフェースとは》
「ユーザーは利用者」・「インターフェースは接点」という意味です。
簡単に言うと「リンク・ボタン・メニュー・アイコン」など画面を構成している全てのモノを言います。
《ユーザビリティとは》
ユーザーが使う「ソフトや製品の使い勝手」のことを言います。
今回は、「ユーザー・インターフェースとユーザアビリティ」をまとめてユーザー・インターフェースという言葉にまとめて紹介しますね。
理由は、ユーザーインターフェースもユーザビリティも結局は、使いやすさを追求するためにセットで意識してもらいたいからです。
使う側の人のことを考えて書類などを作ることは、すごく大切ですよね。
仕事では特に大切です。
実例を交えながら、ユーザー・インターフェースの大切さについて知っていきましょう。
尚、ユーザー・インターフェースでは、長いのので以降は『UI』と表現しますね。
目次を使って読みたい項目へ
UIを気にしない人は仕事ができない人?
UIを気にしないで仕事をしている人って意外と多いんです。
技術的にまだソフトを使いこなせていない人は別として、Officeはちゃんと使えます。
とか、今まで仕事で色々な書類を作ってきた経験のある人でも意外と意識出来ていない人が沢山います。
UIの本質は、【利用者の使い勝手を考える】ということです。
こんな例を見てUIを意識できているか?考えてみましょう
一回説明は受けたんですけど、この書類Excelで作ってあるのでは良いんですけど、いまいち使いにくいんですよね。
俺も最初は戸惑ったの覚えてる。
シンプルなのは良いんだけど、どこに何をしたらどうなるのか分かりにくいから、覚えにくいよね。
なんか、分かりにくいんですよね。
何かあったのかい?
ツルトロさんじゃないですか。
全然、面白い話なんかしてないですよ。
逆に困ってます。
楽しいって方じゃなくて興味深いっていう意味で面白そうな話だなって思ったんだ。
でもね、この問題は、UIを意識していないから起こるよくありがちな問題なんだ。
確かIT用語では、パソコンを使うための操作方法やキーボードで文字を入力する操作なんかも含まれる意味が広い用語ですよね。
でも、今回は「利用者の使い勝手を考える」という観点でのUIの話なんだ。
このファイルはUIを考えないで作られてるってことですよね。
ずっと言い続けていることなんだけど、書類1つを作るときにも使う人のことを考えて作らないと、結局使いづらいものが出来上がってしまうんだ。
全部の機能を把握することは出来なくても、使いやすさを意識して作られてるものって、後からでもコレ使いやすいなって分かりますよね。
例えばスマートフォンやタブレットも使いやすいですよね。
今じゃ手放せなくなってきてるし、昔の携帯電話にはもう戻れないくらい便利だなって思うもん。
だから、UIを意識して作られた書類やアプリケーションは使い続けられるんだ。
じゃあ、これからUIの大切さを二人には知ってもらおう
失礼な話ですが、UIを意識していない人は、仕事ができない人かもしれません。
なぜなら、自分が使えれば他の人が使えなくても別に構わないと思っている可能性があるからです。
もしくは、そんな事は特に気にも掛けていないというパターンかもしれません。
でも、考えてみて下さい。
仕事ってあなた一人でやっていますか?
個人事業主などで1人で仕事をすることが多かったとしても、1人だけでは仕事は出来ません。
お客さんや他の人との関わりは、少なからずあるからです。
仕事が出来ないとは、《能力の問題ではなく他の人のことを考えないで仕事をする》ということです。
他の人のことを考えないで仕事をするということは、お客さんのことも考えることが出来なかったり、ブログであれば読んでくれる人のことを考えないで自分が書きたいことをただ書くだけのプライベートな日記を書くのと変わらなくなってしまいます。
それでは、せっかく仕事をしていても意味がないですよね。
コレは、書類作りでも同じことが言えるんです。
そこで大切なのがUIです。
まず、この資料を見比べて下さい。
どうでしょうか?UIとは、こんな感じです。
ちょっとした工夫で使いやすさを改善しています。
新・級の書類は見比べても、別に大した変更は無いように思えますよね。
「メニュー用のシートを増やしてリンク張っただけでしょ?」とツッコまれそうですが
そうなんです。その通りです。
でも、意外なことにこの新しい日報は評判が良いんですよ。
それはどうしてでしょう?
