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春の陽気に誘われてフラフラとタイヤ交換をしてみた!! 結構大変だけど楽しくって為になるタイヤ交換のススメ!!

関東は今日も晴れでした。

天気が良い時は、テンションが上がりますね。

すっかり暖かくなったので、スタッドレスタイヤをノーマルタイヤに交換してきました。

いつも使う洗車場があるんですが、駐車スペースが広いのでいつもそこを利用させてもらっています。

日曜の昼間だったので、結構混んでいました。

洗車機は長蛇の列で全ての機械がフル回転状態です。

やっぱり日本人は、基本的にキレイ好きなんだなと思った今日このごろです。

今日はそんなタイヤ交換の注意点と、必要なアイテムの紹介をします。

あなたは、車のタイヤ交換をしたことはありますか?

タイヤ交換って専門の人じゃないと出来ない感じがしますよね。

一応、教習所では習うんですが、パンクでもしない限り交換する機会は無いかも知れませんね。

でも、タイヤ交換は一度はやっておいて損は無いんですよ。

私も昔、雪道を走っていて雪に隠れていた縁石(えんせき)にタイヤをぶつけてパンクさせてしまいガソリンスタンドの人に助けてもらったことがあります。

アウトドア好きなのでもしタイヤがパンクしてしまったら人気がないところかも知れませんよね。

JAF(ジャフ)を呼んで助けてもらうことも出来ますが、タイヤ交換に慣れていれば、自分でササッと交換して下山することも出来るし、いざという時に慌てなくて済みます。

ただ、大変な面もあるので、無理にやる必要はありませんが、何かあった時に思い出してもらったら、あなたの役に立てるかも知れません。

自動車トラブルには備えが重要!!いざという時のために必要なアイテムとは?

タイヤ交換は、いざという時の備えを確認することも出来ます。

「タイヤ交換はちょっと」という方でもこの機会に「いざという時のアイテム」のチェックしてみても良いですね。

まず、「タイヤ交換に必要な道具」と「緊急時に必要な道具」について紹介します。

尚、車の種類によって緊急時のアイテムの場所が違いますので、詳しくはご自身の車の取扱説明書を確認して下さい。

今回は、私の愛車の『日産ジューク YF15』です。

タイプがちょっと古いので最新のタイプとは少し違いますが興味があれば、日産さんのホームページを見てみて下さい。

日産ジュークを『ちら見』してみる

ほとんどの車には、パンクや事故に備えてラゲッジルーム(トランクルーム)の下に道具が備え付けられています。

ラゲッジルームとは、後部座席後ろの荷物を収納しておくスペースのことです。

用途と場所はおおよそこんな感じです。

道具名収納場所使い方
スペアタイヤラゲッジスペース下タイヤがパンクした時に一時的に交換して使います
ジャッキ車体を持ち上げ、タイヤを交換するために使います
レンチタイヤのナットの取り外し・取り付けのために使います
発煙筒助手席の足元事故などで車が動かせない場合、後続車に知らせるために使います

私の場合は、↓こんな感じで各アイテムを常備しています。

各道具の使い方は、こんな感じです。

道具名使い方
輪止めタイヤの下に噛ませて、タイヤ交換の時に車体が動かないようにする為の道具です
牽引(けんいん)ロープ走行不能などに陥った時に他の車に牽引してもらう(引っ張ってもらう)時に使います
ブースターケーブルバッテリーがあがってしまった時に他の車などから、充電する為のケーブルです
警告板事故などで車が動かない時に後続車に知らせるために使います
スノーヘルパー雪・泥・砂などで車がスタッグ(タイヤが空回り)した時に足場として使います
軍手(手袋)タイヤ交換・チェーンの装着などの時に役立ちます(牽引ロープセットに入っています)

