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POP作成で実践!!Wordで画像やイラストを扱う簡単活用術

今回は、Wordの基礎編第5弾です。

画像の挿入と加工について紹介しちゃいます。

Wordを使っていると、POP(ポップもしくは、ピー・オー・ピー)広告などを作成することって結構ありますよね。

POP広告(以降POP)というのは、店内で使うポスターやステッカーなどのことです。

その中でもポスターをWordで作ろうとすると、必ずと言っていいほど図形や写真・イラストを使うことが頻繁にあります。

でも、意外と写真やイラストを上手に配置するのが苦手だったり、全く知らない人はザラにいます。

この操作を知らないと、実務では「え??」 って思われてるかもしれません。

でも、コツさえ知ってしまえば簡単に作れてしまうものです。

ただし、デザインのセンスは、何度も自分で勉強や工夫をしないと上手くはなっていきません。

その点を踏まえて今回は、ポップの作り方のちょっとしたコツも合わせて紹介するので参考にしてみて下さいね。

但し、今回の記事を読んだだけでプロ級のデザインの書類が作れるようにはならないので、ハードルは低めでお願いします。

では、では張り切っていってみましょう!!

キャンプ場でお宝探しPOPを作ってみよう!!

今回は、毎度おなじみの完成形から見てみましょう。


今回も完成版POPを用意していますので、必要であればダウンロードして下さい。

イラストに関しては、イラストAC様

写真に関しては、写真AC様

をオススメさせていただいているので、上記のサイトから事前に用意しておきましょう。

テーマは、親子で楽しめるキャンプ場でトレジャーハンティングをしちゃおうという仮想の企画です。

今回は、図形とイラストの組み合わせだけで作ってみました。

これくらいのPOPであれば、技術的には基本操作とちょっとした応用知識があれば、簡単に作れちゃいます。

デザインについては、配置や配色が一番の悩みどころですね。

作業に入る前にPOPを作る時の私なりのコツを教えちゃいますね。

ちなみに私はデザインについては、ほぼ素人です。

それでも、それっぽいポスターは出来るものなので、「ふ~ん」くらいの軽い気持ちで見て下さいね。

  1. 文字などの色は、3~4色にする
  2. 全体のバランスをとる
  3. デザインは重なってもはみ出しても気にしない

ざっくりですが、この3つを抑えておくと、まあまあのデザインができるようになります。

私の経験上、多くの人は最初に文字などの色を何色も使うので子供の落書きっぽくなってしまいます。私も最初はひどかったです。

なので、文字などの色はなるべく少なくまとめることがコツになってきます。

配色は下図のようになるべくまとめましょう。

こんな感じで配色の数を絞ることが重要です。

次に重要なバランスですが、最初はなぜか左側や右側に偏ったり、もしくは文字がぎっしり。なんていうデザインをしがちなので、バランスを取ることが重要になります。

最初は、どうしてもバランスを見ることが出来ないので、どうにもピンとこないことがあると思いますが、気をつけるだけで印象がガラッと変わります。

こんな感じで文字の重さを意識すると、だいぶバランスよく見えます。

そして、イラストや文字は、重ならないように配置したくなります。

私もずっとそうでしたが、重ならないことを意識すると逆に狭苦しく感じたり、変に整理されていて違和感が出てきます。

そういう時は思い切って、わざとはみ出したり重ねたりしてみましょう。

最初は上手くいきませんが、何度もチャレンジしていると自分なりのコツがつかめてくるので、チャレンジしてみましょう。

こんな風に重ねても大丈夫です。もっとはみ出したデザインでも意外と良かったりします。

要は何度もチャレンジして慣れることが大切なので、たくさん作るようにするのが上達の近道です。

図形の挿入の基本を抑えよう

まずは、タイトルの入力から始めてみましょう。

手順はすごく簡単です。ポイントは、図でも写真でも「挿入タブ」と覚えておくだけです。

今回は文字の配置を自由にしたいので「横書きのテキストボックス」を選びます。

①「挿入タブ」→「図形」→「基本図形のテキストボックス」の順にクリックしていきます。

その他にも「四角・星・爆発・吹き出し」などが選べるので図形はココ!!

と頭に入れておくと便利です。慣れてしまえば簡単ですよ。

②図形を選択している状態の場合、マウスカーソルが「十字」に変わります。

マウスポインターの形が変わる点に注意するクセをつけておきましょう。

③テキストボックスの場合は、挿入後にそのまま文字を入力することが出来ます。

④早速、タイトル(小さい方)を作ってみましょう。

といっても「親子で冒険」という文字を打つだけです。

⑤挿入した文字を見ると、文字の縦幅に対してテキストボックスの縦幅の方が広いですね。(縦長のテキストボックスになっています。)

こういうのって気になりますよね? っていうより気にして下さい。

「隙間あるけどまあいいか。」って放っておく人がいますが、これが間違いの元のです。どうしてか? 答えは、図形が増えてくると図形同士が重なって余白があればあるほど、変な選び方をしてしまうからです。

慣れてくると分かってくる話ですが、なんでも最初が肝心です。

余白はキレイに調整する。これはクセにしちゃいましょう。 

話が横道にそれましたが、余白の調整を始め図形を扱うときには、「白い○」に注目しましょう。

この「○」図形や写真の大きさを調整するためのものなんです。

「○」の上にカーソルを置くと「上下の白い矢印」にカーソルが変化します。

その状態でドラッグ操作をすると図形は伸び縮みするんです。

まっすぐな上下の矢印の場合は、縦幅や横幅の調整ができるということを覚えておきましょう。

次に四隅の「○」にカーソルを合わせると、斜めの方向に白矢印の形が変化します。

これは、見たままの意味ですが、斜め方向に図形を伸び縮みさせることができるので、ココでちょっと練習をして、動きに慣れておきましょう。

動きになれたら、文字の大きさに合わせてテキストボックスのサイズを調整しましょう。

ちなみに「テキストボックス」とは、『テキスト=文字・ボックス=箱』つまり文字を入力するための箱という意味なので、文字を自由な位置に表示したいな。というデザインでの作業にオススメです。

文字の装飾とイラストの挿入はどうすればいいの?

