今回の記事では
PowerPointを無料で使えるって聞いたんだけど本当に無料で使うことって出来るの?
無料で使えてもレイアウトの崩れがひどかったりするのは困るからちゃんとした方法が知りたい
PowerPointだけを買ってあまり作ることが無いプレゼン資料を用意するのは厳しい
無料で使えるPowerPointソフトで他になにかオススメのソフトがあれば教えてほしい
こういった疑問に答えます
✔無料でPowerPointを使う方法のテーマ
①無料でPowerPointを使うならOffice系の無料アプリを使うのが最適解です
②PowerPointの購入が難しい場合は互換性が高いフリーソフトを使うのが正解
この記事を書いているのはOfficeを約20年間活用しながら
ITを活用したエステの経営マネジメントしている私の経験を基に
無料でPowerPointを使う方法に関して実体験に基づいて解説しています
今回の内容を一緒にやりたい場合は▼のファイルをダウンロードして下さい
目次を使って読みたい項目へ
無料でPowerPointを使うならOffice系の無料アプリを使うのが最適解です
PowerPointを無料で使いたいならOffice系の無料アプリを活用するのが最適解です
なぜなら、Officeのアプリの場合互換性(ごかんせい)という他のアプリなどを使った時に起こるレイアウトの崩れやその他のトラブルがほぼゼロだからです
PowerPointを使っていると困ることがあります
それは、会社ではPowerPointを使って資料を作ることが出来ても、自宅だとPowerPointが無いので資料作りや修正が出来ないというケースです
今回はそんなPowerPointで作業ができない時に無料でPowerPointを使う方法について解説していきます
但し、当サイトはApple製品(MacやiPad・iPhone)での使い方は解説していません
対象は「Windows・Android」のみとなります
Web版のOfficeを活用して無料でPowerPointを使う
PowerPointを無料で使う一番簡単な方法は「Web版のOffice」を使うことです
なぜなら、Microsoftアカウント(Windowsユーザーなら必ず設定するので持っています)とインターネット環境が整っていればいつでもどこからでも使うことが出来るからです
ただし、無料で使える便利なOfficeですが下記記の点には注意して使い始めましょう
1.インターネット環境が無いと使えません
2.使用する環境によってはセキュリティーの問題があります(ネットカフェなど)
3.使用するOfficeは「365」という最新版しか使えません
4.使用するOfficeは機能限定版になるので全ての機能は使えません
5.ファイルの保存先はOneDriveになるのでOneDriveに無いファイルは使えません
特に古いOfficeしか使ったことが無いもしくは、全ての機能を使いたい場合は向いていません
ただ、Office365(おふぃす・さん・ろく・ご)は常に最新版で使いやすく慣れれば操作に問題ないのと、基本的な機能は使えるので相当こだわった作業で無ければ問題無いです
前置きが長くなりましたが早速、使い方を見ていきましょう
「Web版のOffice」のサイトに移動します
Microsoftアカウントでログインしたいので「サインイン」ボタンをクリック
IDを入力して「次へ」ボタンをクリック
「コードの送信」ボタンをクリック
メールで届いたコードを入力して「サインイン」ボタンをクリック
サインインの状態を維持するか? と聞かれるので自分のPCの場合は「今後このメッセージを表示しない」のチェックボタンをクリック
「はい」ボタンをクリック
もし、他の人のPCを借りたり外にあるPCで接続した場合は「いいえ」を選ぶのが正解です
次の画面でしつこく「マイクロソフトアカウントでサインインしますか?」といった表示がされたら、「サインイン」ボタンをクリックしましょう
この画面では無料で使える全てのソフトが表示されます
今回はPowerPointのアイコンをクリック
その結果、いつも使っているPowerPointのファイル画面とほぼ同じ画面が表示されます
新しく作りたい場合は「新しい空白のプレゼンテーション」ボタンをクリック
