※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含むものがありますのでご了承ください

これだけ知ってりゃ問題なし!! 意外と知らない拡張子(かくちょうし)はこれで分かる!!

今回は、拡張子 (かくちょうし) についてのお話です。

拡張子ってなんだか難しそうな言葉ですね。

でも実は、特に難しいものではないんですよ。

拡張子とは、簡単に言うと『ファイルの種類』のことです。

世の中にはたくさんのファイルがあって、何のソフトで作ったファイルなのか? を知ることができたり、どんな目的のファイルなのかを拡張子を見ただけで判断できたりするんです。

今回は、そんな拡張子の基本から危険性などについてお話しようと思います。

それでは本編へ行ってみよう!!

拡張子って何? ひと目で分かるファイルの種類

冒頭でも少し触れましたが、まずは拡張子とは何なのか改めて触れてみましょう。

拡張子とは、コンピュータのストレージ(外部記憶装置)に記録されたファイル名のうち、「.」(ドット/ピリオド)で区切られた右側の部分。「新しいテキスト ドキュメント.txt」というファイル名の拡張子は「txt」である。


拡張子はファイルの種類や形式を表すために利用者やソフトウェアによって付与されるもので、慣習的に1~4文字程度の半角英数字の組み合わせが用いられることが多い。現代のOSのほとんどでは文字数や文字種に制限はないが、MS-DOSが半角3文字までの制約があったため、後継のWindowsでも習慣的に3文字の拡張子が多い。

e-Words 様より引用

この説明の通りなんですが、要は【ファイル名+.txt】の「.」以降の文字のことを『拡張子』と言います。

ちなみにファイルとは、Excel・Word・テキスト・写真・イラストなどパソコンで作成したモノの総称です。

ざっくりとですが、ExcelファイルやWordファイル・文字だけのものはテキスト(ドキュメント)ファイル、写真やイラストは画像ファイルといったように呼び分けたりします。

さて、このファイルですが、もし拡張子が無かったらどうなると思いますか?

例えば、Wordで文章を作成してその内容が「時間割表」だったとしましょう。

ファイル名が「時間割表」と書いてあるだけなので、Wordなのか? Excelなのか? それとも、他のソフトなのか判断出来なくなってしまいます。

逆に「時間割表.docx」と書いてあれば、ひと目で「あ、Wordで作ったファイルね」って分かりますね。

こんな風に拡張子とは、「ドット(ピリオド)の後半の3文字以上のアルファベット(3文字以下もあります)」のことで、そのファイルが何のファイルかを判断するためのものです。

「ファイルの関連付け(かんれんづけ)」って何?

次に「ファイルの関連付け」について触れていきましょう。

ファイルの関連付けとは、一言で言うと『このファイルは、このソフトで開いてね』という設定のことです。

例えば、「本当にあったふざけた小説.docx」とか「昨日食べたものを覚えとくよリスト.xlsx」なんていうファイルがあったとします。

私ならこんな怪しいタイトルのファイルは開きませんが、拡張子を見てもらって分かる通り、WordとExcelのファイルだな。ということが分かりますよね。

実は、パソコンというのは、何のファイルをどのソフトで開くのか? ということは教えてもらわないと分からないんです。

この教えるという作業を「関連付け」と呼びます。

基本的には、パソコンを買ってきた時点でその作業は済んでいるので、各ファイルは特に意識することなくダブルクリックをすれば、ExcelやWordが開いてファイルの中身を表示してくれます。

ただ世の中には、この関連付けの作業をする必要がある場合があります。

例えば、「.lcx」「.ai」「.psd」「.html」「.csv」などのファイルです。

「.lcx」というファイルは私が愛用している「ラベル屋さん」というフリーソフトで作ったファイル の拡張子です。

その他にちょっと専門的なファイルが「.ai」「.psd」などで、どこかで見たことがあるのが「.html」「.csv」です。

「csvファイル」について知りたい時は文字化けするCSVファイルをExcelでちゃんと開く方法もお薦めです。

さてこれらのファイルは、普通は拡張子を判断してパソコンが勝手に開いてくれるんですが、ある日突然何のソフトで開いたら良いねん? ってパソコンが聞いてくることがあるるんですよ。

嘘だ~。って思うかもしれませんが、そうなった時の対策方法を知っておいて損はないので早速見ていきましょう。

関連付けが上手く出来ない時の対処法

今回は、例としてHTMLファイルをわざと「テキストエディタ(メモ帳)」で開くように関連付けしました。

「HTML」というのは、ホームページの作成に必要な基本のプログラミング言語です。(広い意味で)

ホームページを自分で管理されている方は、このHTMLという文章を色々と変更してホームページを自分で作ってるんですね。

HTMLを一部書き変えたりする時は、HTMLファイルをテキストエディタで開くようにするのが便利だったりするんですが、知らない人からすれば「なんじゃこりゃ?」 ってことになるんです。

要はこんな感じですね。

普通はこんな感じでブラウザー (ホームページを見るソフト) が起動してHTMLファイルを開くのでホームページが見えます。

今回は、「Hello World」という文字だけで分かりづらいですが、本来はブラウザーが起動してホームページを表示してくれるんですね。

ところが今回の場合は、こんな風になっていました。

背景が真っ暗ですが、Windows10のデスクトップにポツンと「test.html」というファイルがあります。

でも、なんだかアイコンがおかしいですよね。

ちょっと変わってますが、このアイコンは「TeraPad(テラパッド)」という私が愛用しているフリーソフトのテキストエディタに関連付けられています。

さて、コレを開くとどうなるでしょう?

