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千葉県の伊予ヶ岳は低山の中でも急な道が多くて楽しい

今回は千葉県にある伊予ヶ岳(いよがたけ)に登ってきました

場所は「千葉県の南房総(みなみぼうそう)市」にあります

標高は「336.6m」で山頂が「北峰と南峰」に分かれ、地元では「千葉のマッターホルン」と言われるくらい山頂近くは傾斜が急になっています

今回はそんな伊予ヶ岳の登山についてお話していきます

伊予ヶ岳には久しぶりにソロで登ってきました

家を出発したのが5時で到着したのが6時30分近く

高速道路が伊予ヶ岳近くまで伸びてるのでアクセスはすごく楽です

ただ、高速代金が片道約2,500円掛かるので往復で5,000円

ちょっと痛手ですね 笑

今回の登山ルートはこんな感じです

伊予ヶ岳(南峰)・伊予ヶ岳(北峰) / ツルトロさんの伊予ヶ岳(千葉県)伊予ヶ岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ

まずは、「南峰」に向かって登っていき、「北峰」を通過

「峰岡中央林道」方面に向かって下山しながら元のルートで帰るといった感じでした

印象深かったのは千葉県で唯一「岳」の名前がつく山の険しさですね

千葉の山は基本的に低山でそこまで険しい山はありませんが伊予ヶ岳は一味違いますよ

入り口に戸惑いながらも登山へ出発!!

高速道路から降りると20分も掛からないくらいで伊予ヶ岳の麓(ふもと)に到着です

麓には無料の駐車場がありますが結構分かりづらいです

なにせ車で鳥居をくぐった先にあるので戸惑います

ここが道路の入口ですが、なんというか車で鳥居をくぐるのって違和感があって最初は「え? ここ? 本当に大丈夫?」って思ったくらい斬新な入り口です

でも大丈夫なので車で鳥居をくぐりましょう

道を進んでいくとお寺が右手に見え、左手に「登山用P」という案内板が出てきます

とは言ってもお寺の前を車で横切ることになるので、この駐車場も結構戸惑います

こんな風にお寺の前の道を横切って奥の駐車場に止めます

私が到着した時は時間が早かったので1台も車は停まっていませんでしたが、10時近くになると平日でも5台くらは止ました

下山の途中で何人かとすれ違ったので人気はあるようです

伊予ヶ岳には「天狗(てんぐ)」の話が残されていて

天狗に「村で一番美しい娘を連れてこい そうしないと団扇(うちわ)で村を吹き飛ばすぞ」

と脅されるものの天狗より大きなウチワ用意したことで、天狗のウチワを奪い危機を乗り越えたという話が残っているそうです

今じゃただのゲスヤローですね

そんな話も面白いです

麓には「トイレが1箇所」用意されています

登山を始めると途中にトイレは無いのでココで必ず済ませておきましょう

トイレ内はお寺があることもありキレイに管理されていました

お寺は麓にあります

登ってみると実感しますが山の中にはお寺は作りづらいです

参拝したい場合は行き帰りに麓で出来るので立ち寄ってみましょう

それでは、いよいよ登山に出発です

前半はハイキングで山頂近くの後半は崖登りです

軽装だと全体的にきついので最低限歩きやすい格好で行きましょう

ちなみにロープや鎖が必要な場所があるので軍手などの「手袋」は用意しておきましょう

久しぶりの顔出しですね

アホ面は自撮りに慣れていないだけなのでご容赦を

では、張り切って行きましょう!!

