今回は、ヤマノススメというアニメに出てくる「天覚山(てんかくさん)」の登頂に挑戦してきました
聖地巡礼ということで本当は「子の権現(ねのごんげん)」というお寺がある山まで行こうと思ったんですが、チームで挑戦したので今回は途中の大高山まで行ったら下山をして電車で一駅戻ってくる
縦走コースにチャレンジ
思っていたいよりも登りがいがあって本当に楽しかったです
今回は、そんな「飯能アルプス前半_大高山までの縦走コース」の魅力について紹介します
ヤマノススメ巡礼_天覚山~大高山の縦走コース / ツルトロさんの大高山(埼玉県)・天覚山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
東吾野駅(ひがしあがのえき)から天覚山(てんかくさん)山頂へ
今回出掛けたのは、埼玉県の飯能市にある東吾野駅をスタート地点に天覚山を登っていくルートです
天覚山は低山ですが、結構登りがいがある登山道で登山初心者の場合少しつらいかもしれません
一駅先の吾野駅までの道のりを登山ルートで進んでいく感じです
駐車場は、駅前にある「東吾野駅前駐車場」を使えば1日500円で停めることが出来て便利です
ただ、駐車場の名前が分かりづらい点と隣の何台か分は「月極駐車場(つきぎめちゅうしゃじょう)」になっているのでそこには停めないようにしましょう
この券売機で料金を支払って、レシートをダッシュボードの見える場所に置いておくのがルールです
駐車場の名前は「西武スマイルパーク」になっているのでこっちの方が分かりやすいですね
1日は①を選んで2日間駐車したい場合は②を選ぶ仕組みですね
料金を払う時は「ナンバープレートの番号を入力する形」になっていて結構珍しいタイプの駐車場でした
駐車場から線路沿いに駅まで歩くと案内板が出てきます
天覚山は向かって左の方なのでそちらに向かいましょう
ちなみに「ユガテ」というところがあるんですが、これは山中にある集落のことだそうで現在は1件の家が残るいわゆる限界集落のようです
東吾野駅前には、公衆トイレがあるので出発前にここを使わせてもらいましょう
登山のルート上にはお手洗いが無いのでここで済ませておくのが正解ですね
駅の脇に細い道路が伸びていて、その先に踏切があるのでそこを渡りましょう
ちょっと分かりづらい道なので最初は戸惑うかもしれません
踏切を渡ると「物語のある散歩道」という案内版が出てくるのでそこを右に進みます
ユガテを始め天覚山には、まだコースが色々とあるようなのでまた行きたいですね
道なりに進むと分岐点が出ってきます
ちょっと分かりづらい案内ですがここを左に進みましょう
気づいたんですが、このあたりは林業が盛んで材木加工の業者さんが多いようですね
少し歩くと三叉路にぶつかるので右の道を進みましょう
住宅街で案内が無いので登山道が分かりづらいです
道なりに進んでいくとこんな感じで、いきなり山道に突入です
あまり登山道だというアピールが無いのは、個人的にはもったいないなと思います
入り口にはこんな張り紙があってどんな山でも「熊には注意」が必要ですね
特に2023年は熊被害が全国的に多く問題になった年なのでできる限り予防と自衛が必要です
ちなみに私は、「熊鈴と熊の撃退スプレー」を持って必ず出かけるようにしていますが、それでも心配なので危険を感じたらすぐに下山するという心持ちでいつも登山をしています
少し進むと分岐点があって、そこには「カーギルの森」という看板と長椅子が用意されています
ここで休憩をとれますね
長椅子の近くに案内版が落ちていますが、「左の沢筋コース」と「右の尾根コース」に分かれています
今回は、左の沢筋コースから登っていきますが、こっちのコースは結構急な斜面を登っていくことになるのでそれなりに体力が必要です
この道はしばらく左手に流れる小川の脇を登っていくルートです
最初はこんな感じでゆったり進んでいくことが出来ます
しばらく進むと、水道関連の施設が出てくるのでその脇の道を進みます
この先で分岐していますが、右側の道を登っていきましょう
ここから道が結構険しくなってきます
また、大きめの岩や石が出てくるので気を付けて登っていきましょう
登山道の途中ではこんなに大きな岩が出てくる場所もあるので、結構迫力があって登っていて楽しいですね
このあたりから、登りがきつくなってきますよ
だんだんと傾斜(けいしゃ)がきつくなるのでちょっと覚悟しておきましょう
更に登っていくとこんな風にシダ系の植物が多く生えていて急な山道になります
パッと見だと、どこに道があるか分からないですがちゃんと道はあるので迷わず進めますよ
登り切ると東吾野駅の案内板と広場に到着します
頂上近くには「両峰神社(りょうみねじんじゃ)跡」という場所になっていて、広場とそれらしきパーツが残っているだけで建物などは無いですね
ただ、石垣などは残っているので人の手が入ったんだなというのは伝わってきます
少し登ると大高山との分岐点にぶつかるので左手の道を登っていきましょう
とうとう天覚山に到着です
天覚山は「標高446m」で見晴らしがきき、飯能市の市街を見渡すことが出来ます
いくつかベンチも用意されているので、休憩や食事をとっても良いですね
誰がくくりつけたのか分からいないですが、こんな感じのかわいい天狗が木の幹に付けられていました
「天覚山を守る会」の方が付けていったんでしょうかね
天覚山から大高山へ縦走開始
