※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含むものがありますのでご了承ください

条件付き書式なら土日の色分けは簡単[祝祭日の色分けも自動化]

今回の記事では

Excelの曜日の色を自動的に変えるにはどうすればいいの?

自動で曜日を色分けしてくれる方法を知りたい

曜日以外に祝祭日の色も書式設定を使って自動的に変更する方法は無いの?

なるべく簡単な方法を使って祝祭日の色分け方法を知りたい

こういった疑問に答えます

✔条件付き書式を使った土日や祝祭日の色分け方法のテーマ

①条件付き書式を使えば土日の色分けは簡単に自動化できます

②祝祭日の色分けをするには管理表を用意すれば自動化できます

この記事を書いているのはOfficeを約20年間活用しながら

ITを活用したエステの経営マネジメントしている私の経験を基に

「条件付き書式を使った土日や祝祭日の色分け方法のテーマ」に関して実体験に基づいて解説しています

今回の内容を一緒にやりたい場合は▼のファイルをダウンロードして下さい

条件付き書式を使えば土日の色分けは簡単に自動化できます

条件付き書式を活用することで土日の色分けは簡単に自動化することが出来ます

なぜなら、書式設定をしたい対象がはっきりしていれば色分けすることは簡単だからです

条件付き書式を使った色分けは実務でも活用の機会が多い機能です

特に今回解説する日付や曜日は毎月・毎年の単位で組み合わせが変わります

月や年が変わるたびに色分けするのは手間が多く間違いの元になります

そんな面倒を減らすためにも今回の方法はすごく役に立つのでぜひ覚えておきましょう

今回の設定がちゃんと出来るとこんな風に土日や祝祭日の色を自動で変えることが出来ます

分かりやすく土日と祝祭日の色を分けていますが、もちろん「祝日を赤色に設定」することも簡単に出来ます

まずは、土日の色分け設定をしていきましょう

ただ、その前にWEEKDAY関数を使って曜日の数字を整理します

条件付き書式の設定の時に役立つので基本を覚えてみましょう

(解説用に先に土曜日を色分けしていますが、色分けはしなくて大丈夫です)

曜日の塗り分けをする前準備

曜日の塗り分けを刷る前に設定を分かりやすくするために前準備をしてみましょう

「D2」のセルに「=WEEKDAY(A2)」と入力

WEEKDAY関数は日付から曜日を割り出して数字にしてくれる関数です

言葉だけだと分かりにくいので先に進んでみましょう

設定したWEEKDAY関数を「D32」までフィルコピーします

その結果連番が振られました

よく見てみると土曜の部分は「7」になっていますね

コレは「1を日曜」として「月・火・水……」に「2・3・4……」という順番で番号を振ってね

という設定をWEEKDAY関数がしてくれたという訳です

ここで重要なのが「土→7・日→1」という番号になるよということです

この番号を基に色分けを進めていくので覚えておきましょう

WEEKDAY関数の「式と結果」がポイントです

なんとなくで良いので覚えておきましょう

では、実際の色分け設定に進んでいきますよ

書式設定をする範囲である「A2~A32」の範囲のセルを選択

土曜を塗り分ける

では、実際に土曜を塗り分けてみましょう

「ホーム」タブの「スタイル」グループにある「条件付き書式」をクリック

「新しいルール」をクリック

「新しい書式ルール」ダイアログボックスが開きます

「書式を使用して、書式設定をするセルを決定」をクリック

次の「数式を満たす場合に値を書式設定」のテキストボックスに「weekday($A2)=7」と入力

この設定はさっき解説したWEEKDAY関数の内容と同じですね

この式の意味は「A2セルの内容が7だったら」という意味です

WEEKDAY関数は曜日を数字として表示してくれる関数なので「7=土曜」という訳です

「書式」ボタンをクリック

「セルの書式設定」ダイアログが開くので「フォント」タブをクリック

「色項目のリスト」から「青」をクリック

「OK」ボタンをクリック

画面が戻るので「OK」ボタンをクリック

設定は終わりましたが、ココで「適用」ボタンをクリック

ちゃんと「土曜の行だけ色分け」されていたら設定は大丈夫です

「OK」ボタンをクリック

これで土曜の塗り分けは終わりです

ちなみに今回塗り分けの対象は「$A2」と設定しています

どうして複合参照にしているのか?

イマイチ分からないときは「曜日を自動表示させるには書式設定」という記事でも解説しているので参考にして下さい

日曜を塗り分ける

次は日曜を塗り分けていきましょう

基本の設定方法は土曜と同じです

色分けしたい範囲を選択して「新しいルール」をクリック

「WEEKDAY($A2)=1」と入力して「文字色を赤に設定」

「OK」ボタンをクリック

こんな風に式が少し変わっただけで日曜がちゃんと色分けされました

もし、上手くいかない場合は、式が間違っている可能性が高いので落ち着いて見直してみましょう

また、WEEKDAY関数は慣れないと難しく感じる関数なので何度か使って慣れてみましょう

繰返しになりますが、条件付き書式を活用することで土日の色分けは簡単に自動化することが出来ます

祝祭日の色分けをするには管理表を用意すれば自動化できます

祝祭日の色分けをするには管理表を用意すれば比較的簡単に色分けすることが出来ます

なぜなら、祝日が表示されているかどうかで判断すれば思っているよりも簡単に祝日を色分けできるからです

それでは祝日の日の色分けを実際に設定していきましょう

その前に祝日の一覧表が必要なので別シートに先に作っておきましょう

ダウンロードしたファイルを使う場合は、もう用意されているので特に用意しなくて大丈夫です

まず、「祝祭日というシート」に祝祭日一覧表を作ります

祝日列に「=IFERROR(VLOOKUP(A2,祝祭日!$A$2:$B$17,2,0),””)」と入力

オートフィルで関数をコピーすれば準備完了です

この方法なら、もし祝祭日が増えたり、減ったり、変更された場合でも半自動で再設定してくれます

もし、関数の意味が分からない場合や関数を使いたく無い場合は直接入力してもOKです

ただ、この設定の方が融通がきくのでチャレンジしてみて下さい

では、祝日に合わせて文字色の変更をする設定をしてみましょう

書式設定をしたい範囲を選択

土日と同じように数式のテキストボックスに「$C2<>””」と入力します

意味は「C2のセルが空白でなければ」つまり「祝日名が表示されているセルには」という意味になります

「書式」ボタンをクリック

文字色をオレンジに設定

「OK」ボタンをクリック

「OK」ボタンをクリック

その結果、「海の日の行」がオレンジ色になりました

こんな風に土日の色分けが分かってしまえば、祝日でも簡単に色分けすることが出来ます

書式設定で難しいところは「数式」の部分です

慣れないうちは次の手順で設定してみましょう

  1. 書式設定したい範囲を選択
  2. 選択範囲の左上のセルを複合参照で固定
  3. 数式の内容が間違っていないか確認

この3つのチェックポイントを意識して設定してみましょう

最初は上手くいかないかもしれませんが、パターンに慣れてしまえば簡単なので諦めずにトライしてみて下さいね

繰り返しになりますが、祝祭日の色分けをするには管理表を用意すれば比較的簡単に色分けすることが出来ます

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です