今回の記事では
Excelを使っていてタスクバーにはアイコンが表示されているのにファイルが開けない
作業途中のファイルなのに保存しないで一度閉じるしか方法は無いの?
Excelが開けなくなってしまう他の原因も知っておきたい
色々なパターンと対策方法をまとめてくれたら困った時に本当に助かる
こういった疑問に答えます
✔Excelが上手く表示出来ない時の対処法のテーマ
①Excelがタスクバーに表示されていても開かない時は「整列機能」で一発解決
②Excelが表示されない時は複数のディスプレイなど意外なことに原因があります
この記事を書いているのはOfficeを約20年間活用しながら
ITを活用したエステの経営マネジメントしている私の経験を基に
「Excelが上手く表示出来ない時の対処法のテーマ」に関して実体験に基づいて解説しています
目次を使って読みたい項目へ
Excelがタスクバーに表示されていても開かない時は「整列機能」で一発解決
Excelがタスクバーに表示されていても開かない時はExcelの「整列機能」を使えば一発で解決出来ます
なぜなら、タスクバーにExcelが表示されているのにクリックしても開かないのはウィンドウが画面外に配置されてしまって見えない状態になっているからです
Excelがタスクバーに表示されているのにクリックしても開けない主な原因は、複数のウィンドウを開いている状態で1つ目のウィンドウが画面外に配置されていることに気づかないことにあります
こういったケースは、Excelにある程度なれてきている初心者から中級者の人に多いです
私も昔はウィンドウが行方不明になってパニックになったことが何度かあります
ではそんな時はどうしたら良いのでしょうか?
答えは簡単です
今、使えているExcelの整列機能を使えばキレイに並べて表示することが出来ます
では、具体的な方法について解説します
※今回の解説では「Office365+Windows10」の組み合わせで解説します
他の組み合わせでも考え方の基本は同じです
タスクバーを確認すると「Book1とBook2」の2つのExcelファイルが開かれている状態ですね
そこで「Book1」のファイルは一旦置いておいて「Book2」のファイルを編集したいと思います
「Book1」は邪魔なので適当な場所に動かしちゃいましょう
今回は画面下の方に「Book1」を引きずっていきます
ちょうどタスクバーに隠れる位置で手を離しましょう
この状態で「Book1」をクリックしても表示されません
なぜなら、「Book1」はタスクバーの後ろにあって、ほとんど画面の外に配置されてしまっているから
これ、いくらクリックしてもちゃんと表示されることはありません
今回は大げさに移動しましたが、こういうことは本当にあります
しかも途中まで作って続きの編集をしたい時にやっちゃうんです
じゃあ、どうしたら良いのでしょうか?
その答えが「整列機能」です
まずは、「Book2」の画面で「表示」タブにある「ウィンドウ」グループの「整列」ボタンをクリック
「ウィンドウの整列」ダイアログが開くので「並べて表示」のラジオボタンをクリック
「OK」ボタンをクリック
その結果「Book1」と「Book2」が横並びになって表示されました
これでウィンドウが画面外に移動して表示出来ないトラブルは解決出来ますね
タスクバー上で画面の最大化
今回のトラブルを解決するにはもう一つやり方があります
こっちの方がサクッと解決できる場合もあるので好きな方で解決してみましょう
やり方はめちゃくちゃ簡単です
さっきと同じように「Book1」を隠します
タスクバーのExcelのアイコンにマウスカーソルを合わせ
「Book1」の画像の上で右クリック
「最大化」をクリック
これだけで最大化されて表示されました
こんな風にタスクバーからも再表示させることは出来るので好きな方法でトラブルを解決しましょう
繰返しになりますが、Excelがタスクバーに表示されていても開かない時はExcelの「整列機能」を使えば一発で解決出来ます
Excelが表示されない時は複数のディスプレイなど意外なことに原因があります
今まで問題なく使えていたのにExcelが表示出来なくなった時は、複数のディスプレイを使っていたなど意外なところに原因があります
なぜなら、Excelなどのウィンドウの表示のトラブルは単純なところにあっても広い知識が無いと分からないことがあるからです
Excelが表示されない原因には画面外にウィンドウが移動して見えなくなてしまう以外に外付けのディスプレイに表示されているだけなどという意外な盲点もあります
外部のディスプレイで表示されていないですか?
外付けディスプレイを付けて2つの画面で作業することを「デュアルディスプレイ」といいます
デュアルディスプレイのメリットは画面が広くなって作業効率がグッと上がることです
この単純な方法でも作業していると、「あれ?なんでExcelが表示されないの?」となってしまいます
では、実際の画面を見て原因を知っておきましょう
こんな風に「Book1」はメインのディスプレイに表示されています
そして「Book2」は外付けのディスプレイに表示されています
ここで「Sheet2」を開こうとしてタスクバーから「Book2」をクリック
その結果、メインディスプレイの「Book1」のタイトルがグレーに変わるだけで切り替えられません
もちろん原因は「Book2」が外付けのディスプレイに表示されているからです
今は分かりやすい環境で解説してるので、まさかそんなことで表示されないとは思わないだろう
そう思うかもしれませんが、仕事でたくさんの資料を画面上に表示していたりすると混乱したり、デュアルディスプレイに慣れていないとExcelがおかしくなったと思い込むことがあるので気をつけて確認するようにしましょう
また、パソコンの不調などでデュアルディスプレイにしていなくても、勝手に認識してしまうこともあるそうです
私は体験したことが無いですが、そんな時はもう一度デュアルディスプレイにして外し直してみるのも一つの手です
ストレージの容量の限界までデータが入っていませんか?
Excelの表示に関するトラブルの原因のもう一つが内部ストレージがデータでいっぱいになっているというものです
「内部ストレージ」とはHDDやSSDなどの記憶装置のことです
この記憶装置の容量に限界までデータが入っていると、パソコン自体正常に動かなくなります
表示にも影響があるのでもちろんExcelの表示のトラブルの原因になります
そんな時はデータを削除するしかありません
もしくはパソコンのデータを他のストレージに移動するしか解決策がありません
特に動画や写真ファイルは容量が大きいのでパソコンにいらないデータが無いかチェックしてみましょう
では念のため「内部ストレージの容量の確認方法」を見ておきましょう
Windowsマーク横の検索ボックスに「PC」と入力
「PC」のアイコンをクリック
「ローカルディスク(C)」というのがいつも使っているストレージです
私の場合「117GB分の29.4GB」を使っているのでまだ余裕がありますが、一部のデータは他に移したほうが安全かもしれません
見た目でも安全なうちは青色で使用容量が表現されていますが、一杯に近くなると「赤色」になるので赤だったらすぐにデータの削除などをして下さい
Excelの表示トラブルにはこんな風に色々な原因があるので、自分の状態に合わせてチェックしてみましょう
繰返しになりますが、今まで問題なく使えていたのにExcelが表示出来なくなった時は、複数のディスプレイを使っていたなど意外なところに原因があります
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