今回の記事では
Excelで書式設定を変更使用とすると何故か変更出来ない
どうして書式変更しているのに内容が変わらないのか具体的に教えて欲しい
Excelで書式を変更をする時の対処法をいくつか教えて欲しい
書式設定をした結果が上手くいかなかった場合のためにいくつか対策を知りたい
こういった疑問に答えます
✔Excelの書式設定が反映されない時の対処法のテーマ
①書式設定の変更を反映させる対処法の基本はF2キー+Enterキーです
②書式設定が上手く反映されない時は区切り位置変換がスムースです
この記事を書いているのはOfficeを約20年間活用しながら
ITを活用したエステの経営マネジメントしている私の経験を基に
「Excelの書式設定が反映されない時の対処法のテーマ」に関して実体験に基づいて解説しています
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書式設定の変更を反映させる対処法の基本はF2キー+Enterキーです
Excelで書式設定が上手く反映されない時は「F2キー+Enterキー」を押せば基本的には反映されます
なぜなら、Excelで先に他の書式設定が設定されている場合、キー操作をしないと設定結果が反映されない時があるからです
Excelを使って仕事をしていると色々な人が共通の書類を設定することがありますよね
そうすると、Excelに何か入力する前にセルに書式設定されている場合があります
その結果、数字なのに計算結果が表示されなかったり、時間の合計結果がおかしかったりすることも
そんな時の対処法について解説していきます
結論から言うと、あとから書式設定を変更しても上手くいかない場合の対処法の一番簡単な修正方法は「F2キーを押したあとにEnterキーを押す」ことです
対処法1:F2キー+Enterキー
作業自体はすごく簡単なので一緒にやってみましょう
こんな風に数字や時間の計算が上手くいかない場合でも、書式設定を正しいものに修正して「F2キー+Enterキー」の組み合わせでちゃんと修正することが出来ます
では実際の手順について見ていきましょう
こんな風に数字のセルも時間のセルも先に文字列の書式設定がされていると計算結果を見てわかる通り、文字として入力されてしまいます
本来なら、「数字なら合計数」「時間なら合計時間」が表示されるのが正しい結果です
まずは、数字を修正したいので「C2セル~C6セル」を選択します
そこで書式設定で「数値」を選択します
これだけで「文字列から数値に変わる」はずですが、合計の計算結果を見ても変わっていないですよね
これは、最初に文字列として入力された値は「あとから表示形式を変更しても文字列のまま」という設定が原因です
では、どうしたらいでしょうか?
そんな時は「F2キー」を押します
そうすると、こんな風に「入力(セル編集)モード」に切り替わります
この状態で「Enterキー」を押すと合計額が修正した部分だけ反映されてちゃんと数字として認識してくれるようになります
その他のセルも同じように修正していきましょう
修正箇所が少ない場合は、こんな風に修正する範囲を選択した状態で修正していくと効率が上がりますよ
おまけとして、「桁区切りスタイル」も設定しておくと数字が見やすくなります
時間の修正も数字と同じです
修正したい範囲を選択して、表示形式から「時刻」を選択します
同じように「F2キー+Enterキー」の操作でちゃんと正しくなって時間の合計も計算されます
こんな風にセルの書式設定が最初から文字列に設定されていた場合、一番簡単な修正方法は「F2キー+Enterキー」ということを覚えておきましょう
対処法2:コピペで値と加算で貼り付ける
次はコピペで値と加算のオプションで貼り付ける方法を使った書式設定の修正方法について解説します
数値の貼り付け先の範囲に「標準」の表示形式を設定しておきます
時刻の貼り付け先の範囲も「時刻」の表示形式を先に設定しておきます
元の数字と時間の両方の範囲をコピーします
貼り付け先の数値セル(E2のセル)をクリックしておきます
貼り付けの「▼」マークをクリック
「形式を選択して貼り付け…」をクリック
選択貼り付けのダイアログが表示されるので「値」をクリック
続いて「加算」をクリック
設定が終わったら「OK」ボタンをクリック
これで文字列になっていた数字と時間は正しい形で貼り付けることができます
こんな風に書式設定が上手くいかない場合は今回の方法を活用して下さい
小規模なものなら今回の方法がオススメです
繰返しになりますが、Excelで書式設定が上手く反映されない時は「F2キー+Enterキー」を押せば基本的には反映されます
書式設定が上手く反映されない時は区切り位置変換がスムースです
書式設定が上手く反映されない時のもう一つの方法は「区切り位置」機能を使うとサクッと解決します
なぜなら、たくさんの範囲で表示形式を修正したい場合は「区切り位置機能」を使う方が効率的だからです
それでは、「区切り位置機能」を使った書式設定の修正方法を見ていきましょう
作業自体は簡単なのでサクッといってみましょう
数字の範囲を選択
「データ」タブの「予測」グループにある「データツール」をクリック
「区切り位置」ボタンをクリック
「区切り位置指定ウィザード」のダイアログが表示されるので「次へ」ボタンをクリック
「次へ」ボタンをクリック
表示先の「↑」ボタンをクリック
表示させたい「G2セル」をクリック
「↓」ボタンをクリック
ダイアログに戻るので「OK」ボタンをクリック
その結果、数字に修正されて入力されました
続けて時間も同じように設定します
時間の範囲を選択
ダイアログを進めて表示したいセルを設定したら「完了」ボタンをクリック
時間もしっかり時間として張り付かれました
こんな風に「区切り位置」機能を使うとサクッと書式設定が元に戻せるので特に量が多い場合は活用してみましょう
繰返しになりますが、書式設定が上手く反映されない時のもう一つの方法は「区切り位置」機能を使うとサクッと解決します
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