今回の記事では
Excelで時間を表示させようとしたけど上手くいかない
どうしたら目的に合った方法で時間を表示できるのか教えて欲しい
時間を計算すると24時間を超えた場合の表示方法がおかしい
24時間を超えた場合の時間を表示するにはどうしたら良いのか分からない
こういった疑問に答えます
✔正しい時間を表示する方法のテーマ
①時間を目的に合わせて表示させるには正しい表示形式を設定するのが正解です
②24時間以上の時間を表示させるためには「[h]:mm」に設定するのが最適解です
この記事を書いているのはOfficeを約20年間活用しながら
ITを活用したエステの経営マネジメントしている私の経験を基に
「正しい時間を表示する方法のテーマ」に関して実体験に基づいて解説しています
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時間を目的に合わせて表示させるには正しい表示形式を設定するのが正解です
時間を目的に合った方法で表示させるには表示形式を正しく設定するのが正解です
なぜなら、時間の表示は表示設定によって正しく表示できるかどうかが決まるからです
それでは、時間の表示方法の基本に関して解説していきます
今回はこんな感じの表をベースに解説します
まず、時間の入力の基本は「9:00」は「9(時間数)」+「:(コロン)」+「00(分数)」の順番で入力します
基本は直接入力(半角英数モード)で入力します
「◯時△△分~◯時△△分」までの時間を計算したい場合は「終了時間ー開始時間」という計算式を設定することで所要時間の計算をすることが出来ます
また一日の時間を計算することも出来ます
これは関数を使って「午前~夜間」までの時間を足すだけです
ここまでが時間の基本です
Excelでは時刻をシリアル値という数字で管理しています
24時間を「1」として、例えば「9:00は0.375」と言った感じです
計算式で表すと「24÷24=1」なので「9÷24=0.375」となります
このシリアル値という数字を合計することで時間も計算できるという仕組みです
Excelで少し難しいなのがこの時間の計算や時間の表示方法です
まず、時間の表示方法について見てみましょう
日付の表示方法は「ユーザー定義」で設定する必要があります
但し、時間を入力すればExcelが自動的に設定してくれるので難しくはありません
確認方法は、「ホーム」タブの「数値」グループにある「数値の書式」リストから「ユーザー定義」をクリック
「h:mm」の設定をすることで時間として表示でいていると言う訳です
上手く時間が表示出来ない時は、一度表示設定が正しいかチェックしてみましょう
時間の表示設定の意味
時間の表示方法はいくつもパターンがあります
まずは、基本的な意味について確認しましょう
時間の表示方法の基本は「h:mm:ss」です
「h=Hour(時)」「m=Minutes(分)」「s=Second(秒)」という意味です
多くの場合時間を表現するには「◯:◯◯」と表現するので「h:mm」と設定すればOKです
その他、日本語で表現したい時は「h”時”mm”分”」などを選ぶことで表現出来ます
書式設定のユーザー設定に用意されているので基本はこれらの設定をしてあげれば問題ないですね
基本が分かってしまえば簡単なので時間の表示がおかしいと思ったら、表示形式を見直してみましょう
繰り返しになりますが、時間を目的に合った方法で表示させるには表示形式を正しく設定するのが正解です
24時間以上の時間を表示させるためには「[h]:mm」に設定するのが最適解です
24時間以上の時間を表示させるためには「[h]:mm」という設定をすることで表示出来ます
なぜなら、Excelでは自動的に24時間を過ぎた表示は設定してくれないので自分で設定し直してあげる必要があるからです
それでは実際に24時間以上になるケースを見てみましょう
こんな風に3日間の総時間数を計算した場合、時間数がおかしな表示になっています
実は普通の時間の表示設定の場合、24時間を「1」として扱う影響でこんな風におかしな表示方法になってしまいます
では、24時間を超えた時の設定方法を見ていきましょう
設定方法はすごく簡単なのでサクッと設定出来ちゃいます
表示形式の「その他の表示形式」をクリック
「[h]:mm:ss」があるのでクリック
「[h]:mm」に修正して「OK」ボタンをクリック
その結果、24時間を超える時間でもちゃんと表示してくれました
こんな風にちょっと設定を変更してあげるだけで正しく表示できるので時間の表示で困ったら、表示形式を見直すようにしてみましょう
繰り返しになりますが、24時間以上の時間を表示させるためには「[h]:mm」という設定をすることで表示出来ます
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