今回は、神奈川県の「陣馬山」から東京都の「高尾山」までの縦走ルートを一人で歩いてみました
結論から言うと、体力的には限界突破状態で低山登山をしていて初めて途中で下山したくなったハードコースでした
登山歴は2023年5月現在で1年経っていないくらいの初心者ハイカーですが、低山を中心にいくつか登山を経験してきましたが、ルートの途中でマジで下山したいと思ったのは初めての経験です
もちろん、本当に限界だったら途中で引き換えしていましたが、それでも意地になっていたところもあったので反省も含め今回の人生初の縦走ルートについて紹介していきたいと思います
限界ギリギリ 笑 陣馬山~高尾山のハード縦走コース / ツルトロさんの稲荷山(東京都)・南郷山(東京都)・高尾山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
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重装備で最寄り駅まで徒歩3kmのからスタート
今回は自宅を朝4時30分ごろ出発して18時頃帰宅した超ハードな登山を経験してきました
しかも、体力強化のために普段よりも重くした装備だったので今回はマジでしんどかった
今回の計画は初心者でも登りやすい「陣馬山と高尾山」の2つの山を縦走(じゅうそう)することでした
縦走とは2つ以上の山を渡り歩くことを言います
陣馬山は初めて登る山で、高尾山は何度も登っている登りなれた山です
この2つの山を歩いていくだけなので「普段よりもちょっと大変なんだろうな」という軽い気持ちでいました
ただ、今回の旅にはいくつかの問題があったと反省しています
- 初めての長距離の計画なのに荷物を普段より重くしてしまった
- バスが動いていない時間帯だったので駅まで30分くらいの体力を先に使ってしまった
- 最初に決めたルート通りにしか進まなかったので変更する決断も必要だった
ということです
私の場合、無理をしない範囲で低山の場合はソロで登山をするのはOKというルールがあります
また、YAMAPの活用や初心者でも登れるルートかどうかをよく調べて、必ず登山計画を立ててから出かけるようにしています
今回はYAMAPの「登山届」機能を活用して初めて登山届を提出してから縦走へ向かいました
計画性には問題なかったと思いますが、体力はもう少しとっておけば良かったのと、初めての縦走なのでなるべく荷物は軽い方が正解でした
また、高尾山からは無理をしないでリフトなどで降りてきた方が良かったかなとは思っています
怪我などは無く計画していたルートでちゃんと降りてこられたんですが、もうちょっと冷静な判断と負けず嫌いな性格の問題点が分かったので、次回の登山のに活かす必要があるなという反省点が多い登山でした
藤野駅から徒歩で登山道の入り口へ
今回の登山は電車を乗り継いで「相模原湖(さがみはらこ)」で有名な神奈川県相模原市にある「藤野(ふじの)駅」から歩いて登山道に向かいしました
バスもあるのでこの辺もバスを活用すれば良かったのかも知れないです
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藤野駅はシンプルな駅なので特に迷うことは無いです
バスとタクシー乗り場・コインパーキングも近くにあるのでアクセスには困らないですね
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陣馬山へ徒歩で向かうには駅から出た場所に「案内版」が取り付けてあるので書いてある通りに進みましょう
お手洗いも駅の外側に用意してくれているので、出発前に済ませておくのが正解です
ホームから出たら、早速案内通りに歩きはじめましょう
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登山口はスロープを進んで踏切の方へ行くのが正解です
分かりやすいので迷わないし、コインパーキングもそれなりにあったので日帰りで陣馬山を登るなら車でもアクセスしやすいと思います
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山梨信用金庫の看板下の案内通り左手の踏切を渡りましょう
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トンネル(隧道(ずいどう))があって車幅が狭くなっていますが、トンネルの中にはちゃんと歩道のスペースがあるのでそのまま進んでいきましょう
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登山口まではしばらく歩きますが、途中にはこんな風にキレイに整備された川があってすごく水も奇麗です
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場所によっては、水辺まで降りられるようになっているので、ちょっとした川遊びやアウトドアも楽しめそうですごく良いところですね
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しばらく歩くと「秘湯 陣馬の湯」という大きな看板が出てきます
その反対側に右に入っていく道があるのでそっちに向かいましょう
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陣馬山の登山口は「大きな石」で作られているので分かりやすいですね
また、道の左側に登山者用の荷物の整理スペースを作ってくれているので、荷物整理が必要な時は活用させてもらいましょう
登山口から陣馬山山頂へ
登山道の入り口を少し進むと分岐点が出てきます
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2つのルートがあるようですが、今回は左のルートに進んでいきます
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しばらくは舗装された道を進んでいきます
キレイに整えられているので登りやすいですよ
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しばらく登ると、山道っぽくなってくるので案内通りに進んでいきます
今回のコースでは案内板をたくさん設置をしてくれているので道迷いの危険性は低く安心して進めます
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今までの道とガラッとイメージが変わって一気に山道っぽくなるのでワクワクしながら先に進んでいきましょう
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こんな風に段々と本格的になってくるのでズンズン進んでいきましょう
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しばらく登ると、ちょっとした椅子や休憩スペースがあるので無理せず休み休み進みましょう
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更に進んでいくと休憩スペースに雨よけ用のブルーシートを用意してくれているので、もし突然雨に降られてしまって雨宿りが必要なら利用させてもらってもいいですね
