今回の記事では
Excelで関数を使った日付の書式設定をする方法って無いの?
なるべく簡単な方法で具体的な使い方も教えてもらえたら嬉しい
日付の表示形式を関数で設定する実践的な使い方ってある?
やり方は分かったけどどう活用するのが良いか具体的な方法が知りたい
こういった疑問に答えます
✔Excelの関数を使った書式設定を活用する方法のテーマ
①Excelで関数を使った書式設定をする時はTEXT関数を使うのが正解です
②関数を使った書式設定の応用は文字列の結合をしたい時がポイントです
この記事を書いているのはOfficeを約20年間活用しながら
ITを活用したエステの経営マネジメントしている私の経験を基に
「Excelの関数を使った書式設定を活用する方法のテーマ」に関して実体験に基づいて解説しています
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目次を使って読みたい項目へ
Excelで関数を使った書式設定をする時はTEXT関数を使うのが正解です
Excelで関数を使った書式設定をするならTEXT関数を使うのがベストです
なぜなら、TEXT関数は指定したセルの内容を目的の書式設定で表示してくれる関数だからです
Excelでは書式設定をすることが重要です
なぜなら、見た目は見やすくしたいけど計算もちゃんとしたいという時に必要な設定だからです
ただ、普通の書式設定だと色々な文字を組み合わせて表示することが出来ないという弱点があります
そんな時に役立つのがTEXT関数を使った表示形式の設定方法です
実際にどんなことが出来るのか完成形を見ながら解説していきますね
TEXT関数を使うとこんな風に色々な表示方法を手軽に設定できます
では、順番に設定方法について見ていきましょう
まずは、日付を連番で表示する方法です
こんな風に日付を連番で表示してデータベースを作りたい時があります
この方法は日付を数字だけで管理したい時に便利な方法です
日付を連番として表示したい場合、いちいち手で入力し直していたら大変ですよね
そんな時は「=TEXT(A2,”yyyymmdd”)」と入力すればOKです
TEXT関数の基本的な使い方は「=TEXT(値,”表示形式”)」です
今回の式を日本語にしてみましょう
「=TEXT(A2のセルを「yyyymmdd」の表示形式で表示してね)」という意味です
表示形式の「yyyymmdd」は「年数を4桁、月数を2桁、日数を2桁」で表示してねという意味です
つまり
「2022/7/1」は「20220701」というように表示します
特に月日は2桁で表示してねという部分は「7→07・10→10」とういうように1桁だった場合は「0」を追加して2桁で表示するというルールを設定しているという訳です
こうすることで桁が揃ってキレイに数字を表示することができます
では、TEXT関数の設定方法を見てみましょう
直接入力してもいいですが、関数のダイアログを使った方法を見てみましょう
「B2」のセルをクリックした状態で「数式」タブの「関数ライブラリ」グループにある「文字列操作」をクリック
一覧の中から「TEXT」をクリック
値のテキストボックスに「A2」と入力
表示形式に「”yyyymmdd”」と入力
「OK」ボタンをクリック
設定はコレだけなのでめっちゃ簡単ですよね
それではもう1つの設定も見てみましょう
今回のパターンは「=TEXT(A2,”yyyymd”)」です
さっきとの違いは「月数と日数の表示を一桁で表示する」ということです
この場合は1~2文字分ずれて表示されることになります
どちらを使うかは目的に合わせて使い分けましょう
年数が入力されていない場合
次は元の日付に年数が含まれていない場合の設定方法を見てみましょう
設定した設定は基本的に一緒です
ただ、今回のような場合は年数に注意が必要です
特に年末年始など、年度が変わるタイミングで「年数なし」で入力すると間違いの元になることもあります
TEXT関数は「対象のセルの日付を自動で取得するだけ」なので複数の年数をまたぐ場合は、年数もしっかり入力するのがポイントです
日付がバラバラのセルに入力されている場合
では最後に年月日がバラバラのセルに入力されている場合の設定方法を見ていきましょう
今回のポイントはDATE(デイト)関数を使って日付を設定している部分です
年月日が離れたセルに入力されている場合は日付ではないので、DATE関数を使って日付に変換する必要があります
その設定が「DATE(A13,A14,A15)」という部分です
DATE関数の設定方法は「DATE(年数,月数,日数)」です
めっちゃ簡単ですね
それぞれに対応しているセルを選択しているだけです
あとは表示形式を「〇〇〇〇年〇〇月〇〇日」と表示したいので「”yyyy年mm月dd日”」と入力します
こうすることでDATE関数で日付にした数字を設定した年月日の表示方法で表示出来るという訳です
こんな風にちょっとした工夫で好きなように表示できるのがTEXT関数の強みです
繰り返しになりますが、Excelで関数を使った書式設定をするならTEXT関数を使うのがベストです
関数を使った書式設定の応用は文字列の結合をしたい時がポイントです
TEXT関数を応用する使い方は、文字列を結合したい時に一番効果があります
なぜなら、普通の書式設定ではそこまで柔軟な設定が出来ないからです
それでは、TEXT関数の応用方法について見ていきましょう
今回の設定内容はかなり長いので難しそうですよね
ただ、簡単な関数を組み合わせているだけなのでそこまで難しくは無いですよ
こんな風に「書類の作成月の25日」に口座から利用料が引き落とされ、「内訳の日付の分の請求ですよ」と分かってもらう文字列の作り方です
この方法で設定してしまえば、「書類の作成日」と「内訳の日付」を変更するだけで引き落とし日と請求日を自動で切り替えられるので便利です
この方法は、TEXT関数が無いと出来ない技なのでこういう場合に活用しましょう
では、内容をバラしながら解説していきます
前半はこんな風に分割してみましょう
要は「日付を年月日はセルから取得して25日」で固定
表示形式を「年月日+引き落とし」と言う表示形式を設定しています
こんな風に日付を設定したら、日付の表示方法を設定します
式としては長いですが、工夫次第でこんな設定ができます
後半は前半とほぼ同じで先に日付を作ります
日付の表示形式を設定することで思い通りの表示に出来ます
その後は「前半と後半」をくっつけることで日付1つ変更すれば、「自動的に日付が切り替わる設定」が出来るという訳です
こんな風に文章を自由に切り替わるように作るにはTEXT関数を使った方法しか無いので、基本的な使い方を理解できたら応用方法にチャレンジしてみましょう
繰り返しになりますが、TEXT関数を応用する使い方は、文字列を結合したい時に一番効果があります
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