今回の記事では
Excelの余白を一括でまとめて設定する方法って無いの?
複数のシートに同じ設定をするのは手間だから一括でやる方法があれば知りたい
Excelをグループ化して作業する方法があるって聞いたけどどういう機能?
上手に活用する方法があればなるべく分かりやすく教えて欲しい
こういった疑問に答えます
✔Excelの効率的な作業の進め方のテーマ
①Excelで余白の設定をまとめてするにはシートのグループ化が正解です
②シートのグループ化を活用すれば同じ内容の書類を一気に作成出来ます
この記事を書いているのはOfficeを約20年間活用しながら
ITを活用したエステの経営マネジメントしている私の経験を基に
「Excelの効率的な作業の進め方のテーマ」に関して実体験に基づいて解説しています
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Excelで余白の設定をまとめてするにはシートのグループ化が正解です
余白の設定を複数シートに一括して設定したい場合はシートのグループ化をするのが正解です
なぜなら、グループ化したシートには全てに同じ設定が反映されるからです
Excelでは同じ内容の書類を複数のシートで作るケースが結構あります
ただ、同じ書類だったとしても余白の設定をあとから調整したり、内容を修正したら他のシートに反映したいケースも出てきます
そんな時は1シートずつ同じ余白設定や内容の修正を反映していくのが一般的ですが、これだとけっこうな手間が掛かりますよね
そんな時はシートをグループ化するのが手っ取り早いのでまずは、復数シートに一気に余白設定をしてみましょう
やり方はすごく簡単なので心配いらないですよ
今回のようにシートが3つ用意されている場合は「Shiftキーを押しながらSheet3」をクリック
その結果、指定した範囲のシートが全て選択された状態になり、タイトル右に「グループ」という文字が表示されます
これがシートのグループ化です
ここまでは、めっちゃ簡単ですよね
この状態で余白を設定してみましょう
「ページレイアウト」タブの「ページ設定」グループにある「余白」ボタンをクリック
「狭い」をクリック
その結果、「Sheet2」の余白の設定も同時に「狭い」が設定されました
この設定は選択されたグループ全てに反映されるのでSheet3にも反映されます
シートの選択を効率的に行う
今回のようにシートが3つくらいの時は選択し易いですが10シート以上になると全てのシートを選択するのが大変になります
そんな時には次のような方法を覚えておくと良いですよ
シート1の上で右クリック
ショートカットメニューの中から「すべてのシートを選択」をクリック
これだけで全てのシートの選択が出来るので覚えておくと便利です
シートのグループ化の解除
次はシートのグループ化の解除方法も知っておきましょう
やり方はすごくシンプルです
グループ化している状態で「グループ化の最初のシート以外のシート」をクリック
今回の場合はSheet1を選択した状態でグループ化したので「Sheet1以外のシート」をクリックします
その結果、ちゃんとシートのグループ化は解除されました
もしくは、グループ化されてるシートの上で右クリック
表示されてメニューの中から「シートのグループの解除」をクリック
この方法でもグループ化の解除ができます
こんな風にシートのグループ化を上手く活用してあげることで同じ設定を復数のシートに反映することが出来ます
繰返しになりますが、余白の設定を複数シートに一括して設定したい場合はシートのグループ化をするのが正解です
シートのグループ化を活用すれば同じ内容の書類を一気に作成出来ます
シートのグループ化を活用することで同じ書類を一気に作成出来るので手間を大幅を減らすことが出来ます
なぜなら、同じレイアウトの書類の場合、1つのシートで編集した結果が復数のシートに自動反映されるので手間を減らすことが出来るからです
それでは、グループ化したシートへの入力や他のシートへの反映方法について詳しく解説していきます
まずは、Sheet1の内容を他のシートに反映してみましょう
シートをグループ化した状態で「Sheet1のコピーしたい範囲であるA1~B7のセルを選択」
「ホーム」タブの「編集」グループにある「フィル」ボタンをクリック
「作業グループへコピー」をクリック
「作業グループへコピー」ダイアログが表示され「すべて」の項目が選択されているのでそのまま「OK」ボタンをクリック
これでSheet2と3に内容が一気にコピーされます
但し、ここまでだと列幅は調整されていないので更に作業を進めてみましょう
もう一度シートのグループ化をしておいて下さいね
Sheet1の1~2列目を列選択します
「作業グループへコピー」をクリック
「作業グループへコピー」ダイアログの「書式」をクリック
「OK」ボタンをクリック
これでSheet2以降に書式のコピーがされるので列幅が整います
こんな風に書式をコピーすることも出来ます
最後に入力に関して見ていきましょう
合計金額項目を入力してみます
この作業は自動的にグループ化したシート全てに自動反映されます
ちゃんと、Sheet3にも反映されていますね
こんな風にシートのグループ化活用すれば編集・削除・コピーなども自動反映してくれるので、ぜひ活用してみましょう
くり返しなりますが、シートのグループ化を活用することで同じ書類を一気に作成出来るので大幅を減らすことが出来ます
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