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VBAの価値を理解して始めるプログラミングスタート講座

今回はVBA初心者講座の第1弾です。

【VBAを使えるようにしてメッセージを表示させよう】というお話です。

私は、ExcelのVBAをある程度使いこなせるようになったことで仕事の効率化が出来ました。

使いこなせるようになると、めちゃくちゃ重宝する素晴らしい技術です。

VBAはOfficeソフト専用のプログラミング言語です。

プログラミングができるようになると、パソコンへの理解が深まりその便利さは手放せなくなるくらい価値があります。

但し、いきなり脅かすようなことを言いますが、プログラムを組んで動かせるようになる人は勉強を始めてから20%もいれば良い方だと思います。

コレは、私が今までIT関係を含めて色々な業種の仕事をしてきましたが、VBAやプログラミングが出来る人は周りにほぼ居たことが無いからです。(IT企業は除く)

ただ、使いこなせれば絶対に便利で楽しくなるので、ぜひ覚えてもらえれば嬉しいです。

それでは、本編へ行ってみましょう!!!

VBAって何? どんなメリットがあるの?

最初にVBAは、学ぶべきかどうか? という根本的な疑問があると思うので結論を言います。

【ITエンジニアやプロとして働こうと思うなら必要無し、但し習得しておいて損は無い】

コレが答えです。

では、VBAとは何なのか? メリット・デメリットは何なのか? というお話をしていきましょう。

VBAとは、「Visual Basic for Applications(ビジュアル・ベーシック・フォー・アプリケーション)」の略です。

また、VBAはMicrosoft Officeのアプリで使えるプログラミング言語のことです。

Microsoft Officeのアプリ とは、「Word・Excel・PowerPoint・Access」や「Internet Explorer・Edge」などのMicrosoftが販売してるアプリのことを指します。

「Visual Basic」というプログラミング言語があるのですが、それをOffice用にしたのがVBAというプログラミング言語です。

では、VBAのメリット・デメリットについて触れていきましょう。

【VBAのデメリット】

  • VBAを使いこなせるようになれるのは簡単じゃない
  • VBAを使いこなせても転職やITエンジニアとしてはあまり役に立たない
  • ITのプロとしてプログラミングを習得するなら避けるべき
  • 将来的に伸びる分野では無いし、稼ぐという面では需要が大きくないので難しい

【VBAのメリット】

  • 主にExcelで仕事をしているなら使いこなせれば普通の人と歴然の差がつく
  • 自分の書いたコードが、面倒な仕事を自動的に処理してくれるので、めちゃくちゃ楽しい
  • 嫌いな仕事が楽しくなる上に普通の人の倍以上の仕事を半分以下の時間でサクッと終わらせられる
  • スマホいじろうが、寝てようが仕事中ですって堂々と言える(責任は持ちません)

さて、どうしょう。

コレでもVBA使いこなせるようになってみたいですか?

プログラミングスキルや転職・収入で言うとほぼメリットがないので辞めておいたほうが良いでしょう。

VBAを習得する時間があるなら、WEB系のプログラミングを習得する時間に費やすことをオススメします。

但し、私の様に「ノンプログラマー(プログラマーである必要が無い)」でExcelメインで仕事をしている

面倒な仕事をどうしても自動化して楽したい。

いつも同じような面倒な仕事をするのは、うんざりするから自動化したい

それくらいの気構えがあるなら、今すぐVBAの勉強を始めましょう!!!

ココまで言うと、VBAって大変そうだしメリット無さそうだからやめとこうと思いますよね。

確かにVBAを使いこなすのは大変です。

私なんか使いこなせるまでに10年掛かってます。(自分が納得できるレベルになるまで)

ただ、私が本当に言いたいのは「覚悟と目的と強い意志」さえあれば、必ず使いこなせるようになるということです。

今は、SNSで昔よりは断然色々なことを教えて下さる方も多く、VBAを使えると他の言語も理解しやすいです。

もう一度確認しておきます。

VBAは「ITエンジニアやプロとして働こうと思うなら必要無し、但し習得しておいて損は無い」

それでもVBAを使って仕事を効率化したり、楽がしてみたいと思ったら続きを読んでもらえると嬉しいです。

人にも喜ばれるし、面倒な仕事が楽しくなってスキルも高まる。

楽してるのに「スゴイ!!」って言われたくないですか?

