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初の富士登山はツアーに申し込んで最善のコース選び -2日目-

今回は、初めての富士登山ツアーに行ってきたよという話の2日目についてのお話をしていきます

前回の1日目の内容についても書いているのでぜひ合わせて読んでみて下さいね

1日目は無事宿泊先の「わらじ館」に到着して夕食のカレーを食べた話までしましたが、いよいよ2日目では問題なく「山頂でご来光」を見たり、何も問題無く登ることが出来るのでしょうか?

2日目は深夜に山頂に向かおう

2日目の朝は早いです

大体1時に起きてガイドさんが状況判断をしてくれます

風や気温・今日の天気などを総合的に見て山頂に向かえそうかどうかを決めてくれます

その結果、山頂へは問題無く向かえそうで帰りも「宝永山(ほうえいさん)」を経由するプリンスルートで下山することができそうだとの判断をして下さいました

お陰で予定していたルートを全てコンプリートしてツアーを満喫出来そうです

2023年の登山開きに当たったことや、2日ともすごく天気に恵まれたのは本当にラッキーでした

最悪、登頂は出来ないしルートも中断も覚悟しています

どんな結果になろうと出来るだけ満喫して下山しようと決めていましたが、今回は本当に充実出来そうです

出発前にここで一度確認がありました

最後の山頂アタックをするのに体調などの不安は無いのか?

本当にこのまま山頂に向かえるのか? の確認です

体調によっては、2つのグループに別れてご来光は宿で見ることにして、ゆっくり山頂へ向かうグループと夜のうちに山頂を目指して山頂で御来光を見るグループに分かれるかどうか? です

