画像の種類をよく分かっていない人は、
世の中の90%くらいいるのではないでしょうか。
突然ですが、今日は画像の種類についてのお話です。
私もPCに詳しい方との関わりや、ゲームの作成をした経験がありますが
そういう人でも、イラストやWebに精通している人でないと
分かっている人はほとんどいませんでした。
いわゆる畑違いというヤツですね。
Javaでササッとプログラミング出来る方でも
PC等のハードには疎いという人がいるのと同じような感じですね。
ただ、事務や総務で働かれている方は知っていて損は無いと思います。
細かな知識までは必要ないモノの特徴だけは押さえておきたいところです。
知っているのと知らないのでは、仕事の幅が変わってきます。
例えば、写真を無理に引き伸ばして画像が粗いんですが、
もっと大きな画像ってありませんか?って聞いてくる人がいるんです。
でもそれは自分が小さいサイズで写真を撮った自分が悪いんでしょ
って言いたくなることも多々ありました。
そんなトラブルを避ける意味でも、画像の種類と特徴を知っておきましょう。
目次を使って読みたい項目へ
基本を押さえよう。拡張子って何?
画像の種類を紹介する前に1点押さえておきましょう。
画像やファイルの種類は色々あります。
種類を見分けるには、拡張子(かくちょうし)を見ることで判断出来ます。
拡張子。なんだか難しそうな響きですね。
でも実はなんてこと無いんです。例えばExcelのファイルに名前をつけて保存した場合
「ファイル名.xlsx」というファイル名になりますよね。
この『.xlsx』が拡張子です。
Wordなら『.docx』PowerPointなら『.pptx』
気楽生活ブログなら『.com』みたいな感じです。ごめんなさい冗談です。
.comはドメイン名なので、拡張子ではありません。
と言うようにファイルには、その種類を表す拡張子がほぼ必ず点いているので
画像(ファイル)を見分ける時には、まずこの拡張子を確認するようにしましょう。
これだけは覚えよう!! 画像の種類は3種類
画像の種類には、
- JPEG(ジェイ・ペグ)または、JPG(ジェイ・ピー・ジー)
- PNG(ピング)
- GIF(ジフ)
があります。
本当は、もっと種類がありますがこれだけ覚えておけば、まず困ることはありません。
では、それぞれどんな違いや特徴があるんでしょうか?
種類ごとに見ていきましょう。
ちなみに、JPEGとJPGは同じモノと考えてもらっても大丈夫です。
どちらも見る機会が多いファイルですが、同じファイルです。
JPG(ジェイ・ピー・ジー)ファイルって何?
JPGファイルは、写真に使われるファイルです。
色数:1,677万色のフルカラーを扱えます。
特徴:花などのグラデーション・曖昧な色の表現に向いています。
弱点:イラストなどの境目がくっきりした画像の場合、色の境目がぼやけてしまうので向いていません。
一度画像を小さくしてしまうと元の画像に戻すことが出来ません。つまり画像が荒くなります。
つまり、写真を撮影するときは、前もって大きいサイズで撮影しておかないと
画質の悪い写真になってしまいます。
JPGファイルのもう一つの弱点は、画像を回転させたりして保存を繰り返すと
どんどん画質が悪くなってしまいます。
なんだか良いことが無いような画像ファイルですが、
写真の良いところは、その曖昧さです。
わざとぼかしたり、淡い色の写真を撮ったりするのが最大の魅力なので
特徴をちゃんと捉えて、最初から大きいサイズの写真を撮ると良いでしょう。
PNG(ピング)ファイルって何?
比較的新しいファイルで主にイラストなどに向いています。
色数:256色・1,677万色のフルカラーのどちらも扱えます。
特徴:イラストや写真どちらでも対応できます。透過色も適用できます。
弱点:JPGファイルと比べて、ファイルの容量が大きくなってしまいます。
ファイルの要領が大きくなってしまうのが最大の弱点ですが、JPGのように
保存する度に画像が荒れてしまうことがありません。
最大の長所は、透過色が自由に設定できることです。
透過色とは、透明度のことです。例えばイラストの場合、背景の上にキャラクター
のえを重ねたい、としましょう。
その場合は、キャラクターの背景を透明度100%にすれば、背景と合成出来ます。
また、半透明にして背景を半分かくして上に重ねた文字を目立たせる
アイキャッチ画像を作る時などに向いています。
PNGファイルを使うときは、この特徴を把握した上で使いましょう。
GIF(ジフ)ファイルって何?
主にイラストやアイコンなどに向いています。
色数:256色のカラーを扱えます。
特徴:アニメーションにもよく使われます。透過色も適用できます。
弱点:扱える色数が少なめなのでグラデーションには不向きです。
GIFアニメがWEBではよく使われます。要は、ぱらぱらマンガの原理で動画を
作ることが出来ます。
画像の容量が小さいので短い動画には向いています。
更にPNGと同じように背景の透過が出来ますが、100%の透過のみ出来るので
半透明の設定は出来ません。
画像形式のまとめ
どうでしたか?画像の形式について基本を把握出来たでしょうか?
それぞれの画像形式には特徴と弱点があります。
その特徴をしっかり押さえておけば、目的によって使うファイルの種類が
分かりますね。
これは、実務でも確実に役立つので是非マスターしておきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が、少しでもお役に立てたら幸いです。 ご意見もいただけると励みになります。
それではまた、お会いしましょう。 じゃあね~。
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