今回の記事では
ピボットテーブルで日付を上手く設定出来ないんだけど上手く扱う方法はある?
グループ化を上手く活用すれば良いみたいだけどどうすればいいの?
ピボットテーブルの日付設定の基本は分かったけどもっと直感的な操作がしたい
何かもう少し手軽な方法で日付の操作をするにはどうすればいいの?
こういった疑問に答えます
ピボットテーブルの日付の正しい扱い方のテーマ
①ピボットテーブルの日付を扱うにはグループ化やフィルター設定の基本を抑えるのが正解
②ピボットテーブルの日付を直感的に操作したいなら「タイムラインの挿入」がベストです
この記事を書いているのはOfficeを約20年間活用しながら
ITを活用したエステの経営マネジメントしている私の経験を基に
「ピボットテーブルの日付の正しい扱い方のテーマ」に関して実体験に基づいて解説しています
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ピボットテーブルの日付を扱うにはグループ化やフィルター設定の基本を抑えるのが正解
ピボットテーブルの日付を扱うにはグループ化やフィルターの設定方法を覚えてしまうのが正解です
なぜなら、ピボットテーブルで日付を扱う機会はたくさんあるので基本を押さえておかないとピボットテーブルが扱いづらくなってしまうからです
それではピボットテーブルでの日付の取り扱い方について解説していきます
前提として「データベースシート」と「ピボットテーブルシート」を用意しています
もし、ピボットテーブルの基本操作に不安がある場合は「ピボットテーブルは情報分析に特化した表」という記事で解説しているので参考にして下さい
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データベースはこんな感じです
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ピボットテーブルの内容はこんな感じです
今回はピボットテーブルの日付の表示方法に関して詳しく解説していきます
前提として、このピボットテーブルの表示内容は何も設定していない状態です
ピボットテーブルの初期設定(デフォルトの状態)では複数の年月が日付に含まれている場合
例えば「2021年1月1日~2022年12月31日」までのデータが含まれている場合
ピボットテーブルは日付を四半期に分けてグループ化して表示します
四半期とは1年を4分割(3ヶ月を1グループ)にして表示する方法です
また、年月もグループ化して見やすいように表示してくれます
ただ、このデフォルトの状態が必ずしも目的に合っているとは限りませんよね
勝手にグループ化されても困ってしまうことがあります
ピボットテーブルを扱う時は、この状態を解消したり、自分の目的通りにグループ化してくれるのがベストです
今回はそのあたりの方法をしっかりと解説しています
まずは今の状態を一度解消してみますが、その前に一度今の状態を確認しておきましょう
操作前に必ずピボットテーブルの日付をクリックしておいて下さい
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確認方法は「ピボットテーブルツール」の「分析タブ」
「グループ」にある「フィールドのグループ化」をクリック
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「グループ化」ダイアログが表示されます
背景が青い状態がグループ化されている状態です
つまり、「年月というグループ」を更に「四半期というグループ」にするための設定になっています
今回はこの状態を一度全て解除するので「キャンセル」ボタンをクリック
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グループ化を解除するには
「ピボットテーブルツール」の「分析タブ」
「グループ」にある「グループ解除」ボタンをクリック
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これでピボットテーブルの日付が1日単位で全て表示されました
ただ、この状態だとただの表と変わらないのでピボットテーブルはデフォルトの設定で日付が2年以上ある場合は四半期などのグループ化を自動でしてくれる作りになっているという訳です
では順番に日付をグループ化していきましょう
まずは、月単位でグループ化します
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「ピボットテーブルツール」の「分析タブ」にある
「グループ」の「グループの選択」ボタンをクリック
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「グループ化ダイアログ」が開くので「月」が選択されている状態で「OK」ボタンをクリック
最初から「月」が選択されている状態になるので今回は特に選択しなくても大丈夫です
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その結果、日付の表示は無くなり1月ずつの表示になりました
コレが日付のグループ化の基本です
では、次は「年月」単位でグループ化しましょう
今のままだと「2021年と2022年」の各月が一緒になっている状態なので「年単位」でも分けたいですよね
やり方は、基本的一緒なのでサクッと行きましょう
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「グループの選択」をクリック
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グループ化ダイアログで「年と月」を選択して「OK」ボタンをクリック
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「年と月」の単位で表示されればOKです