ハイキングコースでも道のりは険しい

いよいよ伊予ヶ岳の登山ルートを登っていきましょう

思っているより、ちゃんとした登山ルートなので驚きます

道はこんな風に見れば分かるようにキレイに整備してくれていますが、結構本格的なコースになるので覚悟しましょう

道案内の標識はこんな感じでキレイに並べてくれているので感謝しつつどんどん行きます

伊予ヶ岳では「マムシ」つまり毒蛇が出ることもあるそうなので注意しましょう

「ポイズンリムーバー」などの最低限の装備はしておいたほうが無難ですね

毒は吸い出すのがいいのですが、口で吸い出すとリスクもあります

また一人の時は使えないので準備は十分にしておきましょう

途中、案内版がありますが、なぜか忘れ物が多いです

意外と看板沿いに帽子やら手袋やらが掛けられていたりするので落とし物には注意しましょう

ハイキングコースは案内が多いので道に迷うことは無いのですね

安心して進みましょう

いよいよ、このあたりから登りが辛くなってくるので心の準備をして行きましょう

ちゃんと整理されているので本当に歩きやすいです

道は整備されているところもありますが、こんな風に自然を生かした道も多いのでテンションが上がります

こうった山道は意外と多いので登山初心者が山道に慣れたい時にはうってつけの山ですね

山の中腹あたりには「富山(とみさん)」という「里見八犬伝の舞台になった山」への縦走ルートへの案内が出てきます

今回は伊予ヶ岳の登頂が目的なのでココは右に進みましょう

もっと本格的な登山を楽しみたいなら縦走もアリですね

ハイキングルートのゴールがこの「東屋(あずまや)」です

ココまでのルートも結構急斜面なのでゆっくり休みましょう

また、ここが「北峰と南峰の別れ道」です

周回コースでも峰の往復コースでも同じ場所に戻ってくるのでどちらもOKです

南峰に向かってほぼ崖をロープや鎖で登ろう

さて、東屋までがハイキングルートですが、いよいよこの先が難所です

看板にも書いてありますが、体力に自信がない人は危ないのでここでUターンです

どちらのコースも急な上りがあるので注意しましょう

東屋前の分岐の「左が南峰の山頂」で「右が林道を抜ける北峰」ルートです

両方の峰を見てすぐに帰る場合は左のルートが正解です

看板を過ぎてすぐの場所にこんな風に崖にロープが設置された場所があります

ココはロープを使わないと登れないので注意して登りましょう

コースが狭いのとロープを使わないと上り下り出来ないので一人ずつ登りましょう

登山というよりも崖登りです

腕の力を使いながら登っていきましょう

足元も結構滑るので一歩一歩慎重に登らないと本当に危険なので注意しましょう

ロープ同士を切り替えて登ることも必要なので自信がない人は参考んして無理だと思ったら諦めるのも一つです

ほぼ、90°なので慎重に登ればいよいよ頂上です

頂上に到着です!!

休憩場所が用意されているのでゆっくりしましょう

眺めが良いので低めの山ですが、登った感があっていい感じです

南峰には標高が書かれた看板や先端にはポールが立っているので行ってみましょう

「標高336.6m」登頂完了です

ちなみに登ったのは真冬ですが、1枚多く中に着ていたのでもう汗だくでした

冬ですが汗冷えには注意しましょう

先端まで行ってみると支柱がっ立っていてその先が本当の先端です

断崖絶壁ということもありますが、私は高所恐怖症だったのでガクブルでした 笑

残る北峰に寄って帰ろう

最後は北峰経由でグルっと回って帰ります

山頂の奥に北峰への道が続いています

ちょっと道はせまいですが、迷うことは無いので進みましょう

この先もいくつかロープの場所があります

道を歩いていくとすぐに北峰に到着です

こちらは、頂上のマークがあるだけでめっちゃシンプルです

ただ、周りをちょっと見てみるとある標識が

どうにも、ロープで降りた先に「祠」があるようなので見に行ってみます

急な場所なのでロープを使いながら降りていきます

実際に見に行ってみるとこんな祠がありました

いくらか賽銭が置いてあったので何人かは来ているようです

でも、どうしてこんなところにあるんだろう?

北峰に戻ってルートを進みましょう

こっちのルートもロープが張られていてすごく滑りやすいです

ちなみに登山靴を履いていますが、それでも何度も転ぶので注意して進みましょう

冒険してるようで楽しいですね

アスレチックのみたいなのでこういう所も登山の楽しみです

途中の道は林道になっています

気を切って道を確保してくれているあとですが、切り株がベンチっぽくておしゃれです

分岐点まで来れば東屋までもう少しです

ココは右が正解なので登山ルートに進みましょう

左は「峰岡中央林道」なので方向的には逆ですね

少し進むと「桜広場?」という場所に着きます

ココは桜の木が沢山ある広場なので桜の時期にピクニック感覚で来るとキレイだと思いますよ

ベンチなどが用意されていますが、レジャーシートを持ってくればゆっくり出来ますね

この先の道を少し進むと東屋に出るので来た道を戻れば駐車場です

お疲れ様でした

まとめ

今回は結構、本格的な山が千葉にもあるらしいとのことだったので「伊予ヶ岳」を選びました

この選択は正解でしたね

狙い通りすごく楽しい登山でした

初めて+撮影でゆっくり登ってきましたが往復で2時間半ほどで帰ってこれました

結構、急なところもあり程よい疲れで帰ってこれるのでオススメですね

余談ですが、駐車場に戻って服を脱いだら体中から湯気が出ていました

汗をかいていて気温が低かったので「一人湯けむり状態」です

冬だったので「レイヤリング(服の着方)」を工夫していましたが思っていたより汗をかきました

水分もちゃんと用意して登山に挑みましょう

特に頂上付近がほぼ垂直なのでその点には気をつけて登山を楽しんでみて下さい

最後まで読んでいただきありがとうございます

それではまた次回お会いしましょう

元気でな!!!!

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