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今回の記事では
Wordで昔使っていたレイアウト枠ってどこに行っちゃったの?
レイアウト枠の機能が無くなってしまったらどうやって自由な場所に文字などを配置したら良いの?
Wordで自由な配置で文字や図・表などを作るポイントが知りたい
どうしても自由な配置に置きたいモノがある時の対処法について知っておきたい
こういった疑問に答えます
✔レイアウトタブを使わない自由なレイアウト方法のテーマ
①Wordのレイアウト枠はテキストボックスを代わりに使うのが正解です
②文字や図などの自由は配置はテキストボックスと文字の折り返しがコツ
この記事を書いているのはOfficeを約20年間活用しながら
ITを活用したエステの経営マネジメントしている私の経験を基に
「レイアウトタブを使わない自由なレイアウト方法のテーマ」に関して実体験に基づいて解説しています
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目次を使って読みたい項目へ
Wordのレイアウト枠はテキストボックスを代わりに使うのが正解です
Wordのレイアウト枠機能はテキストボックスを代わりに使うのが今の最適解です
なぜなら、レイアウト枠よりもテキストボックスを使う方が「自由なレイアウトには適切」と判断されて普段は目につかない場所にしまわれているからです
Wordのレイアウト機能とはWord2000以前まであった「文字列や図を自由な位置に配置するための機能」のことです
現在ではその機能は裏側に隠されて普通の状態では使えなくなっています
ただ、完全に無くなってしまったわけではなく今でも使えます
今はレイアウト枠を使う必要が無く、その代わりにテキストボックスを活用します
つまり、文字列などを自由なレイアウトをしたい時はテキストボックスを使うのが正解という訳です
今回は特別にレイアウト枠を表示させる方法とその代わりになるテキストボックスの使い方について解説していきます
最初にレイアウト枠を使った自由なレイアウトの結果から見てみましょう
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こんな風に「レイアウト枠」を使うと「文字列・写真・表・図形」などを枠内に配置して枠ごと自由な場所に配置出来るのが特徴です
レイアウト枠を表示する方法
では、レイアウト枠を表示させる方法を見てみましょう
結構、簡単な方法で表示することが出来ますよ
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クイックアクセスツールバーの「▼」をクリック「その他のコマンド」をクリック

クイックアクセスツールバーに表示したい項目を左側のリストから選択します
リストから「レイアウト枠の挿入」項目をクリック
「追加」ボタンをクリック

右側のリストに「レイアウト枠の挿入」項目が追加されたら「OK」ボタンをクリック
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クイックアクセスツールバーに「二重の●」が表示されたらOKです
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レイアウト枠の表示ができたら続いて挿入してみましょう
「二重の●」をクリック
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マウスカーソルが「十字」に変わるので適当な範囲をドラッグします
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枠内の行に文字を入力したり、Wordに挿入する感覚と同じように表の挿入をしみましょう
ちゃんと文字列や表が挿入出来ます
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レイアウト枠の上をクリックするとマウスポインターの下に十字の矢印が表示されるので自由な位置に移動することが出来ます
こんな風に基本は図形などを扱う場合と同じです
今でもちゃんとレイアウト枠を使うことは出来ると分かってもらえればOKです
レイアウト枠とテキストボックスの違い
次はレイアウト枠とテキストボックスの違いについて解説します
まずは、テキストボックスに設定した内容を先に見てみましょう
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実は結論から言うと「テキストボックスには図形は配置出来ない」という違いがあります
基本的な文字列や写真の挿入はレイアウト枠とほぼ一緒ですが、図形だけは弾かれてしまいます
実際にどんな風になるのか見てみましょう
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こんな風に「テキストボックスに図形は貼り付けできないという」エラーが表示されます
ドラッグ操作でも移動出来ないので「カット・アンド・ペースト(切り貼り)」操作で貼り付けようとするとこんな表示になります
ただ、図形を自由なレイアウトで配置するのは簡単なので特に問題ありません
ちなみにテキストボックスの挿入は「挿入タブ→図形→テキストボックス」の流れて挿入しています
つまり、図形に図形を移動してくることは出来ないということなのでしょう
この点の違いはありますが、現在ではレイアウト枠の挿入は必要無いということだけは覚えておきましょう
繰返しになりますが、Wordのレイアウト枠機能はテキストボックスを代わりに使うのが今の最適解です
文字や図などの自由は配置はテキストボックスと文字の折り返しがコツ
文字や図形を自由なレイアウトで配置したい時はテキストボックスの活用や文字列の折り返しを活用するのが最適解です
なぜなら、これらの機能を上手く使えば自由なレイアウトは簡単に出来てしまうからです
では今回のテーマの最後に文字や写真の自由なレイアウトの方法について解説していきます
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Wordに直接入力している文字を自由なレイアウトで配置したい時はテキストボックスを使います
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「挿入」タブの「図形」をクリック
一覧の中から「テキストボックス」をクリック
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テキストボックスが挿入されたら、Wordの文字をテキストボックスに移動します
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Wordの文字列を選択してドラッグ、文字の上でドラッグをして
テキストボックスの上でドロップします
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これでテキストボックスに文字が移動するので好きな大きさや場所に移動するだけでOKです
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最後は挿入した写真の移動の方法です
挿入したばかりだと行に固定されているので写真をクリック
「図の形式」タブの「配置」グループにある「文字列の折り返し」ボタンをクリック
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リストから「前面」をクリック
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これで自由は場所に移動ができるようになりました
こんな風に今では文字列や写真でもコツを押さえておけば自由なレイアウトは簡単に出来ます
まずは、今回紹介した基本の方法を覚えて自由なレイアウトに出来るようにしてみましょう
繰返しになりますが、文字や図形を自由なレイアウトで配置したい時はテキストボックスの活用や文字列の折り返しを活用するのが最適解です
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