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高宕山登山は低山でもイベントが豊富でめちゃ楽しい

今回は千葉県にある高宕山(たかごやま)の登山に行ってきました

当日は10年に一度の寒波がやって来ているということもあり条件が悪ければ現地着、即帰宅も考えていましたが風も無く晴天だったので登山続行です

ただ、非常に寒いことを考えいつもの登山装備に加えダウンを着て登山をすることにしました

結論から言うとこの選択はベストでした

標高は330mの低山とはいえ平地とのさはあるかともいましたが、空気の冷たさや水の凍結以外にはそこまで変わら無かったので助かりました

また、今回の高宕山はそれなりの山道で険しくはないですが「ザ・山道」といった感じで、崖の間の細い道や石や根っこなど自然を開拓した階段・急な斜面ではロープや鎖を使ったり、用意されているハシゴを登ったりとまるでアスレチックコースのようなイベントがたくさんあって楽しいです

高宕山には高速を使って約2時間のルート

今回はそんな高宕山の登山ルートを紹介していきます

今回のルートはこんな感じです

今回のルートは東京方面から千葉方面のルート

時間帯にもよりますが上り(千葉~東京方面ルート)も下り(上りと反対)も仕事のためにトラックなどの大型車が朝早くに動くので意外と渋滞します

検索結果は渋滞なしの時間ですが、足止めを食らうのでちょっと長めに想定しておくと良いと思います

また、館山道(たてやまどう)に入ると君津あたりまでパーキング関係が無いので「お手洗い」はちょっと注意

高宕山は千葉の中央より若干南部なのでドライブにもちょうどいい距離感です

ただ、当日は君津のPA(パーキング・エリア)では海が近いこともあり風がすごく吹いていて正直登山どころじゃねぇって思ってました

ただ、山と海の天気は一緒とは限らないので現地に行ってみると意外と風は無かったです

やっぱり海風が強くても内陸では意外と影響が無いというのも自然の面白いところですね

余談ですが、高速道路にはSA(サービス・エリア)とPA(パーキング・エリア)があります

この違いって「SA」は「休憩所、駐車場、トイレに加え売店、食堂、給油所などが備わっている施設」で「PA」は「駐車場、トイレ、必要に応じ売店が備わっている施設」だそうです

そんな感じかなと思っていましたが、要は「食事や給油をしたいならSA」で「休憩やトイレ・軽食ならPA」に行くというのが正解みたいです

40年近く生きてきて改めて勉強になりました 笑

高宕山はミニ縦走が出来るワクワク登山ルートです

今回の高宕山ルートこんな感じです

石射太郎山・高宕山 / ツルトロさんの石射太郎山高宕山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

本当は登りは「関東ふれあい道」のルートを進んで下りは「高宕大滝コース」というルートを帰ってくる予定でしたが、2023年1月現在では昔の台風の影響でまだ立ち入り禁止になっていました