この時点で何人かは高山病の症状が出ていたし、私も軽い頭痛はしていましたが自分の判断で向かうかどうか決める大切な話です

またチャンスはあるので無理せずに登頂だけは目指すなど、自分の体調や体力に合わせた判断が必要です

私もコンディションを考えた結果、特に問題は無いですとお伝えしました

確認の結果、全員山頂でご来光を向かえることになりました

そうと決まればサクッと準備を済ませていよいよ出発です

出発はだいたい1時半くらいです

写真はイメージですが、深夜に出発するので本当にこんな感の景色です

街の明かりなどが輝いているだけで登山道は真っ暗

ヘッドランプを点けて進まないと何も見えない状態ですね

それもで自衛隊の駐屯地や河口湖・遠くは横浜の照明が明るく思っていたよりも絶景です

2日目も天気に恵まれていたので風は強いものの歩けないほどではなく、案外サクサクと登ることが出来ます

ただ、道がガレ場を歩いているのと同じなので石同士がぶつかって、まるで炭がぶつかり合っているかのようです

それに足を取られるので結構歩きづらいんですよね

そんな環境ですが、どんどん登っていくしか方法が無いのでめげずに登っていきましょう

他の登山者との出会いもありながら山頂のご来光へ

準備が出来たらいよいよ山頂へ向かって登っていきます

山頂のご来光まで3時間ほどです

順調に歩いていけば2時間30分くらいで到着して日の出を向かえることができます

それでも参加者が10人もいればどうしても歩くペースは落ちて休憩時間も多くなってきます

それでも登っていると他の登山者とぶつかってしまうことも

そんな時は原則道を譲って先に進んでもらいます

ただ、1組の登山者はちょっと違っていました

というのも、このツアーのペースに付いていてもいいか? と聞かれたんです

珍しいケースですが、途中で抜いていったりすれば良いのでOKが出てしばらく同行することに

これも登山の面白い所ですね

ただ、気になったの後ろにいた人達は「小学生くらいの女の子とそのお父さん」のようなんです

小柄なのに山頂近くでもペースに付いてこれるんですよ

そこで、お父さんに娘さんの年を聞いてみるとどうにも小学3年生だとか

すごいですよね

子供は体力があるし下手な大人よりよっぽどタフですが、小さな体にあのパワーはなかなかです

しばらく一緒に歩いたり、休憩をしたりしていたんですが途中で抜かしていきました

いよいよ山頂まで半分を過ぎた頃、ちょっとした事件が発生しました

それは、心配していた高山病の悪化です

参加していた中国人女性の一人が高山病でもどしてしまったんです

私も多少の頭痛があったので気持ちはよく分かります

ここで2手に分かれる提案がされたんですが、どうにも山頂で御来光を見てみたかったらしく気合で付いて行くとのことです

ただ、そんなアクシデントが続いていたのでどうにも時間が無くなってきました

そこで、最終判断がおります「ここからスピードアップするので付いてくれる人はそのまま付いてきて下さい 付いてこれない場合は、サブガイドと一緒に山頂を目指しましょう」とのことに

そこでスピードアップすると、残ったのはメンバーのちょうど半分です

それが「大学の友達だった女性グループの4人+私の合計5人」です

最後はスピードアップしていたので結構きつかったですが、なんとか登り切って無事富士山の山頂に到着です!!!!

感動の余韻は一時置いておいて日の出の見える岩場まで移動です

そこで目にした風景がこの景色です

いや、めっちゃキレイですよね

日の出は、ほぼ毎日見ているんですが富士山頂から見る景色はまた別格です

雲海の中、日の出を見られたのはスゴクいい経験になりました

ただ、風が結構強かったので気をつけないと滑落なんてことにもなりかねないので本当に気をつけて景色を楽しみましょう

ご来光を楽しんだら日本一高い場所に向かおう

十分ご来光を楽しんだらいよいよ日本一高い場所に向かいましょう

ちょっとその前に寄り道です

ここは「富士山頂奥宮」という場所で富士山の山頂は「富士山本宮浅間(せんげん)大社(静岡県富士宮市)の所有地」なんだそうです

そのため鳥居などが設置してあるんですね

日本は山岳信仰があるのでほとんどの山にはこうやって神社が必ずと言っていいほどあります

その他に日本一高い場所のトイレや日本一高い〇〇といったものが結構ありますね

ちなみにトイレを使わせてもらいましたが、200円と有料ですがすごくキレイで快適ですよ

また、富士山のトイレのほとんどは管理費用が掛かるので有料ですが、PayPayが使えるなど時代に合わせて進化しています

なるべくなら山にある有料トイレや賽銭はPayPayなどキャッシュレスに対応してもらえるとありがたいですね

ここが富士山頂です

富士の火口のことを「お鉢」と呼びお鉢を1周することを「お鉢めぐり」と言います

また、一般的に富士山の写真でよく撮影される場所が「剣ヶ峰」という場所なんですが、本当に一番高い場所は実は別にあるとのこと

今回は風が強く危険なこともあったので「お鉢巡り」は安全のために申し込まなかったです

ただ、3分の1だけお鉢を回って景色がいい場所に連れて行ってもらえたのでそれだけでも十分スゴクいい体験が出来ました

まずは、一番高い場所に向かってもうひと踏ん張り頑張って登っていきます

ただ、その場所までは砂地の急坂などを登っていかないといけないので体力が限界に来ている場合は、無理せずに山頂の小屋で休むのが正解です

苦労して登り終えるとここが日本最高峰の「山頂標識」です

ガッツリ目をつぶっているのはご愛嬌ということで 笑

ついに日本一高い場所に立つことが出来ました!!!!

