![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif?ssl=1)
今回の記事では
PowerPointのスライドにオリジナルのロゴなどを設定していつでも使えるようにするにはどうしたら良いの?
PowerPointを作るたびに設定し直したりロゴの挿入をするのは大変だから簡単な方法があれば知りたい
スライドにページ番号や会社名などいつも設定する項目を自動的に表示する方法って無いの?
スライドを追加したり、PowerPointで新しく作ったりする時に毎回設定するのは手間が掛かるからどうにかならない?
こういった疑問に答えます
✔PowerPointを使いやすくするための設定方法のテーマ
①PowerPointにオリジナルロゴなどを自動で表示するにはスライドマスター設定をするのが最適解
②スライドマスターのフッター設定やテンプレート保存ならいつでも同じ資料を作ることが出来る
この記事を書いているのはOfficeを約20年間活用しながら
ITを活用したエステの経営マネジメントしている私の経験を基に
PowerPointを使いやすくするための設定方法に関して実体験に基づいて解説しています
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目次を使って読みたい項目へ
PowerPointにオリジナルロゴなどを自動で表示するにはスライドマスター設定をするのが最適解
PowerPointにオリジナルロゴなどを自動で表示したい時は、スライドマスターで設定すれば全てのスライドに反映されるので一番簡単です
なぜなら、スライドマスターで設定した内容は全てのスライドに反映される仕組みになっているからです
PowerPointを使っていると全てのスライドに共通したモノを表示したいことってありますよね
例えば、ロゴ・社名・日付・ページ番号など全てのスライドの同じ場所に表示したいと思うことも結構多いと思います
でも、それを手動で一枚一枚設定していたら結構時間が掛かります
もし30枚のスライドがあれば3箇所に配置するとして「30枚×3箇所=90作業」必要です
1ページに1分掛かったとしたら「30枚×1分=30分」も時間を掛けなきゃいけない
その半分だとしても「15分」は必要です
これってかなり時間がもったいないですよね
そこで今回は手軽に全てのページに同じ設定をする方法について解説していきます
先にロゴや写真など設定したいモノは用意しておいて下さい
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif?ssl=1)
「表示」タブの「マスター表示」グループにある「スライドマスター」ボタンをクリック
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif?ssl=1)
スライドマスタータブが開くので左側の列の一番上にある「スライドマスター」をクリック
その下にくっついてるのは「レイアウトマスター」と言います
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今回は「ロゴ」を全てのスライドに自動で表示したいので「挿入」タブの「画像」グループにある「画像」ボタンをクリック
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif?ssl=1)
一覧から「このデバイス」をクリック
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif?ssl=1)
設定したい「ロゴ」をクリック
「挿入」ボタンをクリック
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif?ssl=1)
挿入されたロゴの大きさや場所を調整します
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif?ssl=1)
その結果、スライドマスターに紐づいている「全てのレイアウトマスター」にも同じロゴが同じ場所に配置されました
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif?ssl=1)
では、マスター表示を閉じて実際にどんな風にスライドに反映されたか確認してみましょう
「スライドマスター」タブの「閉じる」グループにある「マスター表示を閉じる」ボタンをクリック
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif?ssl=1)
その結果、全てのスライドに反映出来たことが確認出来ます
こんな風に手軽に全てのスライドにロゴを反映してくれるので便利ですよね
ただ、後から設定するとどうしても他のデザインと重なってしまうことがあるので最終調整はしましょう
フッターに共通した情報を設定する
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スライドマスターを開いた状態で「挿入」タブの「テキスト」グループにある「ヘッダーとフッター」ボタンをクリック
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif?ssl=1)
「ヘッダーとフッター」のダイアログが表示されます
「日付と時刻」のチェックボックスをクリック
これでフッター(スライドの下部分)の左側に日付を設定出来ます
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif?ssl=1)
次に「スライド番号」のチェックボックスをクリック
これでフッターの右側に「スライドの番号」を設定できます
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif?ssl=1)
次は「フッター」のチェックボックスをクリック
これでフッターの真ん中に文字を設定することが出来ます
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif?ssl=1)
テキストボックスに入力ができるようになるので例えば「会社名」などを入力
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif?ssl=1)
