今回は、茨城県の筑波市にある「宝篋山(ほうきょうさん)」と「尖浅間山(とがりせんげんやま)」の頂上を巡る周遊ルートで登山に行ってきました
宝篋山・尖浅間山 周遊コース / ツルトロさんの尖浅間山・宝篋山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
宝篋山は千葉県の市川市から高速道路を使って1時間ほどの気軽に行ける低山で、茨城県の筑波市にあり、筑波山の近くにある山で筑波山を眺めることも出来る登山道がよく整備された山でした
ただ、今回は曇りだったので景色にはあまり恵まれませんでしたが、7月近くの暑さをだいぶ和らげてくれたのですごく登山がしやすかったです
しかも、登山口近くには無料の休憩所・トイレ・2つの大きめの駐車場があるので登山初心者でも登りやすいなという環境が揃っていました
今回のルートは川沿いを歩くルートで涼しげで水の流れを感じたり、休憩スペースやトイレも多めに設置されているのですごく登りやすかったんです
それでは、実際の登山の様子を見ながら今回のルートについて紹介していきますね
広々駐車場から田んぼを抜けていざ登山開始!!
宝篋山のふもとまで着いたら早速駐車をしましょう
Googleで休憩所の名前や駐車場が検索できるので迷うことがなくてありがたいです
駐車場は手前と奥側の2つあり、今回は手前の駐車場に停めることにしました
平日の早朝に行ったんですが、それでも結構な台数の車が駐車されていましたね
駐車場は整備されているし、道の反対側に休憩所とトイレがあるのですごくありがたいです
駐車場の反対側の休憩所とトイレは、ちゃんと案内板が設置されているので迷うことがないですね
大きな休憩施設と自動販売機などが設置されているので登山初心者でも安心して登山に挑戦できます
左の扉が休憩施設の出入り口で右側がトイレの出入り口です
標識通り休憩所がクローズ状態でもトイレは自由に利用することができます
また、トイレ内もすごくキレイなので女性でも安心して使うことができますよ
外にも休憩スペースが広い範囲でキレイに整備されてているので混み合うことは無いと思います
帰りにもう一度トイレを使わせてもらいましたが休憩所には結構人がいて賑わっていましたが、それなりに広いスペースなので混雑しているという感じが無く今までで一番設備が充実していたなと思いました
トイレを済ませて準備が出来たら早速出発です
今回は「極楽寺コース」を登り・「常願寺コース」で下山してくるルートをとりました
当初は極楽寺コースを往復する予定でしたが、参加メンバーの体力を確認したところ余裕があったようなので往復から周遊ルートに変更して下山してきました
宝篋山の登山には色々なコースがあるので宝篋山トレッキングマップを参考にさせてもらうと便利ですよ
今回のルートは奥側の駐車場の「野菜の直販所」の手前の道を右側に曲がるコースです
野菜売り場手前に案内板を用意してくれているので迷わずに進むことが出来ますよ
道を進んでいくとこんな感じで結構な範囲で水田が広がっています
水田内にもちゃんと案内板があって迷わずに進むことができるので本当に親切で助かります
また、雰囲気が千葉とも埼玉・東京エリアともまた違う雰囲気があるのでそれぞれの地方の色が出ていて面白いですね
しばらく進むと登山道へ続く道の間に登山者向けの小さな柵と、水田の管理用の車両が通る柵が出てきます
どうにも、山からイノシシが下りてきて作物を荒らすのでその防止のための柵のようです
帰り際でしたが、たしかにイノシシが掘ったような違和感がある土の山も1箇所だけあったのでどうにも野生のイノシシが近くにいるようですね
いよいよ、ココからが登山道へ続く分岐点です
案内板もちゃんと付けてくれているので迷うことは無いですね
また「B-0」というような記号がついた杭がルート上のいくつかの場所にありますが、これは救助用のヘリに自分の場所をスムースに伝えるためのものとのことです
私は今までいくつかの山を登ってきましたが、こういう物は始めてみました
確かに目印になるものがあれば、現在地をスムースにヘリに伝えることが出来るのですごく便利ですが、ここまで色々な物を設置して整備されている山は初めてです
いよいよココからは、本格的な山道になるので張り切っていきましょう!!!