これで今年の目標の1つをクリアすることができました

続いて本当に一番高い場所に移動しておきましょう

ちょっと分かりづらいんですが山頂標識の記念撮影待ちの列の途中辺りにあるんです

列をかき分け一見何もない場所の岩場を見てみましょう

この岩場を登ると分かりづらいんですが、「赤色のバッテン」が印として書いてあるんです

実はここが本当に日本で一番高い場所なんだそう

せっかくなので写真をとておきましょう正真正銘これが日本一高い場所です

ちょっと分かりにくくて危ない場所ですが、プチ自慢にはなりますね

最後はちょっとお鉢を回ってふもとの富士の樹海を見に行きましょう

剣ヶ峰への登り道とは逆方向に少しお鉢を歩いてみましょう

そうするとスゴク広い樹海の中に富士山の影が出来ています

写真では伝わりづらいですが、風も強く崖っぷちなのでドキドキです

それにこれだけの大きさの影を作れる富士山の大きさには改めて驚きました

こんな風景が見られるのも登頂出来たおかげですね

宝永山を目指していよいよ下山

山頂まで登りきれたらいよいよ下山です

山頂にある広めの設備で少し長めの休憩をとったら昨日お世話になった「わらじ館」まで下山しつつ宝永山の方に向かって降りていきます

ちなみに私は、高山病の影響で8合目より上の場所では常に軽い頭痛が続いていて、食欲が落ちたり体力が結構持っていいかれていたので、正直それなりに疲れていました

普段から偏頭痛を持っている人など、登山病になる可能性が高い人はあまり無理をしないようにゆっくり目で下山するのが正解だと思います

わらじ館まで戻ってきたら今日の行き先を再度確認です

写真の中央奥に見えるのが「宝永山」です

宝永山は今から約300年前に起こった大噴火で出来た山だそうで3つの噴火口がある場所だとのこと

昼食と休憩が終わったら最後にあの山の山頂に向かっていきましょう

このあたりは大夫気温が上がってくるので、フリースを着ていれば風がある程度強くてもスゴク寒いということは無いですね

宝永山に向かう途中にはこんな風に細かな砂でできた道があります

これが富士山の「大砂走り」という場所で要は砂場の砂で作った天然の滑り台のようなものです

名前の通りこの場所を思い切って砂に埋れながら駆け下りると結構楽しいです

ちょっと大きめの石が含まれているたりするので、危ないかなと思う場所もありますが注意して滑っていけば大人でもかなり面白いですよ

ちなみにここでは大量の小石が靴の中に入ってくるのでそれを防止したい時は「ゲーター」という小石や砂・雨の侵入を防ぐ「靴カバー」を履いていくといいです

ちなみに私は何も対策せずに行きましたが案の定小石が入ってきました

ただ、足つぼマッサージ程度のものしか入ってこないし大砂走りを歩ききってしまえば必要無いので気にせずズンズン滑り降りてきました

小石は休憩した時に靴をひっくり返して捨ててしまえば済むので個人的には問題なかったですが、このルートを進むならゲーターは持っていった方が正解だとは思います

大砂走りを降りてきて宝永山方面へ少し登れば無事山頂に到着です

この場所は富士山がすぐ近くにあって雄大で美しい場所になっています

この日もすごく天気が良く富士山をバックに出来るのはこの山頂のいいところですね

ここは大砂滑りの続きで第一火口を下っています

結構な斜面で砂地なので登る時はかなり体力を削ることになると思いますよ

下りは結構楽々と降りることができるので楽しいですが、砂に足が埋まる覚悟は必要ですね

あとは登りの時の昼食の山小屋までのルートを進みながら下山していけばゴールです

ただ、今回は車で来ていたので残りの2時間~2.5時間の運転があるので注意して帰りましょう

疲れていることもあるので無理せずに休みながら安全に帰るのが大切ですね

最後まで読んでいただきありがとうございました

富士山、さすが日本の最高峰です

時に荒れた天気になったり、落ち着いていれば絶景の景色を楽しむことが出来る山でもあります

登山が趣味になってからは一生に1回は登っておきたかった山なのですごくいい体験ができました

高山病からくる頭痛は、それなりにきつかったですが本当にいい思い出です

今回は、ガイドさんや仲良くして下さった方々とのいい縁もあって本当に楽しかったです

また、他の山などに出掛けられたら嬉しいです

それじゃあ、次の山でまた会おう!!!

またな!!!!!!!

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