もし、もう一度四半期で表示したい場合はグループ化で「四半期」を選択すればOKです
では、次は日付のフィルター設定をしてみましょう
フィルターの設定は主に「並べ替えや絞り込み」をする機能になります
日付を絞り込むには「日付フィルター」
まずは「日付フィルター」の操作方法について見ていきましょう
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ピボットテーブルの日付のセルを選択した状態で行ラベルの「フィルター」ボタンをクリック
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「日付フィルター」の文字上にカーソルを移動して「指定の範囲内」をクリック
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範囲の開始の日付を指定するために「ミニカレンダー」ボタンをクリック
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日付を調整してクリック
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開始日が設定出来たら「終了日」を設定して「OK」ボタンをクリック
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これで指定した範囲の情報に絞られて表示されました
「日付フィルター」はその他に色々な日付の指定を1クリックで行える便利な機能なので目的に合わせて使ってみましょう
最後に日付を昇順と降順で並べ替えてみましょう
今は昇順になっているので今回は降順で並べ替えてみます
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ピボットテーブルの「日付セル」をクリックした状態で「フィルター」ボタンをクリック
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これだけで2022年から始まるピボットテーブルになりました
つまり、最新の情報が上に表示される設定が出来たということです
こんな風にピボットテーブルで日付を扱う時はグループ化やフィルターの機能を少しずつで良いので覚えておくことが重要です
繰り返しになりますが、ピボットテーブルの日付を扱うにはグループ化やフィルターの設定方法を覚えてしまうのが正解です
ピボットテーブルの日付を直感的に操作したいなら「タイムラインの挿入」がベストです
ピボットテーブルで日付を直感的に操作するなら「タイムラインの挿入」機能を使うとより直感的に操作が出来ます
なぜなら、タイムラインは日付の調整を手軽にするために用意された機能だからです
それではタイムラインを使った具体的な設定方法について見ていきましょう
まずは「タイムライン」の表示方法です
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「ピボットテーブルツール」の「フィルターグループ」にある
「タイムラインの挿入」ボタンをクリック
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「注文日」にチェックを入れる
「OK」ボタンをクリック
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注文日の設定が「2021年6月~2022年3月」になっていることがひと目で分かります
こんな風に日付の項目があると日付を目で見える形にしてくれるのが「タイムライン」機能です
ではタイムライン機能を使って表示したい日付の範囲を設定してみましょう
操作はすごく簡単なので面白いですよ
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開始したい日付をクリック
この時点でピボットテーブルの内容が変わります
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マウスカーソルが「両端に白矢印マーク」になったら範囲をドラッグ操作で指定出来ます
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ドラッグが終われば指定した範囲で日付の設定とピボットテーブルの表示が終わります
作業はこれだけなのですごく簡単ですよね
では、最後に年単位での操作をしてみましょう
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「月」のボタンをクリック
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一覧から「年」の項目をクリック
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範囲を調整します
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これで2年分つまり、全ての内容を表示したということが簡単にできます
こんな風にピボットテーブルの日付を直感的に操作したい時は「タイムラインの挿入」をするのがベストです
その他の項目も操作の間隔は同じなので目的に合わせて設定してみましょう
繰り返しになりますが、ピボットテーブルで日付を直感的に操作するなら「タイムラインの挿入」機能を使うとより直感的に操作が出来ます
オススメのピボットテーブルの解説書 5選
ピボットテーブルを本で学ぶ時は次に上げるものがオススメです
本はいつでも見ることができ知識の宝庫なので読んで損なしです
スキマ時間などを活用して本で独学や教わったことを復習するなど活用の幅はたくさんあります
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