車には、最低限必要なものは入っていますが、後半で紹介した道具までは、入っていないので買い揃えておくとすごく便利です。

特にタイヤ交換を自分でやってみたいという人は、「油圧ジャッキ」と「クロスレンチ」を買っておくことをオススメします。

どちらも、備え付けのものはありますが、効率が良いとは言えないのでコッチを揃えておきましょう。

油圧ジャッキとは、油の力で簡単に重たいものを持ち上げることが出来る道具です。

コレが私の愛用品です。

マサダ製作所 BEETLE 油圧シザースジャッキ DPJ-850DX

2015年の12月に購入して3年目を迎え、6回のタイヤ交換をしましたが、問題無く快適に使っています。

Amazonで¥9,000(税込)で販売されています。

但し、ジャッキはそれぞれ持ち上げられる重量に制限があるので、自分の車に合わせて購入しましょう。

次は、クロスレンチですがクロスレンチとは、普通のレンチが十字に重なった形状をしている道具です。

レンチは、ボルトを締めたり緩めたりする時に使いますが、ボルトの大きさは車種(タイヤ)によってまちまちです。

そんな時に役立つのがクロスレンチですが特徴として、色々な大きさのボルトに対応しています。

私の愛用品は、17~21mmの4タイプの大きさに対応しています。

更に形状がクロスしているので、手でクルクルと回す事ができるのでボルトの扱いが更に簡単になります。

↓これが私の愛用品です。

エーモン アルミホイール用クロスレンチ 17・19・21・21mm 3サイズ薄口形状 1492

ジャッキと同時期に購入していますが、今でも快適に使っています。

Amazonで¥927(税込)で販売されています。

少しお金が掛かりますが、揃えておくととっても便利なのでオススメです。

スタッドレスタイヤを夏タイヤに交換してみたよ

さて、前置きが長くなってしまいましたが、タイヤ交換の準備が整ったところでさっそく出かけましょう。

場所は、近所の洗車場をチョイスしました。

理由は、広いからです。

それと、タイヤ交換をする時は、固くて平らな地面で行いましょう。

もし、斜めな場所や柔らかい地面の上で交換しようとすると、大惨事になりかねません。

これは、実体験なのですが昔うちの親父が庭でタイヤ交換をしていたことがありました。

そうしたら、庭から大声で叫ぶ声が聞こえてきたんです!!

「とも~、ちょっと来て-----!!」ってでっかい声がしたんで

靴も履かずに庭までダッシュです。

そこには、今にも車に手が挟まれそうな親父の姿が!!

「何してんの!!!!」って叫びと同時にタイヤが外れた車に手をかけて、うりゃーーー!!

って持ち上げて難を逃れました。

手は傷だらけで、ヒリヒリしてましたが二人とも大きなけがをすることが無かったのが不幸中の幸いです。

この失敗の理由は、地面が柔らかかったことと、多少傾斜していたこと

何より、親父がろくな基礎知識や準備無しで素人交換をしようと思った愚かさが招いた参事でした。

絶対マネしちゃだめだよ。

という、エピソードがあったので、私はまず某一流ディーラーに勤めていた友達に一緒にやってもらってから自分でタイヤ交換を始めました。

準備と場所選びはしっかりとしましょうね。

今回の場所は車で15分ほどの所です。

日曜の昼は混んでますね。たくさんの人がいました。

奥のスペースが空いていたので、駐車をして荷物を降ろしたら準備完了です。

荷物を載せたり降ろしたりするのも一仕事ですが、特にタイヤが重いので気を付けます。

なるべく腰より低い位置で運ばないと、腰に負担が掛かりすぎるので要注意です!!

まずは、タイヤを交換する前に夏タイヤの状態をチェックします。

タイヤに小石が挟まっていれば、取り除きましょう。

一番大事なのが、「スリップサイン」のチェックです。

スリップサインとは、タイヤ交換の目安です。

タイヤの側面を見ると「△」マークがついています。

そのマークをタイヤの接地面に沿ってみていくと、タイヤの溝にポコッと出っ張っている部分があります。

その出っ張りよりも溝の方が高ければ問題ありませんが、同じ高さの場合は交換が必要です。

写真ではちょっと分かりづらいんですが、今回は問題ありませんでした。

スタッドレスタイヤも帰りにチェックしましたが、こっちはもう替え時ですね。

う~ん。今シーズンはどうするか悩みどころです。

では、さっそく左前輪からタイヤを変えていきましょう

黒いホイールタイヤがスタッドレス・シルバーのホイールタイヤがノーマルタイヤです。

タイヤのボルトをクロスレンチで緩めたら、ジャッキアップをして車体を持ち上げます。

ジャッキを当てる場所は、指をさしている「切り欠き」の部分です。

ジュークの場合、タイヤの近くの車体下ですが、車によって若干違うので、各車両の取扱説明書を見てみるときちんと書いてあるので、必ずそこに当てましょう

わざわざ、ジャッキを当てる部分が指定してあるのには、理由があります。

それは、車を製造する時にジャッキを当てる部分として他よりも頑丈に作られているからです。

これは、元プロの友達に教えてもらいました。

ジャッキのハンドルを上下に動かして、いくと車体がだんだん持ち上がります。

小さいのに力持ちですね。

油圧式なので手間や力は必要ありません。

写真は、手を入れているように見えますが、車体が持ち上がったら手を入れてはダメですよ。

ジャッキに手を挟んだり最悪、車に押しつぶされちゃいます。

今回は、駐車場にタイヤ止めがあったので使わなかったのですが、万が一に備えて交換するタイヤの対角線上のタイヤには、輪留めをしておきましょう。

輪止めをすると言っても、タイヤに当てておくだけで大丈夫です。

さらにJAF(ジャフ)によると、他のタイヤを車体下に置いておくと、万が一ジャッキが倒れた時にも車を支えてくれるので、より安全とのことです。

もちろん。車のギアをパーキングに入れて、サイド・ブレーキを掛けておくことを忘れずに!!