答えは、「面倒だと思うことを解消したからです。」
ただ、改良する時に重要なのは、最初のデザインは基本的に保つことです。
なぜなら、大幅にデザインを変えると最初から操作方法などを覚え直すのに時間が掛かるからです。
もし、デザインも変更する必要がある場合は、今よりもシンプルで使いやすくするのがベストですね。
これを作った時の感想は、「使いやすくなった」・「現金の管理が楽になった」という声をもらいました。
でも、あくまでエクセルの基本的な機能だけで作っているので、特別なことはしていないんですよ。
ちょっとしたことでも、使う人のことを考えて作ること。
それだけの事なので、今日から意識して書類を作ってみて下さいね。
エクセルでUIを意識して書類を作るときのコツ
UIの重要性について少しは、伝わったかな?
エクセルでUIを意識して作るっていう発想は無かったです。
表やグラフを作ることは慣れていても、アプリのようにできるのは知らなかった。
Excelに不慣れな人にも、このボタンを押せば必要なページが表示されるよって説明で済みますよね。
「ブック」とか「シート」とか言っても分からない人もいるし、
たくさんシートがあったりすると余計分かりにくくなるよね。
このボタンを押したらこうなるよ。て言ってもらった方が確かに分かりやすい。
それにメニュー画面を用意するのは結構難しそうですし
でも、ちょっとしたことを知っていれば意外と簡単だから、
次はメニュー画面やボタンの作り方を見てみよう
では、ココからメニューの作り方を見てみましょう。
Step1 ボタンの挿入をしよう
ボタンにする「図形」を挿入します。
挿入する図形は、ボタンに見えるものであれば、どれでもOKです。
Step2 ボタンの装飾をしよう
図形だけではボタンに見えないので、ボタンに見える様に設定しましょう。
Step3 ボタンを押した時の動作設定をしよう
ボタンとして実際に動かすには、図形に各シートへのリンクを設定をします。
Step4 ボタンのリンク先を設定しよう
リンクの設定は、「このドキュメント内」を選択することがポイントです。
Step5 メニューシートの設定をしよう
メニューシートの各設定をしましょう。
この設定をすると「シート」という感じが無くなり、メニューページっぽくなります。
※作業前に各設定で非表示にする場所を把握しておこう
Step6 これで基本的なメニューは完成!!
実際にボタンをクリックしてみて、メニューと各ページを切り替えられることが出来たら完成です。
思っていたよりも全然簡単で、ちょっとの工夫なのに結構違うんだってことが分かりました。
女性や子供向けにも配色次第で、ビジネス用からプライベート用まで基本機能で作れそうな感じですね。
Excelは、工夫と知識次第でゲームも作れてしまうから、利用範囲が広いんだ。
ビジネス用だけではなくてプライベートでも使えるから意外と重宝するんだよ。
遊び心もあると良いですね。
ゲームも使いやすさという意味ではよく考えられているからヒントになるかも知れないですね。
私は、ゲームとかあまりやらないけど、可愛いメニューとかだったらテンション上がるかも
今日の話の最後にそういった商品と企業を紹介しよう。
UIを意識している商品と企業ってどこ?
企業名 | フェンリル | |
無料ブラウザー | スレイプニール | |
無料フリーファイラー | フェンリルFS2 | |
企業名 | パイオニア | |
カーナビ | Pioneerのカーナビ | |
企業名 | アップル | |
パソコン | iMAC | |
スマホ | iPhone | |
タブレット | iPad | |
企業名 | 任天堂 | |
ゲーム機本体 | 任天堂Switch |
今回は、有名な会社さんが多いですが、特にアップルさんの「UI」は、トップクラスです。
特に有名なiPhoneやMacといった商品は、新しい時代を築いています。
今や当たり前になったスマホは「iPhone」が起源になっていますよね。
みんなが使いやすいとか、便利だと思ったから爆発的な人気になって今や当たり前になっています。
UIを意識して極めて行くと、世界中に大ヒットするような商品も作れる=多くの人に使いやすいと思って使ってもらえるようになります。
商品販売をする訳では無いにしろ『良いものを作ろうと思ったら、UIをきちんと意識』しましょう。
どの企業さんも、素晴らしいところばかりなので参考にしてみることがとても重要ですよ。
まとめ
「UI」あまり聞き慣れないことばだけど伝わったかな?
やっぱり、使う人や読んでくれる人のことを考えて書類を作ることって大切ですね。
「情けは人の為ならず」っていう言葉もあるけど、相手の立ち場に立って良いことしたり相手に分かりやすいように伝える癖をつけることで、
自分にも良いことがきっと巡ってくるから、意識して作ってみよう。
意識を少し変えるだけでも実現出来るってことが分かって勉強になりました。
2人ともこれからも「UI」を意識して素敵なものを作ってみよう。
では、さらばだ!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が、少しでもお役に立てたら幸いです。
ご意見もいただけると励みになります。 それではまた、お会いしましょう。
Next Time!!
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