高宕山も多くの木が倒れていたので人の少ない登山ルートの復旧にはまだ時間が掛かりそうです

本当に大きな被害を出した台風だったんだなと改めて自然の怖さを実感しました

では、今回の高宕山の登山ルートを一緒に見ていきましょう

駐車場から登山道入り口までは30秒掛からないくらいの距離です

ここは無料の駐車スペースで詰めれば10台位は停められる広さを確保してくれています

駐車場と登山道が近いので場所がすぐに分かって便利です

登山前の注意点ですが、高宕山には「手洗い」が無いので注意しましょう

駐車場に手洗いが用意されている所もありますが、駐車場にもルートにも手洗いはありません

前もって近くのコンビニなどを探して済ませておくのが正解なので、そこは要注意ポイントです

登山道入り口は駐車場からすぐの場所です

入り口には「転ばぬ先の杖」という名前で「竹の棒」を用意してくれています

いわゆる「登山用のストック」です

入り口はストック側でそばには林道用のトンネルがありますが現在は立ち入り禁止です

今回、ストックの役割を知るべく初めて杖を借りてみました

結果は思っていたよりも足にくる衝撃をすごくやわらげてくれる素晴らしい道具だと実感しました

それに1本でもストック側に体重を預けられるので意外と便利です

登山道って自然の道がほとんどなので平坦なところは、ほとんどありません

その影響で岩を登ったり下りたりすると結構足に衝撃が来るんです

その衝撃や足だけだと踏ん張りだけになってしまうポイントも腕力がサポートしてくれるので結構楽になりました

今まで軽く見ていましたが、これからの登山にはストック(ポール)を持っていくのもアリかなと思います

入り口は分かりやすいですね

高宕山には野生のニホンザルが生息しているようですが、今回私は猿では無く鹿の後ろ姿を見ました

南房総は結構野生動物がいるので本当に自然豊かです

実はのルート高宕山よりも先に石射太郎山(いしいたろうやま)という山の山頂に登るルートになっています

ただ、この山の山頂の標識はなく、どうやら旧餌やり場という小屋が山頂のようです

つまり、今回のコースは知らぬ間に「石射太郎山」と「高宕山」のミニ縦走ルートになっていたようです

今回のルートは色々と面白いポイントがあったので初心者でも登山を楽しみたいならこのルートはすごく面白いですよ

石射太郎山山頂を通過して高宕山山頂へ

今回のルートは意外と山道なので登りがいがあります

適度な疲れと登山したなという実感がもてますよ

登山道入り口はこんな感じで、まだ整備されています

ところがもう少し進んでみましょう

ちょっと進むとこんな感じでパッと見では道が分かりづらいです

ただ、よく見てみるとちゃんとルートが分かるのでこれは実際に行ってみて進んでみるしかないですね

道はこんな風に自然+人工的な作りになっているのも魅力の一つです

ちょっと険しいところもあるので体力の無い人はもうすこし緩やかな低山で基礎体力を付けてから登るのがベストです

このルートは途中こんな風に倒木で道が狭くなっていたりするので頭上注意です

また、途中には旧石切場の跡があり千葉では石切を仕事にしてきた歴史を感じます

登っていくと分岐点が出てきます

高宕山の方に進むと「石射太郎山山頂」に着きます

なぜか105km先の鹿野山(かのうざん)の案内が出てきますが、こっちの方は本格的な縦走ルートのようです

石射太郎山の山頂には伝説が書かれています

どうにも「むかしむかし、鹿野山に住んでいた台田久保という名前の巨人が高宕山の山頂にあった巨大な岩に矢を放った」そうです

「その矢は岩を2km先まで吹き飛ばしその時に巨人が「石射たろう」と雄たけびをあげたとか」その雄叫びから石射太郎山という名前になりました

との言い伝えがあるそうです

ん~、まぁ日本の昔話あるあるですがよく分からないですね

なんで雄叫びが二つ名みたいになってるのか? とか、どんだけでかい弓と矢で岩ふっとばしとんねん!! とかツッコミどころ多いですがこれも日本の歴史ですね

名前の無い山にストーリー仕立てで名前をつけてみたみたいな

そのおかげで山と場所のイメージが結びつくので私は意外と好きです

石射太郎山の山頂にはベンチも用意されているので休憩もできます

ちなみに道が白くなっていますがこれ全部「霜柱(しもばしら)」です

今は直接土を見る機会が減っているので霜柱を見ることも少なくなりましたね

それだけ寒かったということですが、これだけでも結構ワクワクしますよ

近くには「旧餌付け小屋」というのがあり、どうやら近くにある高宕山動物園とも関わっていそうです

猿の生息地のど真ん中なので猿たちに餌をあげていたんでしょうね

また、「転ばぬ先の杖」も用意してくれているのでここからも借りることができます

石射太郎山の山頂には記念碑がありそこから「富士山」を見ることも出来ます

写真だと小さいですが「中央の少し左側」ですね

高宕山方面へ少し進むとこのあたりが稜線っぽくなっています

左右は崖になっていて道が細いので他の人がいる場合はすれ違うのがちょっと大変ですね

先の道はこんな感じで道っぽくなっているルートを進んでいきます

しばらく進むと休憩スペースが見えてきてちょうど中間あたりでしょうか

ココでお昼ご飯を食べましたがやっぱり自然の中で食べると美味しいですね

途中でこんな感じに岩の間を通るルートや細くなっているルートを進んでいきます

途中途中でこんな感じの休憩スポットを用意してくれているのも良い感じですね

そこまで疲れることは無かったんですが、山の中なのに椅子を置いてくれるのはすごくありがたいです

高宕観音堂を通って高宕山の山頂へ

しばらく登山道を進んでいくとパッと雰囲気が変わります

山の中に突然、整備された狛犬や石段が現れます

ここが「高宕観音堂」の入り口です

狛犬の顔は今では風化して名残になっています

石段を上がると突然「三重の塔」が現れココだけが人工的に壁が削られています

なんだか不思議な感じがしますよ

三重塔から更に上がっていく階段があるので登っていきましょう

登りきると「高宕観音堂」が現れます

この建物自体は風化していますね

特徴的なのが岩を削って作られている部分もあり、3分の1は岩の中といった感じの建物です

参拝に来る人は、ほとんどいない感じですが、よくこんな建物をココに作ったなと関心します

由来はありましたが、誰が作った場所というのは明確に無かったですね

ただ、「源頼朝」が戦乱でこの場所によりご利益を受けて帰っていったのだそうです

私は歴史が苦手なのでよく分かっていませんが、そういう「いわれ」は多くの山に残っているので不確かですね

観音堂の道をすぎると岩をくり抜いた階段が現れるので登っていきます

出口を出たら右手方面に行きましょう

左手にも道はありますが山頂は右側です

ルートを進んでいくと途中で3つに分岐している場所があります

「何とかバス停ルート」と「元に戻るルート」・「高宕山大滝ルート」の3つです

ただ、大滝ルートは大変危険なので立ち入りが禁止になっていました

ちょっと残念ですがそのまま山頂方面へ向かいます

そうするとこんな風にロープを使った方が安全に登れる少し急な階段が出てきます

その先にも大きな岩場にロープやチェーンが設置されています

そんな場所を進むと次はハシゴが待っていて山頂までもう少しです

このハシゴは急なので鎖を持ちながら登った方が安全ですね

ハシゴなどを上りきると山頂の案内と休憩スペースが出てきます

山頂は大きな岩をぐるっと回り込むと最後のハシゴが見えるのでそこを上りましょう

登りきった先にはこんなふうに標高を表す杭が打たれているので登頂が実感出来ます

杭の場所までいけますが、私は高所恐怖症なのでビビって撮影は出来ませんでした 笑

杭のそばには安全に立てる場所があるので私はそこで撮影です

山頂からの景色は「山しかねぇ~」という感じでしたが自然を満喫出来て幸せです

遠くには東京湾がみえるのでそれも面白いですね

今回は来た道を戻るルートをとりましたが、結構楽しいので1度は登ってみて下さい

最後まで読んでいただきます

それでは、次回の登山でまた会いましょう

元気でな!!!!!!

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