ジャッキアップするとこんな風に車体が持ち上がります。

ちょっと分かりづらいかもしれませんが、リフターの上に載せてあるタイヤとほぼ同じ高さまで持ちあがています。

これからこの2つを入れ替えますが、まずはボルトを外しましょう。

ボルトを外すとこんな感じです。宙に浮いた状態なので、リフターを使って外します。

ポコッと外れましたね。

このリフターは今回初めて使いましたが、使い慣れると便利です。

Amazonの口コミは酷評が多かったですが、意外と重宝します。

タイヤを外す時よりも着けるときが重くて大変なんです。

理由は、浮いている車体の車輪部分の金具とタイヤのボルトを止めるための穴を合わせないといけないからです。

重いタイヤを持ち上げながら、何度も穴と棒の位置を調整して「やっとこ、さっとこ」入ります。

やってみると分かるんですが、この作業結構しんどくて嫌になります。

その分タイヤの上げ下げはリフターがやってくれるのでコツを掴めば早いですね。

ノブを回すとキーキーいうので、今度使うときは潤滑油を差そうと思います。

タイヤが外れるとこんな感じです。

なんだか見慣れないので不思議な感じですが、男の私としてはなんだかワクワクします。

夏用タイヤに履き替えたられました。

ボルトをある程度締めたら、ジャッキを下げてさらに締めます。

ボルトを緩めたり、締めたりするときは、☆型に作業するのが鉄則です。

ここまで来たら、次は仕上げです。

最後は、ボルトを正しい力で締め付けます。

必要なのは、トルクレンチです。

トルクレンチは、指定の締め付ける力を設定しておけば、それ以上締まらないようにしてくれる優れものです。

ちょっと前までは、力いっぱい締め付ければ良いという迷信があったようですが、きちんと正しい力で締める必要があります。

正しいトルク数については、取扱説明書に書いてあるので必ず目を通しておきましょう。

私は、トルク数が書いてあるページだけコピーしてトルクレンチと一緒にしてあります。

トルクレンチの調整方法は、持ち手を左右に回して数字を合わせます

ジュークは108N・m(108ニュートン・メートル)なので、横の数字を「100」に合わせて、持ち手の数字が「8」で真ん中の線がまっすぐになればOKです。

この数字を守らないと脱輪したり、ボルトを止める金具部分が折れてしまうなど、ちょっとしたことで大事故になってしまいます。

ニュースでも話題になることがありますが、脱輪したタイヤが歩道を歩いていた人を直撃して発生する死亡事故もありますので、しっかりと確認しましょう。

安全のためにも10kmほど走ったら、もう一度トルクレンチで締めなおしておくと更に安心ですよ。

トルクレンチで締め付けると、「ギギギ!!」っていう音がすのでこれで、OKです。

故障じゃないですよ。「もう回らないよ」っていう音なので、全てのボルトを締め付ければ完了です。

4本とも交換すれば、夏用のタイヤに履き替え完了です。

まとめ

さて、どうでしたでしょうか?

あなたもタイヤ交換していたくなりましたよね。

え?大変そうだからヤダ?

う~~~~ん。確かに!!

認めます。タイヤは重いし、道具と知識が必要で大変です。

おまけにタイヤを保管しておくスペースもいるので、誰にでもお勧めできるものではないですね。

でも、車にあまりに無関心だと、最悪車を早く壊すことになっちゃいます。

私のようにあれもこれも用意するのはなかなか大変なので、たまに「エンジンオイル」だけは見てあげてください。

私も最初は、そういうことから始めました。

知り合いにエンジンオイルの交換を一切しないで、エンジンを積みかえた人もいます。

そうすると、費用はすごいですよね。

もう、買い替えた方が良いんじゃない?ってくらいです。

機械も道具も人も愛情です。

愛情をかけてあげてダメなものは一つもないんです。

いざというときの備えや、エンジンオイルのチェックの方法など

ちょっとしたことでもいいので、この記事を読んでくれたついでに見直してもらえればうれしいです。

「備えあれば憂いなし」何事も準備8割・実行2割くらいの生き方をしてみると結構なんでも来いって感じになりますよ。

興味がでたら、タイヤ交換やってみて下さい。

最後まで読んでもらえてありがとうございます。

「こんなことやってみて」っていうリクエストがあれば、できるだけチャレンジしてみますので

コメントなど、遠慮なくしてくださいね。

ではでは、また会いましょう!!

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