今回の記事では
表示しているセルだけ合計するにはどうしたら良いの?
計算したくない行は非表示にしてるんだけど、計算結果が変わらない場合にどうしたら良いか分からない
見えているセルの内容を関数などを使わないで計算する方法ってある?
なるべく簡単な方法でサクッと計算してくれたらすごく助かるんだけど
こういった疑問に答えます
✔見えているセルの内容だけ計算する方法のテーマ
①見えているセルだけ合計するならSUBTOTAL関数を使うのが最適解です
②テーブルとして書式設定すれば関数を使わなくても簡単に計算出来ます
この記事を書いているのはOfficeを約20年間活用しながら
ITを活用したエステの経営マネジメントしている私の経験を基に
「見えているセルの内容だけ計算する方法のテーマ」に関して実体験に基づいて解説しています
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目次を使って読みたい項目へ
見えているセルだけ合計するならSUBTOTAL関数を使うのが最適解です
見えているセルの値を合計するならSUBTOTAL関数を使うのが最適解です
なぜなら、SUBTOTAL関数は見えているセルを対象にして合計してくれる関数だからです
Excelで書類づくりをしていると表示しているセルの内容だけ合計したい時があります
そこで思いつくのがSUM関数を使って合計したくない項目の行を非表示にするという手段です
これなら見えない部分は無視して合計額を計算してくれそうですよね
では、実際にSUM関数を使って計算してみましょう
今回はこんな感じの表を用意しました
合計額を計算するために「D12のセル」にSUM関数を設定しています
では、5行目~8行目を非表示にしてみましょう
手順は5行目~8行目を行選択したまま、行の上で右クリック
ショートカットメニューから「非表示」を選んでクリック
行は非表示になりましたが、合計金額は全く変わらないですね
つまり、SUM関数では表示しているセルだけ合計することは出来ないという訳です
では、SUBTOTAL関数を使って同じように設定してみましょう
「D12のセル」に「=SUBTOTAL(9,D2:D11)」と入力します
SUBTOTAL関数の基本的な使い方は「=SUBTOTAL(集計方法,参照)」です
集計方法とは計算方法のことで「9は合計」つまり「SUM関数」で計算するのと同じ意味になります
次に集計したい範囲の「D2:D11」を設定すればOKです
すごく簡単ですよね
ちなみにSUBTOTAL関数は、色々な計算をしてくれるので必要に応じて対応する番号を設定して使います
今回はSUM関数を使って合計を出したかったので「9」を設定したという訳です
これでちゃんと合計額が表示されていますね
ここでカテゴリーのテントの項目行を非表示にします
でも合計額は変わっていません
実はSUBTOTAL関数は、非表示にした行に関しては普通のSUM関数と同じ結果しか表示してくれません
では、どうしたら表示されているセルの数値だけ合計出来るのでしょうか?
答えはフィルター機能で絞り込むことです
表の適当な場所をクリックします
「データ」タブの「並べ替えとフィルター」グループにある「フィルター」ボタンをクリック
フィルターで「テント」の項目だけにチェックを入れて「OK」ボタンをクリック
その結果、非表示になった行を含めないで合計金額を計算してくれます
こんな風に「フィルターでの絞り込み+SUBTOTAL関数」の組み合わせなら、表示されているセルの合計を簡単に計算出来ます
繰り返しになりますが、見えているセルの値を合計するならSUBTOTAL関数を使うのが最適解です
テーブルとして書式設定すれば関数を使わなくても簡単に計算出来ます
主張:見えているセルの合計金額を計算するにはテーブルとして書式設定を活用することで簡単に合計を求めることが出来ます
なぜなら、テーブルとして書式設定はテーブル(表)に書式・計算・フィルターなど表にあったら便利だなという機能を詰め合わせにした機能だからです
それでは具体的な設定方法を見ていきましょう
作業自体はすごく簡単なのでビックリするくらい簡単に設定出来ちゃいます
まずは、何も設定していない表を用意します
カテゴリーなどの適当なセルをクリック
「ホーム」タブにある「テーブルとして書式設定」をクリック
適当なデザインのものをクリック
「テーブルの作成」ダイアログが表示されるので「OK」ボタンをクリック
テーブルの設定ができたら「テーブルデザイン」タブが表示されるのでクリック
「テーブルスタイルのオプション」グループの「集計行」をクリック
「集計行」が表示されるので「リスト」をクリックして「合計」をクリック
「カテゴリー」フィルターをクリックして「テント」をクリック
「OK」ボタンをクリック
これだけで集計額に表示されているセルの合計が簡単に表示されます
こんな風に目的に応じて関数やテーブルとして書式設定を使い分けましょう
繰り返しになりますが、見えているセルの合計金額を計算するにはテーブルとして書式設定を活用することで簡単に合計を求めることが出来ます
オススメのExcel解説書 5選
表示形式の設定は基本になるのでを本で学ぶのもオススメです
ちゃんと理解できれば時短にもなるので余裕がある時に読んでみましょう
本はいつでも見ることができ知識の宝庫なので読んで損なしです
スキマ時間などを活用して本で独学や教わったことを復習するなど活用の幅はたくさんあります
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