今回の記事では
Wordの目次の番号だけ更新すると特に問題ないけど、全ての更新をするとレイアウトが崩れるのはどうして？
全ての更新をしても設定したフォントやレイアウトが崩れないようにする方法が知りたい
目次の見出しの数を「4」まで増やすためにはどうしたら良いの？
標準の目次の場合は見出しの「3」までしか表示されないから、それ以上の見出しの表示方法を知りたい
こういった疑問に答えます
✔目次の書式設定や項目数を設定する方法のテーマ
①目次の書式設定が更新で変更されないようにするには見出しの書式設定をするのが正解です
②目次に表示される見出しの数を増やすならアウトラインレベル設定を変更するのが正解です
この記事を書いているのはOfficeを約20年間活用しながら
ITを活用したエステの経営マネジメントしている私の経験を基に
目次の書式設定や項目数を設定する方法に関して実体験に基づいて解説しています
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目次の書式設定が更新で変更されないようにするには見出しの書式設定をするのが正解です
目次の書式を「全て更新」した時に自動で変更させないようにするためには、見出しの書式設定をするのが最適解です
なぜなら、目次の項目を直接変更しても更新をすると自動的に初期設定の書式が反映されてしまうからです
Wordの目次は自動で見出しやページ番号を反映してくれるのですごく便利です
ただ、設定によっては「全て更新」機能を使うと書式設定が変わってしまうことがあります
その原因は目次に設定されているデフォルトの書式にリセットされてしまうからです
今回はそんな目次の書式設定について解説していきます
こんな風に目次の書式をオリジナルで設定していたとしましょう
変更したのは次の通りです
- フォントの種類：メイリオ
- フォントのサイズ：12pt
- フォントの書体：ボールド
- 「1ページの行数を指定時に文字をグリッド線に合わせる」のオプションをOFF
こんな感じです
設定方法は目次の項目を全て選択してWordの書式設定で設定しただけです
ここで目次の更新をしてみましょう
目次の更新ダイアログで「目次をすべて更新する」のラジオボタンをクリック
「OK」ボタンをクリック
その結果、こんな風にフォントの設定が元に戻ってしまいます
今回はこの設定を変更する方法の解説です
まず、目次の項目全体を選択
「参考資料」タブの「目次」ボタンをクリック
一覧から「ユーザー設定の目次」をクリック
「目次」ダイアログが開くので「変更」ボタンをクリック
まず、目次1(見出し1)の書式設定を設定するので「変更」ボタンをクリック
「スタイルの変更」ダイアログが表示されるので書式の「フォントのリストボックス」をクリック
一覧から「好きなフォント」をクリック
今回は「メイリオ」をクリック
次にフォントサイズのリストボックスをクリック
一覧から「12」をクリック
最後にボールド(太字)ボタンをクリック
設定が終わったら「OK」ボタンをクリック
その他の見出しの書式設定(目次2と目次3)も同じように設定
設定が終わったら「OK」ボタンをクリック
続けて「OK」ボタンをクリック
「この目次を置き換えますか？」と聞かれるので「すべて変更」ボタンをクリック
その結果、全て同じ書体と大きさの目次が出来ました
次に「段落」の設定をします
「ホーム」タブの「段落」グループにある「オプション」ボタンをクリック
「間隔」項目の「1ページの行数を指定時に文字を行グリッドに合わせる」のチェックボックスをクリックしてOFFにします
チェックが外れていることを確認したら「OK」ボタンをクリック
これで行間が狭くなります
では、改めて目次を更新しましょう
「目次をすべて更新する」を選択して「OK」ボタンをクリック
その結果、設定した書式で目次が更新されます
デフォルトの書式に強制変換されなくなりましたね
今回、目次のフォントを「メイリオ」に指定したので行間の設定をしました
ただ「1ページの行数を指定時に文字を行グリッドに合わせる」の設定は目次の更新をするとリセットされてしまいます
行間の設定はその都度設定しないといけないので、手間が掛かる場合はフォントの種類を他のフォントに設定しましょう
また、こんな風に「目次2」以降の設定を「メイリオ」の「11」サイズで「ボールド」無しに設定
「OK」ボタンをクリックしてみます
その結果、目次2の設定を変更することが出来ました
こんな風に目次の書体も「見出しのレベル」に合わせて設定できるので、目的に合わせて設定してみましょう
繰り返しになりますが、目次の書式を「全て更新」した時に自動で変更させないようにするためには、見出しの書式設定をするのが最適解です
目次に表示される見出しの数を増やすならアウトラインレベル設定を変更するのが正解です
目次に表示される見出しの数はデフォルトでは「3」までですが、目次に表示される見出しの数を増やしたい時はアウトラインレベルの設定をするのが正解です
なぜなら、見出しの数を増やすには目次のオプションの設定を変更する必要があるからです
目次で自動表示してくれる見出しの数はデフォルトで「見出し3」までです
ただ「見出し4」を設定した時も目次に反映したいということもありますよね
そんな時はオプションの設定が必要ですが、サクッと設定出来てしまうので必要に応じて設定してみましょう
今回は「キャンプのイメージ」という文字を「見出し4」に設定します
見出しに設定したい文字を選択しえ「見出し4」をクリック
ここで確認の為に「目次をすべて更新する」のラジオボタンをクリック
「OK」ボタンをクリック
その結果、何も変わりません
そこで「目次」ボタンをクリック
「ユーザー設定の目次」をクリック
目次のダイアログが開くので「アウトライン レベル」のスピンボタンで「4」に設定
「OK」ボタンをクリック
「この目次を置き換えますか？」と確認されるので「すべて変更」ボタンをクリック
その結果「キャンプのイメージ」という項目が表示されました
こんな風に「アウトライン レベル」を変更するだけで目次に反映される項目数を調整出来ます
必要に合わせて設定してみましょう
繰り返しになりますが、目次に表示される見出しの数はデフォルトでは「3」までですが、目次に表示される見出しの数を増やしたい時はアウトラインレベルの設定をするのが正解です
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