
今回の記事では
Wordで差し込み印刷機能を使ってラベルを作ろうとしたら枠線が表示されないのはどうして?
枠線を表示したり、枠線を活かす方法が何かあればなるべくわかりやすく教えて欲しい
ラベル機能を応用して名刺を作ったりデザインしたりする方法があるって聞いたけどそんな事できるの?
そんなやり方があるなら難しくない方法で教えてもらいたいけど教えてもらえるの?
こういった疑問に答えます
ラベル印刷の時に罫線を表示する方法とその活用方法のテーマ
①ラベル印刷の基本は表の扱いと一緒なので枠線の再表示はグリッド線の表示をするのが正解です
②ラベル印刷の設定を応用してアイコンなどの画像を挿入した名刺を作ることは簡単に出来ます
この記事を書いているのはOfficeを約20年間活用しながら
ITを活用したエステの経営マネジメントしている私の経験を基に
「ラベル印刷の時に罫線を表示する方法とその活用方法のテーマ」に関して実体験に基づいて解説しています
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ラベル印刷の基本は表の扱いと一緒なので枠線の再表示はグリッド線の表示をするのが正解です
ラベル印刷の基本は表を扱う時と一緒なので、罫線の再表示はグリッド線の設定で簡単に表示することが出来ます
なぜなら、表の罫線が表示されていない時と同じ方法でラベルの罫線も表示出来る仕組みになっているからです
Wordの差し込み印刷を使ってラベルや名刺を作ろうとすると罫線が表示されていないことがあります
この原因は表の「罫線の表示機能」がOFFになっていることです
ただ、差し込み印刷は特別な設定がされている専用の機能だと思っていると、どうしたら良いか分からなくなっちゃいます
実は、ラベル機能というのはWordの表を元に作られているので表の設定で出来ることはラベル印刷でも設定出来ちゃいます
今回は、そんなラベルと表の関係と活用方法について解説していきます

こんな風にラベルの設定をした時に罫線が表示されないことがあります

ただ、簡単な操作でこんな風に罫線を表示した上でデザインとして設定することも出来ます
今回はこんな罫線を表示する方法と具体的な活用方法について解説します

差し込み印刷でラベルを作った時にラベルの罫線が表示されない時は、どうしても「差し込み文書」タブの中からその機能を見つけたくなりますよね
でも、この中にはいくら探しても罫線の表示に関する設定は見つかりません
なぜなら、ラベルの罫線に関する設定は表に関する設定と同じだからです
つまり、ラベルは表を使って作られているという訳です

罫線を表示させるためには「ラベルの中」をクリックした状態で
「レイアウト」タブをクリック

「グリッド線の表示」ボタンをクリック

その結果、グリッド線が表示されます
こんな風にラベルは表を使って作られているんだということが分かれば簡単ですね
罫線が表示出来たのでこの罫線を利用して名刺のデザインをしてみましょう
表の機能を上手く使ったデザインの方法なので簡単に設定出来ますよ

表全体に対して設定をしたいので左上の表選択ボタンをクリック

全て選択されたら準備完了です

「テーブルデザイン」タブをクリック
「飾り枠」グループの「罫線」の「▼」ボタンをクリック

一覧の中から「罫線とページ罫線と網掛けの設定」をクリック

「罫線とページ罫線と網掛け設定」ダイアログが表示されます
「罫線なし」ボタンをクリック
罫線の設定を全て無効にします

「指定」ボタンをクリック

「種類」の中からデザイン向きの罫線を選択
デザインは何でもOKです

色のリストボックスから「緑」をクリック

線の太さから「6pt」を選択

「一番左の罫線の設定」ボタンをクリック

続けて「中央の罫線の設定」ボタンをクリック

「OK」ボタンをクリック

これでラベルの左側に罫線を使ったデザインを設定することが出来ました
こんな風にラベルの罫線は表の設定と同じなので上手く活用するとデザインとして活用出来ます
ちょっとした工夫でデザインができるので試してみると結構楽しいですよ
繰り返しになりますが、ラベル印刷の基本は表を扱う時と一緒なので、罫線の再表示はグリッド線の設定で簡単に表示することが出来ます
ラベル印刷の設定を応用してアイコンなどの画像を挿入した名刺を作ることは簡単に出来ます
ラベル印刷の設定をちょっと応用してあげるとアイコンなどの画像を全てのラベルに簡単に設定することが出来ます
なぜなら、差し込み印刷機能にある「複数ラベルに反映」ボタンを押すと自動で他のラベルに画像を設置してくれるからです
最後にラベル印刷機能を活用した名刺のデザインの反映方法について解説します
ただし、作業自体はすごく簡単なのでサクッとできちゃいますよ

ラベルの「左上端のセル」をクリックしておきます
「挿入」タブをクリック

「画像」ボタンをクリック

一覧から「このデバイス…」をクリック

図の挿入ダイアログが開くので「挿入したい画像」をクリック
「挿入」ボタンをクリック

画像が挿入されるので「図の形式」タブの「配置」グループにある「文字列の折り返し」ボタンをクリック

一覧から「前面」をクリック

適当な大きさに調整して配置をします

その状態で「差し込み文書」タブをクリック
「文章入力とフィールドの挿入」グループにある「複数ラベルに反映」ボタンをクリック

これで全てのラベルに図形や配置がコピーされます
こんな風に差し込み印刷機能を活用すればデザインも含めて自動でコピーしてくれるのですごく便利です
この機能も面白いのでぜひ活用してみましょう
繰り返しになりますが、ラベル印刷の設定をちょっと応用してあげるとアイコンなどの画像を全てのラベルに簡単に設定することが出来ます
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