今回の記事では
Excelに入力した日付を元に曜日を表示するにはどうしたら良いの?
日付と曜日をそれぞれ入力するのはすごく大変だから簡単に入力する方法が知りたい
曜日を元に土日を自動的に色分けする方法は無いの?
日付と曜日の両方色を曜日ごとに色分けしてカレンダーを作る方法が知りたい
こういった疑問に答えます
Excelで曜日の表示を自動化する方法のテーマ
①曜日を自動的に表示させるには日付を元に書式設定で表示させるのが正解です
②土日の色を自動で塗り分けるにはWEEKDAY関数で自動化するのが正解です
この記事を書いているのはOfficeを約20年間活用しながら
ITを活用したエステの経営マネジメントしている私の経験を基に
「Excelで曜日の表示を自動化する方法のテーマ」に関して実体験に基づいて解説しています
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曜日を自動的に表示させるには日付を元に書式設定で表示させるのが正解です
Excelで曜日を自動的に表示させるには、日付を元に書式設定で曜日を自動で表示させるのが正解です
なぜなら、日付が入力されていれば関数を設定するだけで曜日を自動的に表示することは簡単に出来るからです
Excelで曜日を表示したい時は実務でも比較的たくさんあります
でも、日付と曜日を手動で入力するとなるとすごく大変ですよね
年月日があるので曜日は間違いやすいし月ごとに日数がバラバラです
それだけでも大変なのに色々な曜日名を入力する必要があります
年間だったら365パターンも入力しないといけません
考えただけでもゾッとします
今回はそんな曜日をサクッと表示させる方法について解説していきます
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結論からいうとこんな感じで曜日は手軽にサクッと表示できます
もちろん、手動でいちいち入力した訳じゃないですよ
ではこの色々なパターンの表示方法について見ていきましょう
思っているよりもずっと簡単なのでサクッと設定出来ます
日本語の曜日表示
まずは日本語の曜日表示の方法から見ていきましょう
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まず、曜日の正体ですがこんな風に「A2のセル」を数式でコピーしています
要は日付が入力されているのと同じ意味ですね
その日付の表示形式を曜日に指定することで曜日を表示してるという訳です
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表示形式の設定は「ホーム」タブの「数値」グループにある「数値の書式リスト」をクリック
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一覧の一番下「その他の表示形式…」をクリック
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セルの書式設定ダイアログが表示されるので「表示形式」タブの「ユーザー定義」をクリック
種類に「aaa」と入力
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「OK」ボタンをクリック
これで曜日が表示されます
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ちなみに「B2」のセルの表示形式を日付にしてみると日付が表示されるので「曜日の正体は日付」という事が分かりますよね
その他の曜日も仕組みは全く同じです
今回の3パターンの設定内容は次の通りです
表示結果 | 設定内容 |
月 | aaa |
月曜日 | aaaa |
(月) | (aaa) |
設定方法はこれだけです
表示形式の設定をちょっと変えてあげれば色々なパターンで表示してくれるのでぜひ活用しましょう
日付と曜日を同時に表示する
日付と曜日の表示方法にはいくつかパターンがあります
それは、「日付と曜日をセットで表示する方法」と「日付と曜日を別のセルに表示する方法」です
セット表示の場合は1つのセルで日付と曜日を表示したい時に
別々の表示をさせたい場合は「日付を基準にした並べ替え」または「曜日を基準にした並べ替え」をしたい時に設定します
要は月曜だけ集めて表示するなど、日付と曜日を分けたい時に便利です
今回は日付と曜日を同じセル内で表示させてみます
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表示形式の設定から「その他の表示形式…」をクリック
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種類に「yyyy/mm/dd(aaa)」と入力して「OK」ボタンをクリック
これだけです
要は日付の表示形式である「yyyy/mm/dd」と曜日の「(aaa)」をくっつける
このシンプルな方法で今回の表示をさせているという訳です
英語で曜日を表示する
最後におまけとして英語で曜日を表示する方法について解説します
設定方法はすごく簡単なのでサクッと行ってみましょう
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こんな風に「WedやWednesday」といった英語で曜日を表示出来るようにしましょう
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Wedといった省略した書き方の場合は「ddd」と入力します
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Wednesdayといった正確な書き方の場合は「dddd」と入力します
これだけで曜日の表示方法を設定出来るのでぜひ活用していきましょう
繰返しになりますが、Excelで曜日を自動的に表示させるには、日付を元に書式設定で曜日を自動で表示させるのが正解です
土日の色を自動で塗り分けるにはWEEKDAY関数で自動化するのが正解です
土日の色を自動で変更するにはWEEKDAY関数と条件付き書式を組み合わせることで実現できます
なぜなら、WEEKDAY関数は曜日を数字で表現してくれるのでその数字を元に色分け設定をすれば自動化出来るからです
それでは土日の色を自動で塗り分ける方法について解説します
まず、結論ですが書式設定とWEEKDAY関数を組み合わせた結果を見てみましょう
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こんな風に土日に対して色分けが自動的に出来ます
詳しい設定方法を見ていきましょう
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まず、WEEKDAY関数の使い方について解説します
WEEKDAY関数はこんな風に「日付を基に曜日を番号として表示」してくれます
今回の設定の場合は「水曜日=4だよ」という具合です
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設定した式を見てみると「=WEEKDAY(A2,1)」ですね
この式を日本語にすると「=WEEKDAY(A2のセルの日付を,「1」のルールで番号を振ってね)」という意味になります
引数に「1」を指定すると「1=日曜日…7=土曜日」という連番になります
つまり、「日=1・月=2・火=3・水=4・木=5・金=6・土=7」にしてねということですね
WEEKDAY関数の引数は色々設定できますが、他の方法に付いては省略します
基本が分かったところで「条件付き書式の設定」をしましょう
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設定したい範囲を選択します
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「ホーム」タブの「スタイル」グループにある「条件付き書式」をクリック
「新しいルール」をクリック
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「数式を使用して、書式設定するセルを決定」をクリック
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「数式ボックス」に「=WEEKDAY(A2,1)=1」と入力
日付のセルは範囲内の一番左上の「A2セル」を指定すれば大丈夫です
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次に「書式」ボタンをクリック
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セルの書式設定ダイアログが表示されるので「色パレットから赤」をクリック
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「OK」ボタンをクリック
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「プレビュー」画面の文字色が変わったら「OK」ボタンをクリック
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続けて土曜日の設定もしたいので「新規ルール」ボタンをクリック
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数式に「=WEEKDAY(A2,1)=7」と入力
「書式」ボタンをクリック
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セルの書式設定ダイアログの「色パレットから青」を選択
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設定が整ったら一度「適用」ボタンをクリック
この時点でシートの色分けの結果が表示されます
上手くいっていない場合は数式などを見直してみると上手くいくことが多いです
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設定に問題がなければ「OK」ボタンをクリック
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これで自動的に「土日の日付と曜日の色分け」が出来ました
この設定は慣れないと難しいので少しずつ理解してみましょう
繰返しになりますが、土日の色を自動で変更するにはWEEKDAY関数と条件付き書式を組み合わせることで実現できます
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