次は、文字の装飾関係について見てみましょう。

今回は、一例としてフォント(文字)の各種設定をご紹介しますが、必ずこの通りに設定する必要はありません。

むしろ、自分が楽しいなと思う色合いやイラスト・配置などを自由に行って楽しみながらWordを覚えましょう。

タイトルの書式設定
フォントの種類: HG丸ゴシックM-PRO
フォントのサイズ: 28
フォントの色: ゴールド、 アクセント 4、黒+基本色50%

表の内容の通りに設定していきましょう。

①文字は、予め全て選択した状態から始めましょう。そうしたら、目的の書体を選びます。

②続いて文字のサイズを選択しましょう。

③次に文字の色を選びます。

④色々な設定をしたので、もう一度テキストボックスの大きさを整えておきましょう。

⑤テキストボックスは、挿入された時に周りに線が設定されています。

線があると今回のようなPOP作成には向かないので、この線を無くしましょう。

手順は、「描画ツール」→「書式タブ」→「図形の枠線」→「枠線なし」

の順番でクリックしていきます。これで終わりです。

※図ツールは、テキストボックスなどの図形を選択した状態でないと表示されないので注意しましょう。

⑥「線なし」を選択すると文字の周りの「実線が点線」に変わります。

この点線は、印刷の時には印刷されないので心配いりません

⑦つづいて他のタイトルも設定しますが、この「親子で冒険」の文字と大きさが違うだけなのでコピーすれば、もう一度書式設定などをしなくて済みますね。

そんなときは、このテキストボックスをコピペしちゃいましょう。

本来、コピペの作業は、「Ctrl+C」と「Ctrl+V」で行いますが、私がオススメしているのは、「Ctrl+D」です。

このショートカットキーは、 「Ctrl+C」と「Ctrl+V」 =「Ctrl+D」の関係にあるので、2回の作業が1回で済むというメリットがあります。

基礎知識として教えられることはあまりないショートカットキー ですが、覚えておいて損はないですよ。

もしくは、「Ctrlキー」を押しながら、「ドラッグ操作」をしても図形をコピーできます。

⑧連続で複製されるので1箇所に固まっています。

バラバラに配置してみると、ちゃんとコピペができるのが分かりますよね。

⑨次は画像(写真やイラスト)の挿入方法です。

手順は、簡単で「挿入タブ」→「画像」の順にクリックしましょう。

画像は前もって用意しておいて下さい。

(今回は、見本とは別のイラストで説明しています)

画像が保存されているフォルダを選択したら、目的の画像をクリックしましょう。

次に「挿入」ボタンをクリックします。

挿入された画像は、文章の中に配置されるので今回のようなPOPの作成には向いていません。

そこで、「文字列の折返し」という機能を使って画像を自由に配置出来るように設定する必要があります。

手順は、画像を選択している状態で「図ツール」→「書式タブ」→「文字列の折返し」の中の「前面」をクリックしましょう。

これで画像を好きな場所に配置することが出来ます。

実際に画像を動かして左下あたりに配置できれば完了です。

あとは、好きな画像や文字を挿入していけばPOPの完成です。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?

今回は、POPの作り方を通して画像や文字の挿入方法と自由な配置にする方法について紹介してきました。

実は、今回最初に完成イメージの「キャンプ場でお宝探しイベント」のPOPは今回紹介した方法だけでは、出来ません。

それが冒頭で少しだけ触れているちょっとした応用技です。

今回は少しだけ課題を残しています。

もし今回の完成イメージに近づけたいと思ったら、ぜひ自分なりに試行錯誤をしたり、ネットで検索してみて下さい。

「何言ってるんだ!! 中途半端でやめるな!!」と思うかもしれませんが、私が肌で感じる上達のコツは、多少は自分で苦労することです。

社会に出ると自分の時間を削ってでも何かを教えてくれる人は、ほぼいません。

特に親しい人は別かもしれませんが、みんな働いているのでそんな余裕もなければ、悪い言い方ですが、儲け(自分の利益)にもならないことを進んでする人はごく少数です

ただ、そうは言っても基礎を知らなくちゃ応用も調べることも出来ませんよね。

何を聞いたり調べたりしたら良いか分からないことだってたくさんあるでしょう。

そういうときは、遠慮なく私に聞いて下さい。

コメントやSNSなどで聞いてもられば、なるべく早急にお返事をさせていただきます。

まずは、たくさん覚えるのは大変なので画像や文字の自由な配置などに慣れておいて下さい。

必ず、あなたの役に立ちます。

まずは今回の基礎知識をマスターして色々なことにチャレンジしてみて下さいね。

前の記事に戻る → 第4回 書式設定はコピペで捗る

最初から記事を読む → 第1回 たった4つ覚えるだけでWordをマスターする方法!!

それでは、また次回お会いしましょう。またね。

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