休憩が終わったら次は大高山に向かって進んでいきましょう
ただ、この先は広くなっていたり、休むようなスペースはあまり用意されていないので適当な場所で食事をしたり、休憩をして進んでいきましょう
大高山へは、天覚山から一度降りて案内の方向へ進んでいきます
ここからは、尾根ルートなのでそんなに登ったり降ったりといったことは無いですが、それなりの長さがあるのでマイペースで進んでいきましょう
道はこんな風に多少くねくねと曲がっていたり、木の根が多かったりするので足元には要注意です
たまにこんな風に結構長い道を登ったり降ったりして、それなりに体力を使うので慌てずに行きましょう
いきなり、ストンという感じで降っていったりするので結構危ないなと感じる道もあるので、急がないのが正解です
しばらく進むと「吾野ノ頭(あがののかしら)」というポイントに到着です
特に何があるわけでは無いですが、広くなっているのでここまで来るとあと半分といったところですね
更に進むと「大岩(おおいわ)」という場所に着きます
文字通り大きな岩なので目印になりますね
今回は、トレイルランニングのイベントがあるようでところどころ目立つ標識がありましたが、普段はもう少し落ち着いているようです
後もう少しで頂上ですが、こんな風に結構登道がきつい場所もあるので低山としては本当に面白いルートです
天覚山からそれなりに歩いてくるといよいよ大高山の山頂に到着です
標高は「493m」で休むところや開けた場所はあまりないので通過ポイントといった感じです
子の権現までの案内にもなっているので、ここから更に登山を続けるのもありですが全ルートで7時間以上は掛かるので今回はここから下山していきます
山頂標識裏にこんな感じで可愛らしい狛犬と一緒に「善宮八幡大神(ぜんぐうやはただいじん)?」というオブジェがありました
歴史的なものなのかもしれないですが、詳しくは分かりませんが結構可愛いです
吾野駅に向かって下山開始
今回の縦走ルートの残りは吾野駅まで降っていくだけです
ただ、今回の聖地巡礼ですがアニメでは「子の権現」まで行って話は終わっていましたが、ちょっと違和感はありました
「あおい と ここな」の二人が縦走していますが、結構ハードなので実際には体力がある人じゃないとなかなか厳しいルートです
もちろん、お話の中のことなのでその辺りは別に問題ないんですが、実際に歩く時はちょっと気を付けて下さい
あまり山登りになどになれていない女性と一緒に行くときや、運動不足で体力が無くなっている人と一緒に行くときは、様子を見ながら途中で下山することも頭に入れておいた方が良いルートなのでそこだけは要注意です
下山の時も結構注意して降りていきましょう
いきなり、こんな感じの急な道を降らないといけないので慎重に一歩ずつ降りていきましょう
下山のルートはこんな感じで結構長く続いています
昇り降りはそこまで無いですが、ちょこちょこあるので適度な休憩をとりながら進みましょう
最初の分かれ道ですが、ここは「左」に進みます
一度登って降る形になるので頑張りましょう
登った先にベンチがあるので休むのも有りです
上った先がこんな感じで急な降りになっているので気を付けて降りていきましょう
進んでいくと道路に出ます
道路を進んでいく様に思えますが、ここは反対側の山道を登っていくことになります
結局山越えをしないと遠回りになるので急がば突っ切れといった感じです
案内にもありますが、駅までは「前坂」の方に向かった方が直線的なのでちょっとしんどい登りですが、頑張って登っていきましょう
登り切ると分かれ道になっていますが、ここは右の道を進みましょう
しばらく進むと左右に別れていますが、どっちを選んでも同じ道に合流します
今回は、体力も考えて巻き道(まきみち)である「右の道」に進みましょう
巻き道とは迂回ルートのことで、いわゆる女坂のことですね
ここが最後の分かれ道です
ここが「前坂」なので右に進むと駅への道になります
道はこんな感じになっていてちょっと分かれ道っぽくなっていますが、案内があるので迷うことは無いですよ
ここまでくると、もう少しで一般道に出るので頑張って進んでいきましょう
下山すると登山口に出ますが、ここはお寺さんの墓地の入り口に合流する形になります
お手洗いも借りられるようですが、鍵が掛かっていたので今回は近くの吾野駅にあるのでそこを利用しました
すぐ近くに「吾野湧水」という水を飲むことが出来る給水ポイントがあるのでそこで給水するのも良いですね
吾野駅へは案内通り近のトンネルをくぐって行きましょう
小さめのトンネルをくぐれば、駅に到着です
吾野駅もすごく清潔感があって良い駅ですね
休日は1時間に2本は電車が来るので今回は電車で東吾野駅に戻ります
ちょっと珍しかったのが、吾野駅前には休憩所があって食事などを楽しめるので休憩してもいいですね
吾野駅のトイレもキレイなので必要に応じて使わせてもらいましょう
今回は最後まで読んでいただきありがとうございます
今回は「天覚山と大高山」を経由するヤマノススメ縦走ルートの前編でした
次回は「子の権現」までの飯能アルプスの後半を歩いてみたいと思います
結構本格的な登山を楽しめるのでチャレンジしてみると面白いですよ
それでは、また次回お会いしましょう
次回の登山でまた会いましょう!!!
まったね~~~~~~~!!!!
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