今回の記事では
Wordの文書をPDFファイルに変換すると制作者の名前が保存されてしまうって聞いたけど本当?
インターネット上に公開するからそういった情報は載せたくないけどどうにか出来るものなの?
PDFファイルを作る時に個人情報を削除する方法があるなら教えて欲しい
インターネット上に公開するファイルだけ自分で個人情報を削除して最終チェックしたい
こういった疑問に答えます
✔Wordの文書をPDF化した時に個人情報を反映させない方法のテーマ
①Wordの問題のチェック機能を活用すれば手軽に個人情報の削除をすることが出来ます
②PDFの変換の時にオプションの設定をすれば個人情報が無いPDFファイルを作れます
この記事を書いているのはOfficeを約20年間活用しながら
ITを活用したエステの経営マネジメントしている私の経験を基に
「Wordの文書をPDF化した時に個人情報を反映させない方法のテーマ」に関して実体験に基づいて解説しています
Wordの問題のチェック機能を活用すれば手軽に個人情報の削除をすることが出来ます
Wordの「問題のチェック機能」を活用すれば手軽に個人情報を削除することができるので安心してファイルを公開出来ます
なぜなら、Wordの標準機能を使うだけで個人情報を削除することができるからです
Wordの書類をWeb(インターネット)上にUPすると実は個人情報が含まれていることを知っていますか?
個人情報と言ってもMicrosoftアカウントに登録された名前が主な情報です
ただ、アカウントには実名で登録することが多いので自分の名前が全世界に分かってしまうのは嫌だと思うこともありますよね
今回は、そんなPDFファイルに個人情報を反映させない方法について解説していきます
WordからPDFファイルを何も意識しないで作るとこんな感じで自分の名前がファイル内に含まれてしまいます
一方、Wordでの個人情報対策をしたPDFファイルには、プロパティ画面を見ても個人情報が含まれていない事が分かりますよね
この差はPDFファイルに変換する時に一手間掛けたかどうかで決まります
ただ、手間と言っても簡単な操作だけで削除することが出来るのでサイト上に公開するPDFファイルに自分の名前が反映されてしまうのは嫌だと思ったら対策してみましょう
「ファイルタブ」をクリック
「情報」をクリック
「問題のチェック」ボタンをクリック
一覧から「ドキュメント検査」をクリック
「ドキュメントの検査」ダイアログが表示されるので「ドキュメントとプロパティと個人情報」にチェックが入っていることを確認
「検査」ボタンをクリック
個人情報が含まれている場合「全て削除」ボタンが表示されるのでクリック
念のため「再検査」ボタンをクリック
問題無ければ「閉じる」ボタンをクリック
続いてPDFファイルを作ってみましょう
「ファイル」タブの「エクスポート」をクリック
「PDF/XPSの作成」ボタンをクリック
PDFの作成ダイアログが表示されるので「発行」ボタンをクリック
保存されたPDFファイルの上で「右クリック」
一覧から「プロパティ」をクリック
プロパティのダイアログが表示されるので「PDF Infomation」タブをクリック
Author欄には何も表示されません
つまり、個人情報を自動的に削除してくれたということです
作業自体はとても簡単なので是非チャレンジしてみましょう
繰り返しになりますが、Wordの「問題のチェック機能」を活用すれば手軽に個人情報を削除することができるので安心してファイルを公開出来ます
PDFの変換の時にオプションの設定をすれば個人情報が無いPDFファイルを作れます
Wordの文書をPDFファイルに変換する時にオプション設定をしても個人情報を含まないファイルを作る事ができます
なぜなら、PDFの保存の時にオプション機能を設定しても個人情報を削除することが出来るからです
それでは最後にPDFファイルとして保存した時に個人情報を削除する方法について解説します
こちらの方法も設定方法は簡単なのでサクッと設定出来ますよ
「ファイル」タブをクリック
「名前を付けて保存」をクリック
「ファイルの種類」をクリック
一覧から「PDF」をクリック
「オプション」ボタンをクリック
「オプション」ダイアログが表示されるので「ドキュメントのプロパティ」のチェックボックスをクリック
「チェック」が外れたことを確認
「OK」ボタンをクリック
「保存」ボタンをクリック
これで同じように個人情報が削除されたPDFを保存することが出来ます
こちらの方法も設定は簡単なので必要に応じて設定してみましょう
繰り返しになりますが、Wordの文書をPDFファイルに変換する時にオプション設定をしても個人情報を含まないファイルを作る事ができます
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