今回は、茨城県久慈郡大子町にある月居山(つきおれさん)に「紅葉狩り登山」に行ってきました
月居山は袋田の滝のすぐ近くにあり、紅葉がキレイだという情報を目にしたので行ってみることにしました
また、途中に袋田の滝を上から覗き込めるなど色々と面白そうなスポットもあるようなのでチャレンジしてみることに
大体、休憩なしで3時間ルートだったので時間的にもちょうどよく、車での往復の時間を含めてもすごくいい場所でした
そんな、月居山の登山ルートの魅力について紹介していきます
無料駐車場から観光地を抜けて登山開始
今回のコースは、駐車場を出発して袋田の滝を見下ろして月居山で紅葉を楽しみつつ、ぐるっと戻ってくるコースです
月居山(つきおれさん)_袋田の滝経由、紅葉周回ルート / ツルトロさんの月居山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
今回のコースは結構険しい道を登りながら、スリルがある道を進み最後はキレイな紅葉を楽しめるコースなのである程度登山になれている人にオススメしたいコースです
特に月居山は紅葉がキレイなので秋に出掛けてみるとより楽しめますが、今回のコースは色々な体験が出来る道のりになっているので1回は行ってみてもらいたい場所です
今回駐車したのは、「袋田滝本町営第一無料駐車場」という場所でスペースはスゴく広くて近くに第二駐車場もあるので安心して停められました
ただ、登山に行ったのは平日でしたが午後にはほぼ満車になっていましたね
「紅葉シーズン」と「袋田の滝の観光」目当ての人が多く来場していたようで今までの登山の中で千葉県の鋸山(のこぎりやま)や東京都の高尾山並の混み方でした
手洗いは、駐車場にキレイな場所がありますが袋田の滝方面にはたくさんあるので、混雑しているようならもう少し先の手洗いを使わせてもらうのも有りですね
駐車場を出発して袋田の滝方面に進みましょう
このあたりは観光地なので食べ物屋さんなど色々な場所があるので下山したあとも色々楽しむことが出来るのも魅力の一つですね
道を進んでいくと左手に「お手洗い」が出てきます
この道を「左」に曲がって川を超えましょう
ただ、この先は基本的に手洗いは無いので用は済ませておきましょう
道なりに進むと「滝美館さん」という宿の案内が出てくるのでこの道を「左」に入ります
今回はスゴく分かりづらい登山道の入口なので注意して下さい
「滝美館さん」の駐車場に着きますが、この先の細い道を登っていきます
ココが今回の最大の難所です 笑
ちょっと見ただけだと登山道の入口には全く見えないんですが、ココが登山道の入口です
個人宅の入り口付近に続いているので申し訳ない気持ちになるんですが、あえて無視をして進んでいって下さい
ココが登山口になってい何の案内も無いので「嘘だろ」と思うんですが大丈夫です
信じて進んでみましょう
坂の先はこんな風に、なんとなく山道になっているので木に結んであるリボンなどを目印に進んでいきます
私は、この道を見つけるのにかなり時間を使ってしまいました
進んでいくと、ちゃんと「登山口」って書いてありますよね
そうなんですよ、このコース登りも降りもこのあたりだけめっちゃ分かりづらいのでマジで注意です
道なりに進むとこのあたりが第二関門です
倒木の先に「石垣(いしがき)」が出てきます
コースはこの石垣の上を渡った先に続いているのでココも要注意です
この石垣の上を奥の方に進んでいきます
これはマジなコースですがココまで分からないコースも始めてです
気をつけた方が良い道ですがYAMAPにもちゃんと載っているルートなのである意味恐ろしいです
石垣の上を進んだら山側を向きましょう
よ~く見るとロープが地面近くにありますよね
このロープを辿っていくのが登山コースなのでロープを頼りに進みましょう
この道も最初はスゴく分かりづらいので周りをよく見て進むのがコツですね
この先は、こんな風にかなり急斜面になっているので慎重に登っていきましょう
斜面が思っているよりも急なので登山になれていても滑り落ちるんじゃないかと思うくらい角度があります
この大岩が出てくるんですが、この岩を左方向に回り込んで岩の上にあるコースまで出るのが正解です
コースを進んでいくと更に登っていくことになります