極楽寺コースは川に沿った涼しげコース
では、極楽寺コースを登っていきましょう
極楽寺コースの特徴は基本的に小さめの川に沿って作られたコースになっていることです
夏場は特に川の近くを歩くので涼しくていい感じです
コースはこんな風に最初から川が出てきます
大きな川では無いので何度か川を渡りながら進んでいく感じですね
川の水はすごく綺麗で流れる音は涼やかですごく贅沢です
最初の分岐点はこんな感じで分かりやすく案内を出してくれています
この宝篋山はルートがいくつもあり、色々な場所から登ってくることができる山なので山腹を横切ってコースが設定されていたり、他のコースと繋がっていることもあるので案外分岐が多いんですよね
ただ、各分岐にはだいたい案内が書かれているので迷うことは少ないです
低山は高尾山など舗装路が多い山と、こんな風に本格的な山道を登ることが出来るコースに別れます
また、階段が多い登山道なのか? 坂道が中心の登山道なのか? という2通りに別れますが、今回は本格的な山道で人工的な階段は少ないコースです
普段運動をしない人や登山に慣れていない人は、私の経験上ですが「急か長い登り坂の場合」と「階段が多いルート」の場合キツさでかなり音を上げる人が多いです
確かに私も長い上り坂の場合はかなりしんどいし、息が上がって苦しい時はあるのでよく分かりますが、そういった意味でも「比較的急坂が少なく階段も少なめな宝篋山」は初心者や体力が無い人でも登りやすい山だと思いますよ
しばらく登っていくとこんな感じで川を横切って渡るようなところもいくつか出てきます
低山でも結構多くの山が川とセットになっていますが、川を渡るタイプの場所は意外と珍しいです
ちょっと、ヒヤヒヤしますが相当雨が降らない限りは安全に楽しく渡ることが出来るのでワクワクさせてくれます
ココは全体のルートの「3分の2」くらいの場所で「白滝(しらたき)」という滝が出てきます
見ての通り、そこまで水量も多くなく流れも激しくないので迫力こそ無いですが、滝を登っていく感じで登山道が続いているので見た目以上に楽しいコースです
また、近くには休憩出来るベンチを用意してくれているので一息入れても良いですね
道中はけっこう休憩できるベンチが用意してくれているのですごくありがたいです
川に沿って登山道を進んでいよいよ山頂へ
白滝までくれば山頂まではだいたい3分の1くらいです
そこまで急な斜面や登りは無いので休み休み登ってくれば結構スイスイここまでたどり着きます
途中ちょっと分かりにくい分岐点に出ます
ここは右が正解ですが、目印がないのでちょっと分かりづらいですね
とはいえ、私は常にYAMAPという登山用のアプリを使って登っているのであまり道迷いをしたことは有りません
もし、「こっちの道って違ってそう」と思ったら無理に進まないで来た道を引き返すのが鉄則なので慌てず元の分岐点まで戻るようにしましょう
いくつかの案内板を通過してくるとこんな感じで机と椅子が並んでいる場所にたどり着きます
ココまで来れば頂上まであと一息です
近くには作られたばかりのトイレがあるので用を済ませたい場合はココで済ませちゃいましょう
ココが山頂近くの「バイオトイレ」です令和4年(2022年)に設置され、記事を書いた時点では新しいトイレです
匂いも無くすごく綺麗なトイレとのことなのでありがたく使わせてもらいましょう
この辺は広くなっていたり、休む為のベンチなどが用意されています
とはいえ、ココまで来れば山頂はもうちょっとなので頑張って登っていきましょう
バイオトレがあった場所から登ってくると舗装された道路と近くに電波塔のような大きな建物が出てきます
その道を登っていくといよいよ頂上です
頂上には鳥居や銅像・景色を楽しむための椅子や机がたくさん用意されているのでスゴクにぎやかです
ここを上がってくると「宝篋山の山頂」に到着です!!!
標高461mなので登ってくるにはちょうどいいですね
当日は曇りでしたが、汗だくで登ってきたので天パがくるくるしてます
もう少し進むと「宝篋山の山頂から筑波山」を望む国定公園ですが、残念ながら曇っていて何も見えませんでした
帰り際に少しだけ町並みが見えましたが基本は真っ白です 笑
筑波山と霞ヶ浦の近くなので下山したら霞ヶ浦で釣りを楽しんでも良いかも知れないですね
しばらく宝篋山の山頂で休んだら、ちょっとした食事をして体力回復です
今回は相談の結果、尖浅間山の山頂に向かいながら下山していく周遊ルートに変更して下山開始です
帰りのルートは常願寺コースで、登ってきた極楽寺コースと結構似ていますが坂道が多く結構急斜面なので気をつけて下っていきましょう
しばらく道なりに進むと尖浅間山の山頂に結構簡単にたどり着けます
少し歩いて到着したのが「尖浅間山(とがりせんげんやま)」の山頂です
標高は315mで宝篋山よりもだいぶシンプルな休憩場所があるので疲れていたら一休みしましょう
下山道も川が流れていて途中途中にこんな風に滝状に流れていたりするのでかなりキレイです
基本はこの川沿いのルートなので水の流れを楽しみながら下山していきましょう
途中分岐があって今回は「沢の小道」側から帰りましたが、途中で川を渡ったりするところがあるなど行きも帰りも楽しめるので宝篋山の登山はかなり楽しいです
このまま案内通りに下山していけば最初の駐車場まで戻ることが出来るので、興味が出たらぜひ一度は登山をしてみて下さい
登りやすさや設備の綺麗さではかなり素敵な場所なので女性やお子さんにもオススメの山ですよ
最後まで読んでいただきありがとうございます
また、次回新しい山に挑戦できたら記事を更新したいと思います
それじゃ、次回まで元気でな!!! また会おう!!!!
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