目次のページ数と本編のページ数のズレは設定修正で解決［ページ数の表示修正はフッター設定］

今回の記事では

Wordで作った目次のページ数と実際のページ数がずれてしまうのはどうして？

特に「表紙と目次」をページから外そうとするとずれるみたいだけどそんな時はどうしたら良いの？

Wordの目次の番号とページ番号がちゃんと合っているか確認したいけど、番号が表示されているページとされていないページがあるのはどうして？

目次とページ数がちゃんと合っていないと困るんだけどちゃんとページ数を合わせられる設定が知りたい

こういった疑問に答えます

✔目次のページ数と実際のページ数が合わない時の対処法のテーマ

①Wordの目次のページ数がずれる時は表紙と本編のページ設定を修正すれば解決出来ます

②目次にページ数が載っていて本編に表示されていない場合はフッターの設定が原因です

この記事を書いているのはOfficeを約20年間活用しながら

ITを活用したエステの経営マネジメントしている私の経験を基に

目次のページ数と実際のページ数が合わない時の対処法に関して実体験に基づいて解説しています

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Wordの目次のページ数がずれる時は表紙と本編のページ設定を修正すれば解決出来ます

Wordの目次のページ数と本編のページ数に違いが出たら、表紙のページ設定を修正すれば解決することが出来ます

なぜなら、Wordのページ設定と目次の自動作成機能は連動している仕組みなのでページの番号設定が鍵になるからです

Wordの目次機能は設定した見出しを元に自動で目次を作ってくれるとても素晴らしい機能です

ただ、目次に表示されるページ番号と実際のページ数にズレが出来てしまうと、どうやって修正したらいいのか分からないという問題があります

今回は、そんな目次のページ数と本編のページ数を上手く調整する方法について解説していきます

今回は、こんな風に「タイトル＋目次ページ」を表紙にします

次のページから「1ページ目」として表紙にはページ番号は表示させません

2枚目が1ページ目になるのでこんな風に「見ているページ数／総ページ数」という表示にしていきます

この設定を前後編で解説していくので順番にページ表示の問題の解決方法と設定の仕組みについて理解していきましょう

目次のページ数は見出しが設定されたページ数で表示される

目次のページ数は「見出しが設定されているページ数」を自動的に反映してくれます

また、見出しが設定されているページ数を確認したり調整したりするには、フッターやヘッダーの調整をすることで実現出来ます

目次機能の初期設定のままだと本文が始まる2ページ目が最初のページ数になっています

まず、この問題を解決するために「フッターにページ番号を表示」してみましょう

「挿入」タブの「フッターとヘッダー」グループにある「ページ番号」ボタンをクリック

一覧から「ページ番号の下部」を選択し、「文字の番号2」をクリック

その結果、表紙ページには「1／5」と表示されたので「5ページ分の１ページ目」が表紙に設定されていることが分かりますね

次のページは「2／5」なのでNo1の見出しが設定されているページは「2ページ目」ということになります

その結果、目次ページの番号は2ページ目から始まっています

これが基本になるのでまずは「目次のページと実際のページ数の関係」について理解しておきましょう

「先頭ページのみ別指定」オプションはページ数を狂わせる原因にも

基本が理解できたところで次は「表紙のページ」だけページ数の調整をしてみましょう

今回は表紙のページ数を表示しないようにします

まず「ヘッダーとフッター」タブの「オプション」グループにある「先頭ページのみ別指定」のチェックボックスをクリック

このオプションは先頭ページ(表紙ページ)を他とは別の設定をするよという意味です

続いて「ページ番号」ボタンをクリック

一覧の中から「ページ番号の書式設定」ボタンをクリック

「ページ番号の書式」ダイアログが開くので「開始番号」をスピンボタンで「0」に設定します

開始番号が「0」になったら「OK」ボタンをクリック

これでフッターの表紙の番号が「0／5」になります

これで「2ページ目がページ1」になります

表紙からはページ番号を消したいので「ページ番号」ボタンをクリック

一覧から「ページ番号の削除」ボタンをクリック

これで「表紙からページ番号」が消えました

この2つの設定をすることで「表紙だけページ番号」を削除することが出来ます

次の2ページ目はちゃんと「1／5」に自動的に修正されます

仕上げに目次のページ番号を修正するために「ヘッダーとフッターを閉じる」ボタンをクリック

目次をクリックして「目次の更新」ボタンをクリック

「ページ番号だけを更新する」をチェックを入れて「OK」ボタンをクリック

その結果、ちゃんとページ数が更新されました

基本はコレでOKです

ただ、「先頭ページのみ別指定」が原因で目次とページの番号が合わないというケースがあります

そのためもう一度フッターにページ番号を表示する方法も見ておきましょう

フッター部分をダブルクリック

「先頭ページのみ別指定」のチェックボタンをクリックしてチェックを外します

その結果、フッターが再表示されます

このオプションにチェックが入っていると最初のページ数が見えないので、トラブルの元になってしまうことがあります

もし、表示がおかしいと思ったらこの設定も見直してみましょう

繰り返しになりますが、Wordの目次のページ数と本編のページ数に違いが出たら、表紙のページ設定を修正すれば解決することが出来ます

目次にページ数が載っていて本編に表示されていない場合はフッターの設定が原因です

目次にページ数が載っていて本編にページ番号が表示されていない場合は、フッターの設定に原因があるので見直す必要があります

なぜなら、フッターの設定次第で表示される内容が簡単に切り替わってしまうからです

例えば「目次と実際のページ数の比較してチェック」をしたとしましょう

その結果フッターの表示が正しく表示されない時があります

ただ、対処方法は簡単なのでその方法を早速見ていきましょう

こんな風に１ページ目がOKでも2ページ目が表示されないことがあります

そんな時はフッターの設定を見直しましょう

「ヘッダーとフッター」タブの「オプション」グループにある「奇数／偶数ページ別指定」のチェックボックスがONになっているとこの表示になります

このオプションは文字通り「奇数ページと偶数ページ」のページ番号を別々に設定するという機能です

つまり、奇数ページの番号はそのまま表示、偶数は設定していないので空白を表示しているという訳です

そのため、オプション機能をOFFにしてあげたことで解決出来るということです

その結果、2ページ目はちゃんと「2／５」と表示されました

仕上げにヘッダーとフッターの表示画面を閉じても問題ないか確認しましょう

「ヘッダーとフッターを閉じる」ボタンをクリック

ページを並べてみるとちゃんと表示されていますね

これなら、目次で表示しているページ番号と実際のページ番号がちゃんと合っているか簡単に確認出来ます

こんな風にページ番号と目次機能が連動しているということをしっかりと把握して問題が起こりそうなポイントを押さえておきましょう

繰り返しになりますが、目次にページ数が載っていて本編に表示されていない場合は、フッターの設定に原因があるので見直す必要があります