今回は、フリーキャプチャソフトの「SnapCrab(スナップクラブ)」のご紹介です。
キャプチャソフトなんて言っても分からないですよね。
まずキャプチャ(キャプチャー)とは何でしょうか?
単にキャプチャと言った場合、ある瞬間のコンピュータの表示画面を丸ごと画像データとして写し取った「画面キャプチャ」を指すことが多い。
スクリーンキャプチャあるいはスクリーンショット(screen shot)とも呼ばれる。オペレーティングシステム(OS)の機能などとして提供されるもので、特殊なキー操作やボタン操作などにより、ディスプレイに映し出されている操作画面全体を画像データとして取り込む。
取り込んだデータはクリップボードを介して別のソフトウェアに呼び出したり、画像ファイルとして特定の場所に保存されたりする。
IT用語辞典 e-Words 様より引用
つまり、キャプチャとはパソコンの画面を画像にして保存することを言います。
プリントスクリーンやスクリーンショット(スクショ)という言葉をちらっと聞いたことはないですか?
実は、今回のキャプチャ(画面キャプチャ)やプリントスクリーン・スクリーンショットというのは、言い方が違うだけで同じことを言っています。
プリントスクリーンは、キーボードにPrint Screen(Prt Sc)キーがあるので見たことがあるかもしれませんね。
今回は、一見地味なキャプチャの便利な活用方法やSnapCrabの使い方についてお話していこうと思います。
それでは、本編へ行ってみましょう!!
目次を使って読みたい項目へ
画面キャプチャって必要なの?
そもそも画面キャプチャなんて必要なんでしょうか?
普段パソコンを使うだけならあまり利用する機会は少ないかもしれませんね。
ただ、こんな場合はどうでしょう?
- マニュアルを作成する必要がある
- この画面をとって(保存して)おきたい
- 調べたWebサイトの画面をとっておきたい
- 参考にしたいデザインのページをとっておきたい
- ブログに載せるために操作工程を画像として保存しておきたい
意外とキャプチャ機能というのは、活躍の場が多いですよね。
特にマニュアルづくりやブログの更新には必須の機能なんです。
しかも、画面に表示できるものであれば大体画像として保存しておくことができるんです。
ただ、画面を撮影するという目的であれば、デジカメで画面を撮影しても同じじゃね? と思うかもしれませんよね。
確かにそういう手もアリです。
でも光の映り込みや画像をパソコンに取り込む手間
ザ・画面を撮影しました感がある写真だと、さすがにダサいということもあります。
キャプチャなら最小限の手間で簡単に画像保存ができるので試してみる価値ありです。
私も「気楽生活」で記事を更新するときは、キャプチャしまくって作業することが多いのですごく重宝しているんです。
でも、プリントスクリーン機能が標準であるのにわざわざフリーソフトを入れる意味ってあるんでしょうか?
次は、ソフトの必要性について見ていきましょう。
プリントスクリーン機能があるのにSnapCrabは必要なの?
SnapCrabは、本当に必要なんでしょうか?
はい。すごく便利なのでぜひ使ってみてほしいソフトです。
SnapCrabにはプリントスクリーン機能には無いメリットが沢山あるんです。
どんなすごい機能があるか見ていきましょう。
《メリット1》マウスカーソルもキャプチャできる
このソフトは、マウスカーソルもキャプチャできるんです。
え~、それだけ? って思われるかもしれませんがこれが結構重要なんですよ。
Window標準のプリントスクリーン機能では出来ないんです。
私のようにパソコンの操作を解説することが多い人間は、すごく重宝します。
例えば、こんな風にマウスポインターごとキャプチャできると、指している部分が分かりやすかったり、マウスポインタの形が変わったりするので説明のときに楽なんですね。
必ずしも必要では無いかもしれませんが、結構使いみちがあるのでぜひ試してみてほしいです。
《メリット2》無料で使えて、撮ったその場で画像ファイルとして保存してくれる
SnapCrabは、なんと言っても無料で使えるんです。
SnapCrabというソフトの提供元は、フェンリルという会社さんが提供してくれています。
フェンリルさんは、その他にも「Sleipnir(スレイプニル)」というブラウザや「FenrirFS(フェンリルFS)」というファイル管理ソフト・「PictBear(ピクトベア)」というペイントソフトなどいろいろなソフトを提供してくれています。
しかも、画像を撮影したら、PNGなどの画像ファイルとしてその場ですぐに保存してくれます。
プリント・スクリーン等の場合は、撮影した画像を「クリップボード」とう場所に一時保存して、Wordやペイントに貼り付けて使います。
でも、キャプチャした画像は写真と同じような感覚でどんどん撮りためたほうが効率的なんです。