続きから作りたい時は画面右下の「OneDriveに移動 →」をクリック
OneDriveに保存されているファイルをクリック
こうすることでパワーポイントを無料で作り込むことが出来ます
ここまでが基本的な使い方です
使い方に関しては普通のパワーポイントから機能を削っただけなので基本は一緒です
もし、基本的な使い方から知りたい場合は「PowerPointは分かりやすく内容伝えるためのソフト」という記事で解説しているので参考にしてみて下さい
続いてWeb版のPowerPointのポイントについて見ていきましょう
Web版でもデザイナー機能などは使えます
サクッと資料を作りたい時はすごく楽ですね
特にWeb版は保存方法に特徴があります
「ファイル」から「名前をつけて保存」でもいいですが、Web版は自動でどんどん上書き保存をしてくれます
また、ファイル名を変更したい時はタイトルバーの「ファイル名」をクリック
ファイル名はそのまま変更してOKです
また保存場所は「OneDrive」のみです
ファイル名の変更が終わったら「Enter」キーを押せば「ファイル名の変更と保存」を自動でしてくれます
編集が終わって元の画面に戻りたい時は「隣のタブ」か画面左上にある「アプリ起動ツール」をクリック
利用できるアプリが一覧で表示されるので「PowerPoint」をクリック
これで元の画面に戻ることが出来ます
また、開いたファイルの履歴を見るとさっきのファイルがちゃんと残っていますね
Web版Officeは使い慣れてしまえばこちらの方が未来的で個人的には好きです
また、遠くない未来ブラウザ版の方が主流になってくるんじゃないかと私は思っているので、慣れておいて損は無いですよ
PowerPointのソフトとWeb版の互換性
最後に互換性(ごかんせい)に関して見ておきましょう
互換性とは簡単に言うと
古いバージョンのソフトで作ったファイルを最新版で開いても、レイアウトが崩れたりそもそも開けなかったりするのを防止する機能の事です
ただ、私は最初から「365」ユーザーで基本的にスライドはシンプルな作りにしています
こった作りや古すぎるOfficeで作ったファイルは、レイアウト崩れなどが起きる可能性があるのでその点は理解しておきましょう
これがPowerPointのソフトで表示したスライドです
Web版に「ドラッグ・アンド・ドロップ」でファイルをアップロードします
ファイルは自動で開きますが、もし開かない時はブラウザーが「ポップアップをブロック」していないか見てみましょう
ブロックの解除をすれば自動で開いてくれます
これがWeb版で開いた表示内容です
フォントの種類・大きさ・イラストなどのレイアウトなど全くと言っていいほど一緒です
条件によって違いますが、十分無料でも活用出来るアプリなので必要になったら使ってみましょう
スマホアプリでPowerPointを編集する
PowerPointを編集するもう一つの方法は無料で使えるMicrosoft公式Officeのスマホ版アプリです
このアプリも無料で使える上、公式アプリなのですごく便利です
では、さっそく設定方法を見てみましょう
まずは「Web版のOffice」のページを開きます
ダウンロードリンクを送るアドレスを入力
「今すぐ送信」ボタンをクリック
ここから先はスマホで操作します
メールを開いて「PowerPoint」のアイコンをタップ
「インストール」ボタンをタップ
インストールが終わったら「開く」ボタンをタップ
プレミアムに移行するという広告がしばらく流れるので「今はスキップする」をタップ
「後でやり直す」をタップ
「OK」をタップ
これでさっきPCで作業した続きをスマホから編集する準備ができました
つまり、Web版のPowerPointを使って編集したファイルはスマホでも編集出来るということです
すごく便利ですよね
ファイルを開いてみると縦型でもいキレイに表示されました
編集モードにするとスライドの一覧や編集ボタンなどがキレイに表示されます
横向きにすると自動でPowerPointらしい表示や各機能の配置になります
こんな風にスマホから編集も出来るのでPCを使わない新しいファイルの編集方法になるので挑戦してみてもいいですね
今回は長くなるので使い方は省略します