最後に「タイトルスライドに表示しない」のチェックボックスをクリック
これは、タイトルスライドというタイトル専用のスライドにはフッターの情報を表示しないでね
という意味です
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「すべてに適用」ボタンをクリック
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif?ssl=1)
設定した結果は、全てのスライドに反映されます
一旦、スライドマスター表示を閉じてちゃんと反映されたか見てみましょう
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タイトルスライドにはちゃんとフッターの設定は表示されていません
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次のページ
つまり、1枚目のページにはちゃんとフッターの内容が表示されています
もちろん、その他のスライドにもちゃんと設定は反映されます
ただ、気になるのが1枚目のスライドなのに番号が2から始まっている点です
この原因はタイトルスライドが1枚目なのでページ番号が「2」から始まってしまうことにあります
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「2」から始まってしまう問題を解決するには
「スライドマスター」を開いて「サイズ」グループにある「スライドのサイズ」ボタンをクリック
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif?ssl=1)
一覧から「ユーザー設定のスライドのサイズ」をクリック
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif?ssl=1)
「スライドのサイズ」ダイアログが開きます
「スライド番号」をスピンボタンで「0」にします
これは、スライドの番号を「0」から始めるようにする設定です
これでページ番号も「0・1・2」という連番で表示されるようになります
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「OK」ボタンをクリック
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その結果、ちゃんと最初のスライド番号を「1」に修正することが出来ました
こんな風にマスタースライドにちょっとした設定をすることで手軽に手間が掛かる作業を自動化出来るので必要な場面でその都度設定してみましょう
繰り返しになりますが、PowerPointにオリジナルロゴなどを自動で表示したい時は、スライドマスターで設定すれば全てのスライドに反映されるので一番簡単です
スライドマスターのフッター設定やテンプレート保存ならいつでも同じ資料を作ることが出来る
スライドマスターのフッター設定などは設定したファイルだけしか使うことが出来ませんが、テンプレートとして保存すれば使い回すことが出来ます
なぜなら、テンプレートは他のOfficeと同じように「ひな形」としてファイルを保存することで原本は変更しないで同じファイルをコピー出来るからです
今回のようにPowerPointでオリジナルの設定をした場合は、元になったファイルをコピーして使い回すということも出来ます
ただ、コピーして使い回していると間違えて原本を変更してしまうことがあります
そんな時に便利なのがテンプレートとして保存する方法です
やり方はすごく簡単なので今回の設定をテンプレートとして保存する方法を見ていきましょう
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まず、テンプレートに必要のない文字を選択して削除します
範囲選択して「Del」キーで1発です
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これで元のタイトルスライドに戻りました
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同じように必要無いスライドを選択
こちらもいらないスライドを選択して「Del」キーで1発で削除出来ます
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「ファイル」タブをクリック
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif?ssl=1)
「名前を付けて保存」をクリック
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif?ssl=1)
ファイルの種類のリストボックスをクリック
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一覧から「PowerPointテンプレート(*.potx)」をクリック
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名前のテキストボックスに好きな名前を入力
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「保存」ボタンをクリック
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保存したテンプレートを開いてみましょう
(初期設定の保存場所は「ドキュメント」フォルダの「Officeカスタムテンプレート」フォルダの中です)
![](https://i0.wp.com/tsurutoro.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif?ssl=1)
テンプレートを開いてスライドを追加するとちゃんと同じ設定が表示されます
こんな風にテンプレートにすることで、間違えて原本を上書きしてしまうことが無いので上手く活用してオリジナルのPowerPointを使ってみましょう
繰り返しになりますが、スライドマスターのフッター設定などは設定したファイルだけしか使うことが出来ませんが、テンプレートとして保存すれば使い回すことが出来ます
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