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しばらく登っていくと最初の目的地である陣馬山の山頂まであと700mです
結構登りごたえのある山なので自分のペースを守ってマイペースで登っていきましょう
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ここまで来れば陣馬山の山頂まであと一歩です
高尾山と比べて陣馬山は初心者向けだとは思いますが、高尾山の他にいくつか低山を登って慣れてきた後にチャレンジするとちょうどいいと思います
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陣馬山の山頂はすごく広いです
たまたまゴールデンウィークだったので人はものすごい数いたので大賑わいでした
写真はわざと人がいないタイミングで撮っていますが、お茶屋さん(峠の茶屋)が2件くらいあるのでどれだけ人気なのか分かりますね
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これが、陣馬山の山頂にある馬のオブジェです
真顔すぎるのは大勢の人がいるプレッシャーと、自撮りになれていないためのアホ面なので触れないでやって下さい 笑
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オブジェの近くには標高版もあります
陣馬山の標高は855mなので599mの高尾山よりも高いですね
今回はラッキーなことに晴天だったので陣馬山からの見晴らしがすごく良かったです
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これが陣馬山の山頂から見た富士山です
めちゃくちゃキレイで感動しました
天気も見晴らしも気温もちょうどよく、ここまでは天国でしたね
いくつかの山頂を経由して目指すは高尾山山頂
ココから先のルートは本当に覚悟して進みましょう
甘く見ているとマジで地獄を見ます
陣馬山の頂上で疲れを感じたら、下山のことも考えて一時撤退もありですね
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次の目的地は明王峠(みょうおうとうげ)と景信山(かげのぶやま)です
食事と休憩も済ませたので明王峠まで早速向かいましょう
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明王峠までの間にもいくつか休憩ポイントがあるので適度に休みながら進みましょう
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しばらく歩くと「明王峠」に到着です
ここには、廃屋になった峠の茶屋・トイレ・見晴台があるので少しゆっくりしましょう
この日は各ルートの交差点状態になっているので狭い範囲で人がぎゅうぎゅうでした
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すごい、暗い顔で撮れていますがまだ体力には余裕があるんですよ
人が多すぎて緊張感丸出しの顔になっているだけです
やっぱり、もっと自撮りの練習が必要だな……
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明王峠を高尾山に向かって進んでいくと突然木が伐採された広いエリアに出ます
この道は広くて見晴らしが良いんですが、砂ぼこりが舞いやすく直射日光が当たるので注意して進みましょう
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景信山に向かう途中に堂所山(どうどころやま)の山頂があります
この山はマイナーなようでほとんど人がいませんでした
標高は733mでベンチがいくつか設置されている狭いエリアなので結構穴場ですよ
ただ、この辺が私の限界でしたね
体力的にも精神的にも、いつまで山の中なんだと思っていました
ここからは、もう体力と気力のを振り絞るのみです
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しばらく進むと道迷い注意の看板が出てきます
右側は作業路なので間違って行かないようにしましょう
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次のポイントの景信山(かげのぶやま)に到着です
標高は727.1mで結構高い山ですよね
ここまでで登り下りをかなりしているため、ほぼHPゼロの状態です 笑
ここも、人がすごく多かったですね
実はまだ先は長いのでここからは写真が少なめです
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景信山を出発してしばらく進むと何かの石碑と広場に出ます
ここでは、高尾の地域の手書き地図みたいなものを売っていた人もいたので興味があれば買ってみても良いですね
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そこからしばらく歩くと最終の茶屋があります
ここまでのルートも結構キツイので正直必死でたどり着きました
まだ高尾山までは距離があるので、ゆっくり休んで体力を回復させるのが正解です
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同じ場所には「小仏城山(こぼとけしろやま)」があり標高は670mです
ここまで来れば高尾山まではもう一息です
私のHPはもうマイナスですが、ここから先は気合と根性です
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小仏城山を出発すると「一丁目平」という広い広場があります
ものすごく広い場所でトイレもありますが、人が多すぎて撮影できませんでした
いい場所なので、高尾山の登頂だけだと物足りない時は小仏城山までの往復ルートだと楽しいと思います
残りは高尾山までのルートと高尾山の稲荷山ルートを下れば無事、高尾山口駅に到着です
高尾山の登山については往復3時間で高尾山を攻略[登山は体力と装備が重要]という記事で紹介しているので興味があれば覗いてみて下さい
この先は正に地獄でした
いつまで経っても高尾山につかない気がするは、道はそれなりにアップ・ダウンはあるは、高尾山の下山の時は稲荷山ルートなのでずっと山道という鬼畜ルートでした 笑
今回の縦走はそんな私のおバカな失敗を参考にして、チャレンジするかどうか考えてもらってもいいと思います
ちなみに帰りの時間や電車・バスの時間・疲れ具合なのでよく注意して挑戦するのがオススメです
最後まで読んでいただきありがとうございます
今回は、縦走をなめすぎていた私の失敗談がメインになってしまいましたが、それでも体力と根性が付いたのは収穫なのでこれかも登山を楽しんで行きたいと思います
まぁ、しばらく縦走は行かないけど
と、いう訳で次回またお会いしましょう 元気でな!!!
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