覚悟が決まったらココからがスタートです。

《ようこそVBAの世界へ》

開発タブを表示して変数の宣言を強制する

VBAは、Officeソフトがあればすぐに始められる手軽なプログラミング言語です。

他のプログラミング言語の場合は、色々な設定をパソコンにしてからようやく始められます。

一方VBAは、慣れているソフトを使うので敷居は低いです。

但し、いくら敷居が低くても初期設定をする必要があります。

とはいえ設定は簡単なので順番に設定していきましょう。

注意

VBAはExcel以外のOfficeアプリでも使えますが、気楽生活はExcelVBA専門です

まずは、Excelを開いておきましょう。

新規作成で良いのでExcelの操作から始めていきますよ。

①ファイル → オプションの順番でクリック

②リボンのユーザー設定 → 開発のチェックボックスをクリック

③チェックボックスにチェックが入っていることを確認する → 「OK」ボタンをクリックしましょう

④オプションで表示が有効になった「開発」タブをクリック

⑤「Visual Basic」ボタンをクリック

※別ウインドでVBE画面が開くのでそちらのウィンドウを操作しますよ。

⑥「VBE」画面が表示されるので「ツール」→「オプション(O)」をクリック

⑦変数の宣言を強制する(R)のチェックボックスをクリック → 「OK」ボタンをクリック

コレで初期設定は終わりです。

ここで補足ですが、「VBE」と「変数の宣言を強制する」という新しい言葉が出てきましたね。

VBEとは、「Visual Basic Editor(ビジュアル・ベーシック・エディター)」の略でVBAのコードを書くための専用ウィンドウのことを言います。

VBEに関しては、別に説明するのでコードを書く専用の場所があるんだと思ってもらえれば大丈夫です。

次は、「変数の宣言を強制する」にチェックを入れました。

この意味は、【変数】という文字や数字を入れておく箱のような仕組みがあります。

例えば、「Dim i As Long」のように書くことがありますが、重要なのがこの「Dim」という文字です。

これは、「変数を宣言」するといって、「i」という文字は変数ですよ。という意味になります。

この「Dim」を頭に付けないと強制的に使えなくする機能を「ON」にしたということです。

今は、「そういうルールにしておいた方が良い」ということだけ知っておけばOKです。

初めてのプログラミング

最後にプログラミングのはじめでよくやるお決まりプログラミングをしてみましょう

プログラムの書き方の基本を少しおさえます。

今回の目的は、「メッセージボックスを使ってメッセージ」を表示することです。

一番簡単ですが、ちょっと面白いのでチャレンジしてみましょう。

まずは、VBEの画面を表示させておきましょう。

閉じてしまった場合は、「開発タブ」→「Visual Basic」の順でクリックすれば表示出来ますよ。

今回は、まずプログラミングの感覚を持ってもらいたいので画面の構成など詳細は一旦飛ばします。

難しくはないので、落ち着いてゆっくり操作してプログラミングしてみましょう

①ウィンドウの左端にプロジェクトと書いてあるダイアログ部分の「ThisWorkbook」の上で右クリック

「挿入」→「標準モジュール(M)」をクリック

②右側に白紙のエリア(エディター)にVBAコードを入力していきます

ココで注目したいのが1行目の「Option Explicit(オプション・エクスプリシット)」という文字です。

この文字は、「変数の宣言を強制」したことで自動的に入力される文字です。

この文字はとっておいて、コードはその下から書いていきましょう。

ちなみに、コード(ソースコード)とは、プログラムの内容が書かれたテキストのことを言います。

要は、プログラミングとはコードを書いてアプリを思い通りに動かすことです。

コードの言い方は「ソースコード」「ソース」「コード」など色々ありますが、私は「コード」と言っています。

最初の一歩としてメッセージボックスを表示させてみましょう。

今回は、「A Whole New World」と表示させてみましょう。

こんな感じで書いてみましょう。

詳しい書き方は改めてするので、今は真似して入力してみて下さい。

コピペが出来るように下にコードを置いておくので、もし上手く行かない場合はコピペして下さい。

注意

入力の基本は半角英数ですべて入力します(スペース含む)
タイトルや「””」の中は日本語でも大丈夫です

Sub 初めてのプログラミング()

    MsgBox "A Whole New World"

End Sub

コードの基本は「Sub タイトル~End Sub」の間に実行したい内容のコードを書くことです。

次は実際にこのプログラムを実行してみましょう。

めっちゃ簡単なのでサクッと行きますよ。

ちなみに、気付いたかもしれませんが今回表示する文字は、あの名曲「A Whole New World」なので口ずさむ準備もしておきましょう 笑

①画面左上の「▶」マークをクリック

②VBEのど真ん中にマクロ実行用のダイアログが表示されます

「初めてのプログラミング」が選択されているので「実行(R)」をクリック

③Excelのど真ん中にメセージボックスが表示されます。

メッセージが表示されたら成功です。

「OK」ボタンを押すとダイアログが閉じます。

(このタイミングで熱唱するのも有りですね)

おめでとうございます!!!

無事VBAのプログラミングスタートです。

余談ですが A Whole New World とは、「これまで見たことがない全く新しい世界」という意味だそうです。

よくプログラムの最初の一歩はメッセージボックスで「Hello World」と表示するというものがありますが、それのアレンジ版です。

まとめ

はじめにお話しましたが、VBAを学ぶことの意味と価値は

【ITエンジニアやプロとして働こうと思うなら必要無し、但し習得しておいて損は無い】 です。

極端なことを言っていますが、本当のことなので最初からしっかりお話しました。

ただ、VBAはOfficeをメインで使いプログラミングがメインの仕事でなければ必ず役に立ちます。

覚えておいて損は無いし、より深く知ることで知識は広がり出来ることは確実に増えます。

また、VBAは一般企業で働いているとほとんどの人は使えないので使えるだけで貴重です。

世界的にもトップシェアを誇るOffice製品で日本でも使えて当たり前の必須アプリです。

VBAを使いこなせるようになると、面倒な仕事が本当にサクッと終わります。

これは、私が実際に仕事をしていて実感している事実です。

15年は仕事でOfficeを使い続けていますが、使えてしまえば本当に便利で楽しいのでぜひ頑張って覚えてみて下さいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

それでは、次回またお会いしましょう。

またね~ ~ ~ 。

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