こんな風にMicrosoftだから出来るハイクオリティーなアプリも無料で使えるので出先などでちょっと編集しておきたいなと思ったら積極的に使ってみましょう
繰り返しになりますが、PowerPointを無料で使いたいならOffice系の無料アプリを活用するのが最適解です
PowerPointの購入が難しい場合は互換性が高いフリーソフトを使うのが正解
PowerPointの購入が難しい場合は互換性が高いフリーソフトを使うという選択肢もありです
なぜなら、互換性が高いソフトであれば無料で基本的な表示や編集ができるからです
PowerPointの資料をちょっと編集したい時や見るだけでいい場合には無料で使える互換性のアプリを使うという手もあります
後半では何かしらの理由でMicrosoftの無料アプリが使えない時のための対処のための方法について解説していきます
Googleスライドを使う方法
まずは、Googleが提供するGoogleスライドを使ってPowerPointを見たり編集したりする方法について見ていきましょう
Googleの検索ページの右上のアプリマークをクリック
一覧から「ドライブ」をクリック
ドライブにPowerPointのファイルがあればダブルクリック
無い場合は「マイドライブ」の画面でファイルを「ドラッグ・アンド・ドロップ」でアップロードします
そうするとちゃんとレイアウトや配色をほぼそのままの状態で開いてくれます
見た目もPowerPointにそっくりなので扱いやすいですね
使い方はOfficeのWeb版とほとんど変わりません
見た目は、ちょっと古いOfficeのメニュー画面に違いので基本的な編集くらいは説明なしでも調整出来ます
また、PowerPoint形式で保存でき、保存も自動でしてくれます
その辺もOfficeのWeb版と同じですね
スライドのホーム画面に戻るためには「スライドのアイコン」をクリック
ホーム画面では、新規で作りたい時は「空白」から作ることが出来ます
また、テンプレもあるのである程度デザインが出来た状態から作ることも簡単です
保存されたファイルは、これもWeb版Officeのように自動でGoogle Driveに保存されています
こんな風にGoogleのアカウントは必要ですが、無料で使うことが出来るのでこちらも活用出来ます
GoogleアカウントはAndroidの携帯を使っていれば必ず作っているので、新しく作る必要が無いのも良い点ですね
LibreOfficeというフリーソフトを使う方法
最後に紹介するのはLibreOffice(リブレ・オフィス)というフリーソフトでPowerPointを開く方法の紹介です
このソフトは昔から開発されているソフトで歴史あるソフトの一つです
今でも改良され続けているので完全にオフラインの状態でも、なんとかPowerPointの資料を見たり編集したい時に使えるソフトです
セットアップと基本的な使い方について見てみましょう
LibreOfficeの公式サイトを開きます
一番上のダウンロードボタンをクリック
左下に「インストール用のファイル」が表示されるのでクリックしておきます
「インストール」ウィザードが表示されるので「次へ」ボタンをクリック
「次へ」ボタンをクリック
「インストール」ボタンをクリック
「完了」ボタンをクリック
デスクトップに起動用のショートカットが追加されるので「ダブルクリック」でソフトを起動します
LibreOfficeが起動したらPowerPointのファイルを開いてみましょう
ファイルの開き方はOfficeソフトとほぼ同じなので見ただけで分かりますよ
ただ、スライドを見ていくとこんな風に下線がずれてしまうことがあります
このあたりが互換ソフトの弱点ですね
ちょっと古いタイプのOfficeの操作感と見た目ですが、ほぼ再現してくれるので困った時は強い味方になってくれます
こういったフリーの互換性ソフトは弱点もありますが、ありがたいことに無料でこのクオリティーを利用できるので覚えておいて損は無いですよ
繰り返しになりますが、PowerPointの購入が難しい場合は互換性が高いフリーソフトを使うという選択肢もありです
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