こんな風にHTMLなんて分かるか~!! っていう人にしてみれば、ビックリする表示になっちゃいます。

HTMLの内容がテキストエディタによって文字だけの表示になってしまうんですね。

「いやいや、そんな特殊なケースに会うのはお前だけだよ!!」って思うかもしれませんが、本当にこういうことってあるんです。

もっと分かりやすい例でいうと、CSVファイルも普通はExcelが開いてくれますが、場合によってはテキストエディタが起動して開くなんてこともあります。

そんな時は、HTMLファイルは、自動的にブラウザーで開いてね。という設定をし直す必要がありますよね。

これが「関連付け」ですが、では実際のやり方を見ていきましょう。

今回は、HTMLファイルを右クリック「プログラムから開く(H)」をたどって「別のプログラムを選択(C)」をクリックしましょう。

このファイルに対応出来るソフトが一覧で表示されるので、今回は「Google Chrome」を選択しました。

「常にこのアプリを使って.htmlファイルを開く」にチェックを入れてOKボタンを押します。

そうすると、アイコンがGoogle Chromeに変わりましたよね。

これで次からは、「.html」という拡張子があるファイルは、Google Chromeが自動的に起動してホームページを開いてくれる設定に変更できました。

ファイルの関連付けは以上です。

関連付けがおかしくなって困ったら、設定し直してみましょう。

拡張子はどれだけあるの?

次に気になるのが、一体拡張子はどれだけあるのか? ということです。

拡張子は、世の中に存在してるソフトが取り決めているだけの数あるので、めっちゃいっぱいあります。

そこで代表的な拡張子をいくつか上げてみましょう

カテゴリ 拡張子 説明
Office .doc Word97~2003までの拡張子
.docx Word2007以降で使われている拡張子
.xls Word97~2003までの拡張子
.xlsx Excel2007以降で使われている拡張子
.ppt PowerPoint97~2003までの拡張子
.pptx PowerPoint2007以降で使われている拡張子
テキスト .txt 文字のみのファイルの拡張子
.csv カンマ区切りの文字の拡張子
.html HP用のファイルの拡張子
.css HPのデザイン用のファイルの拡張子
画像 .pdf PCやスマホで同じ様に見える画像の拡張子
.jpeg 写真用のファイルの拡張子
.gif イラストに向いているファイルの拡張子
.png 透明背景イラストに向いている拡張子
音声 .wav Windows標準の音楽ファイル用の拡張子
.mp3 一番普及している軽量音楽ファイル用の拡張子
圧縮 .zip 圧縮されたファイル用の拡張子
実行 .exe 半自動的に動き出すファイルの拡張子
イラスト
.ai Adobe社のIllustrator専用の拡張子
.psd Adobe社のPhotoshop専用の拡張子
 ラベル .lcx A-One社のラベル屋さん専用の拡張子

ちょっとあげただけでもこれだけの種類があります。

実は、世の中にはコレ以上にもっとたくさんの拡張子があるんです。

中でも「.ai」・「.psd」はプロがよく使うイラストレーターやフォトショップ専用だったり、ラベル屋さんのように企業が無料で配布しているフリーソフト専用だったりするものもあるということを覚えておくと後々便利ですよ。

拡張子の闇について知っておこう

実は拡張子には、闇の部分があります。

それは、実行形式のファイルです。

よくコンピューターウィルスの話題がニュースに出たりしますよね。

メールで怪しいURLが送られてきたり、添付ファイルを開いちゃダメですよという話はよく聞かれるんじゃないでしょうか。

例えばさっき紹介した拡張子に「.exe」というものが有りましたよね。

ちなみに読み方は「エグゼ」です。 なんかカッコイイですね。

この拡張子は、ファイルをダブルクリックすると半自動的にソフトウェアをインストールしてくれる便利なファイルなんですが、コレを悪用するとウィルスに早変わりします。

なので、怪しい実行ファイルがメールで送られてきたり、インターネット上にそんな怪しいファイルがあっても安易にダウンロードしてインストールしないようにしましょう。

例えば『絶対儲かる!! ブログの書き方大全.docx.exe』なんていうファイルがあったとしましょう。

こんなアホなネーミングのファイルは無いと思いますが、注目すべきは拡張子の書き方です。

『ファイル名+.docx.exe』これおかしいですよね。

よく見ると拡張子が二重です。

でも正体は、.exeで終わっているので、自動実行するウィルスソフトなんです。

その前の「.docx」はWordファイルに見せかけるためのファイル名です。

騙されちゃダメです。

慣れている人なら、パッと見でわかるんですが、あまりパソコンに詳しくない人は「あ!Wordファイルか だったら見てみよっかな~」なんて簡単に開いてしまうと、感染決定です。

本当の拡張子は、ファイル名の最後の文字なのでこんなファイルを見つけても絶対に開かないようにしましょうね。

まとめ

さて、いかかがでしたか?

「拡張子」について分かってもらえたでしょうか?

そこまで難しい話では無いんだなと思ってもらえたら、それで大丈夫です。

たまに拡張子を消してしまって何のファイルだか分からないよ。

という事件が発生したりすることがあるんですが、そんなときは慌てずに「.txt」という風に拡張子を直接入力してあげれば、対応するソフトが開いてくれるのでちゃんと見ることが出来ますよ。

知ってしまえば、なんてこと無い拡張子なんですが、知っていると知らないでは出来る対策が違ってきます。

甘く見ていると、ウィルス感染されてしまって会社のような組織で起こればもうパニックものです。

パソコンと上手に付き合っていきましょうね。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。

ツイッターなどでは、プライベートなこともたまにつぶやいたりしているので、聞いてみたいことなどあれば、気軽に聞いてくださいね。

それではまた次回、お会いしましょう!! ばい、ば~い

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です