保存したら、その画像を再編集すればいいのでこの【撮ったらサクッと保存】してくれる機能は、めちゃくちゃ便利なんですよ。
《メリット3》デザインが凄く良い
SnapCrabは、使い方や設定方法もシンプルで、パッと見で画像を撮影してくれるソフトなんだなということが分かったり、設定方法もシンプルで分かりやすく良い感じです。
イメージはこんな感じですね。
「オレンジ色のカメラ」のアイコンなので分かりやすくて目立ちます。
また、デザインというと「見た目」に注目されますが、UI(ユーザー・インターフェース)といって使いやすさにこだわって作られています。
機能面や使い方のデザイン(作り)にも力を注がれているので、その点もすごくこだわりが感じられる素晴らしいソフトです。
SnapCrabをダウンロードしてインストールしよう
いよいよSnapCrabを使ってみましょう
まずは、公式サイトからソフトをダウンロードしておきます。
ダウンロードは、「ダウンロードボタン」をクリックすればサクッとできるので簡単ですよ。
ダウンロードができたら、インストールしていきます。
①【SnapCrabをダウンロード】ボタンをクリックします。
ダウンロードした「SnapCrab113-setup.exe」をダブルクリックしてインストールしていきましょう。
②【次へ】ボタンをクリックします。
③【次へ】ボタンをクリックします。
④【次へ】ボタンをクリックします。
⑤【インストール】ボタンをクリックします。
これで完了です。めちゃ簡単です。
次は、実際の使い方と「オススメの設定方法」を見ていきましょう。
使い方とオススメ設定
使い方は、すごく簡単です。
まずは、SnapCrabをクリックしてツールボックスを表示させましょう
SnapCrabのアイコンをクリックするとツールボックスが表示されます。
ツールボックスの機能はこんな感じです。
各アイコンの上にマウスカーソルを合わせると、マウスオーバーと言って説明文が表示されるので、使い方は基本目的のボタンをクリックするだけです。
私がオススメする機能は、①と③の機能です。
③は、説明するまでもなくデスクトップ(画面に表示されている全て)をキャプチャする機能です。
①は、「選択したウィンドウだけ」を切り抜いてキャプチャしてくれる機能です。
この機能のメリットは、特定の画面(ウィンドウ)だけをトリミング(切り抜き)をして保存してくれる点です。
この機能があれば、目的のウィンドウだけを手間なしで保存できるのですごく便利なんです。
ちなみにセットアップの手順の写真は、この方法で撮影したものです。
使うときは、各ボタンをクリックして3秒後に撮影されます。
デスクトップキャプチャを参考にして使い方を見てみましょう。
デスクトップ撮影は、①のボタンをクリックして3秒間操作しないで待ちます。
右下のカウンターが「0」になったタイミングで自動的にキャプチャしてくれます。
この要領でバンバンキャプチャしていけばOKです。めっちゃ簡単ですよね。
この3秒という時間が重要で、その間に写真に撮りたい配置などを決めるのがコツですよ。
次は、オススメの設定について見てみましょう。
設定方法は、⑧の歯車ボタンをクリックします。
「マウスカーソルを含める」をクリックしてチェックしましょう
保存タブの「キャプチャの保存先」の「指定フォルダ」を任意の保存先に設定します。
参照ボタンを押して指定したらOKボタンをクリックしましょう。
もう一つは、「ホットキー」タブの「デスクトップ全体をキャプチャ」が「Print Screen」になっていない場合は、「Print Screen(P)」のチェックボックスをクリックして、「OK」ボタンをクリックしましょう。
この設定をすれば、任意の場所にマウスカーソルを含めた画像をPrint Screenキーを押せば画像を保存できちゃいます。
基本的には、最初から設定されているものが多いので、撮影前にチェックしてみましょう。
まとめ
さて、今回のお話は以上です。
SnapCrabの魅力はお伝え出たでしょうか。
キャプチャ専用ソフトなので、できることは画面を撮影して保存するだけです。
凄くシンプルなんですが、結構使う場面が多いのがこのキャプチャという機能です。
シンプルな操作でサクサク画面が撮れるとすごく快適なんですよ。
一度使ったら手放せなくなるくらい楽しいソフトなので一度使ってもらえると嬉しいです。
ちなみに、このソフトはデュアル・ディスプレイに対応していて2画面を使ってパソコンを操作しているコアユーザーの方でも快適に使ってもらえるソフトです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ブログを読んで少しでも役に立てたら嬉しいです。
それでは、次回またお会いしましょう!! サラダバ~~~!!!
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