左にロープがあるのでロープを掴みながら登っていきましょう
この付近は楓の木があるので秋は紅葉がキレイで登りがいがありますよ
ある程度登り切ると登りはゆるくなってきます
洞窟のように見える奥の岩の方に向かて進んでいきましょう
目標にしてきた岩に着いたら振り向く形で大きな木の根と岩の道を登っていきます
登り切るとその先には登山道だと分かる道が続いているので進んでいきましょう
紅葉の時期だとこの道も結構キレイなのでテンションは上がりますよ
倒木があるのでコレを上手く交わして進みましょう
ただし、この道から先は断崖絶壁になっているので狭い道では左右に気を付けて進まないと本当に危ないので要注意です
道を進んでくるとようやく1つ目の分岐点です
ココに来てようやく登山道っぽくなってきましたね
左の道が「生瀬富士(なませ ふじ)」という山の山頂に続く道です
今回は右の「袋田の滝上」という方に進んでいきます
袋田の滝を見下ろして生瀬滝へ
分岐まで出たら、あとは分かりやすい道が続いているので進んでいくだけです
ただ、この先は本当に断崖絶壁になっているので、私のように高所恐怖症だと結構怖いです
また、木が少ないので風が強く時期によってはかなり寒いので、ちゃんとした装備で登りましょうね
案内版があるのでそっちの方向に進んでいきます
一部笹が生えていますが、このあたりは左右ともかなりキツイ斜面で一度落ちてしまったら最悪滑落死をしてしまうので慎重に進みましょう
道も狭いので要注意です
しばらく進むと「滝のぞき」という場所に出ます
ココは袋田の滝を見下ろす形で見ることが出来るスポットです
柵も何も無くスゴく危険なので特に写真を撮る時には気をつけましょう
油断すると本気で落ちて死亡することになるので、いい写真を撮ろうと覗き込んだり足元を確認しないで進むのは絶対に禁止です
コレが私が撮影した袋田の滝を覗き込んだ限界の写真です
これ以上前に進むのは自殺行為になってしまうので絶対にやめましょう
袋田の滝を見たらそのまま進んでいきます
しばらく進むと袋田の滝の上流の川にたどり着きます
ココから先が少しスリルがあって面白いポイントです
こんな風に川の上を向こう岸に渡れるようになっています
橋になっているところは深いところで他の場所にも深いところもありますが、基本的に流れの浅いところなのでゆっくり進めば登山靴でそのまま進むことが出来ます
川岸には「長靴」を用意して下さっているので使わせてもらうのもありだと思います
慎重に反対側の建物の場所まで渡ってみましょう
対岸まで渡りきったら「建物横の道」を登っていきます
ちなみに川は雨などの影響で増水している場合、迂回路があるのでそちらを進みましょう
増水している川を渡るのはかなり危険なのでその時は川を渡るのはやめましょう
また、この建物は貸別荘になっていて借りることができます
料金も記事の執筆時点で「1泊5名で10,000円」となっていたので今度は借りてみたいなと思いました
金額が安く結構穴場だと思うのでスゴく良い発見が出来なと思います
ちなみにこの別荘は「奥の滝山荘」さんと言うそうです
別荘の正面玄関横に「月居山と生瀬滝(なませだき)」に向かうルートがあるので「生瀬滝」を目指してそちらの方に進みます
ただし、生瀬滝は2023年の11月時点では土砂崩れなどの影響で立ち入りが出来なくなっています
今回は、生瀬滝を見てから一度戻るコースを想定していましたが、立入禁止の札が壊れていたこともあり、入り口が分かりづらく通り過ぎてしまったのでコース変更をしてそのまま月居山に進むことにしました
こんな感じで立ち入りが禁止になっているので違うルートで月居山に向かうのもアリですね
月居山で紅葉の絶景を見たら駐車場まで下山開始
ここから月居山に向かっていきますが、しばらく長めの階段をいくつか登っていく必要があるので、ある程度覚悟しておきましょう
ココから先はハイキングコースと合流するので結構人とすれ違うことがあります
また、コースも分かりやすく整備してくれているので進みやすいですね
しばらく登ってくると、分岐点に到着します
写真奥は袋田の滝方面です
今回は、月居山を目指すので左の階段を登っていきますよ
ここから先はこんな風に結構階段が長く続くので、覚悟を決めて登っていきましょう
そんなに急ではないですが、階段は下手な山道よりも足にくるのである意味難所です 笑
しばらく登ってくると休憩出来るイスが用意されています
月居山まではあと半分くらいの距離なので頑張って進んでいきましょう
しばらく道なりに進んでくると、「月居観音(つきおれかんのん)」というお堂に到着します
お堂の中には約1.8mの「聖観世音菩薩」がまつられていて、西暦807年に建てられたと言われているようです
ただ、今回行った時は大きな蜂の巣があり、危険なので立入禁止になっていました
今回は残念ポイントが結構多かったですが、このあたりは自然が相手なので仕方がないですね
お堂を過ぎて進んでくるといくつかの石像や大きな鐘が出てきます
このあたりは整備されているので歩きやすく鐘を鳴らす人も結構いましたね
道を進んでいくと「月居城跡」と袋田の滝方面への案内版が出てきます
まずは、月居山の山頂を目指すために左の道を登っていきましょう
道は蛇行していますが、登りやすくなっているので頑張って進んでいきましょう
植物の名前も出ているので管理されているのが分かりますね
しばらく登ってくるとこんな感じで大きな岩や急な道が最後に待っています
ロープを張ってくれているので無理せずにロープを掴んで登っていきましょう
登り切るとこんな感じでスゴくきれいな紅葉が待ってくれています
同時に山頂に到着です
あとから知ったんですが、月居山は双耳峰(そうじほう)とのことなのでもう一つピーク(さんちょう)があるんですね
男体山の方向だと思うんですが、今度機会があったらそっちの方にも行ってみたいです
今回、月居山の山頂標識が見当たらなかったので「月居城跡の石碑」横での撮影です
月居山は「標高404m」の低山で登りやすく、ちょっと急な所もあるので初心者でも楽しめる山だと思います
時期的には紅葉のど真ん中といった感じだったので調べて行ってみて良かったです
また来たいと思わせてくれる場所でしたね
山頂はイスが2つだけありますが、人気なので座れないことの方が多いと思います
なので、レジャーシートなどを持ってくると場所を気にせずに座ることが出来ますよ
それでは、休憩をとったら駐車場まで下山してきましょう
分岐点まで降りてきたら「T字路になっている道を左」に進みます
途中で石を重ねて置いてあるエリアがありますが、なぜ山にしてあるのかは謎です
山道ではよく見る風景ですが、誰かがやるとみんなマネをするんでしょうね
少し進むと左右に道が分かれるのでここを「左」に進みます
途中の道にもこんな風に紅葉を見ることができるので結構キレイですよ
道を降ってくると途中で手洗いが出てきます
あとから知ったんですが、この手洗いにはトイレットペーパーが無いので注意して下さい
女性の場合は必須だと思いますが、ハイキングコースと言っても山道なので軽装で来ると準備不足で手洗いも使えない状態になってしまいます
軽装で登ってきている女性の親子の方がいらしたんですが、その辺を分かっていなかったようなので山道を進むならそれなりの準備をしましょうね
この道は舗装路なのでそのまま進むのかと思ったんですが、途中で「七曲り登山道」との分かれ道が出てくるのでそっちに進むのが正解です
もう一度山道を下山していくのが今回の正解コースですね
この道は分かりやすいですが、途中でぬかるみなどがあるので注意して下さい
当日は晴天だったんですが、日陰はぬかるんでいることもあるので要注意です
降りきると案内板が出てきます
このあたりはスゴく分かりやすいので迷うこともないですね
あとは、舗装路を袋田の滝の観光町方面へ進んでいきます
月居山へ直接行きたい時は、観光町の入り口近くから右手に進むと七曲り登山道に行くことが出来ますよ
ココは第一駐車場の目と鼻の先なので無事到着です
ケガ一つなく今回も下山することが出来ました
最後まで読んで頂きありがとうございます
今回は、人生初の「紅葉狩り登山」をしてみましたが、やっぱり登山は良いですね
運動にはなるし、自然も満喫でき冒険心も満たしてくれるので最高です
ただ、危ない場所もあるので油断大敵ですが、これからも色々な場所に行ってみたいと思います
それでは、次回も別の山でお会いしましょう
次の時まで元気でな!!!! バイバイ
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