今回の記事では
普段の生活で必要最低限の工具って何を揃えておくと便利なのか教えて欲しい
ミニマルな生活の中で必要な工具だけ揃えるとしたら具体的にどんなものがあれば良いのか教えて欲しい
工具って重いし大きいからなるべく持ちたくないんだけど必要最低限は持っておきたい
場所を取られるのは好きじゃないけど出来れば小さな電動工具みたいな手間が無くなる工具はほしい
という疑問に答えます
✔ミニマルな生活をする人のための厳選工具をオススメするポイント
・ミニマルな生活の中で必要な工具は10個以内の小さな工具を持っておくのが最適解です
この記事を書いているのは
ミニマリストとして生きることで無駄を無くし、質の高い生活を送ることを目指し
本当に自分が大切にしているモノだけに時間やお金を掛けることで心豊かな生活を実現する
この信念を基に本当に必要だと思ったものを紹介しています
目次を使って読みたい項目へ
ミニマルな生活の中で必要な工具は10個以内の小さな工具を持っておくのが最適解です
ミニマル生活の中でも必要な工具は10個以内の小さな工具に絞り込んで持っておくのが正解です
なぜなら、ミニマルな生活をしていても必要な工具を厳選すれば10個以内で大体のトラブルを解決出来るからです
私はミニマリストとして生活していく上で色々な物を手放してきました
以前は趣味としてPCの自作やDIY・機械系の修理など色々なものに手を出してきたので工具系は100点を超えていました
今では厳選した8個の工具があれば、日常のトラブルに十分対応出来るようになりました
今回紹介するのは使う機会が減った工具を少しずつ手放していった結果手元に残った道具達です
もちろん万能では無いので足りないこともあると思いますが、本当に必要になったら追加して購入すればいいので必要十分だと思っています
工具は放っておくといつの間にか増えてしまう物のひとつなので、この機会に見直してみると良いと思います
工具の紹介
それでは私が持っている工具をざっくり紹介していきます
実際の使用感などは順番その都度紹介していきますね
No1.SK11 充電式デュアルドライバー_SDV-DUO-GR/BK
No2.funshop 122in1精密ドライバーセット
No3.ENGINEER(エンジニア) ネジザウルス _GTPZ-58 + ネジザウルスGT用キャップ_PZM-58
No4.ENGINEER(エンジニア) ミニチュアラジオペンチ_PS-01
No5.ENGINEER(エンジニア) マイクロニッパー_NS-04
No6.ENGINEER(エンジニア) モンキーレンチ_TWM-06
No7.シンワ測定_プラノギスポッケ_100㎜ セット 50266
No8.無印良品 書き込めるメジャー3.5m
使ってみて感じたこと
それでは順番に各商品の特徴や実際に使ってみた感想をまとめてみます
No1.SK11 充電式デュアルドライバー
まずは充電式ドライバーから紹介します
このドライバーは本当に便利で気に入っている商品です
SK11というメーカーは工具の老舗なので信頼があるのはもちろんですが、このドライバーの特徴である電動と手回しが両方ともできるのはすごく使いやすいです
これ1本あれば緩んだネジを止めるのにサクッと短時間で済んでいしまうので持っておいて損なしです
また、カラーバリエーションもたくさんあって、女性の一人暮らしでもこれ1つ持っていれば安心です
電動ドライバーというとDIYで使うようなもっと大きい物を想像しますよね
私も昔は大きいものを使っていました
でも大きい電動ドライバーって使う回数の割に場所をとるのでどうなんだろうと思っていたんです
私も色々とDIYをしてきましたが、これでも十分にいけると思っています
普通のドライバーとほぼ同じ大きさなので収納もドライバー1本分といった感じ
トルク(ネジを締める力)も十分な上、ボタン1つでスッとネジ締めやネジを外してくれるので本当に快適です
また、ネジがナメてしまう(ネジ穴が強い力で削られてしまう)ような場合は、手で回すことが出来るので失敗が少ないのも気に入っている点です
充電もUSBポートがあれば良いのでわざわざ大きなACアダプターも必要なし
私も子供の頃から色々作ったりバラしたりしてきましたが、過去一番オススメできる電動ドライバーです
ビット(ドライバーの部分で付け替えが出来る物)も一般的なサイズで、形が左右で「+・-」になっているので「-」ドライバーにもなります
「+」も一般的なサイズのものなので特殊でなければこのドライバー1本で家中のネジ締めができます
本当にオススメなので気になったら買ってみて下さい
No2.funshop 122in1精密ドライバーセット
ドライバー収納面(表面)
ビット収納面(裏面)
次に紹介するのは「精密ドライバーセット」です
正直これは使わない人は必要無いのでライフスタイルによって必要性が変わります
ただ、色々な物を修理したり、小さいネジ(車のキーのネジ・メガネのネジ・小型の機械のネジなど)を扱う人ならめちゃくちゃオススメです
この商品は見る人が見れば分かる商品で一般的なネジから小型のネジ・特殊な形のネジ・機械の修理・分解に必要な工具類が1セットになっています
私はジャンカーな部分なところがあります
ここで言うジャンカーとは「壊れた機械を修理する人」という意味で危ない人じゃないですよ 笑
PCの調子が悪くなったり、機械を分解して修理するということが結構あります
そんな時って一般の人が空けられないように特殊な形のネジを使っていたり、精密機械では小さなネジを使っていたり、六角ネジが使われていたりとケース・バイ・ケースで臨機応変に対応しないといけないことがあります
そんな時はこのボックス1つ持っていれば、大体の物は修理できます
精密ドライバーセットとなっていますが、修理に必要なピックが入っていたりするので修理する人なら1つあって損は無いです
一度、ミニマリストになっても本当に必要かな? と思って処分も考えましたが結局出番が多いので自分で修理するよという人にはオススメです
ただケースが厚めなので私の環境だと、どうしまっておくか検討中ですが大きいものでは無いのでそこまで邪魔にはなりません
自分には必要だとピンと来る人なら買っておいて損のない商品なので気になったら買ってみるのも手ですよ
No3・No4.ネジザウルスとミニチュアラジオペンチ
ネジザウルスとラジオペンチ
ネジザウルス(キャップ付)
次に紹介するのがエンジニアという企業が販売するネジザウルス(ペンチ)とラジオペンチです
エンジニアは社名の通りエンジニア向けの工具を販売している老舗です
ネジザウルスが爆発的にヒットして有名になった会社ですね
工具の品質は1級で本当に便利な商品を販売してくれています
私もエンジニアシリーズの工具を結構持っていますが本当にあって損なしです
ただし、普通の工具よりもちょっとお高めですが長く使えるので個人的には全く気になりません
エンジニアシリーズは百均で代用出来るモノではありますが、長く同じ工具を使い続けていこうと思うなら1択だと思います
まず、ネジザウルスの特徴ですが「ザウルス」という恐竜に使われる名前の通り、ナメて外せないネジを挟んで外す事ができる特殊なペンチです
その秘密は先端の溝の形にあるのですが普通のペンチとしても使えるので何かを挟んでおきたい時や固定して回したい時など色々な用途に使えます
もう一つのラジオペンチは細かい作業に向いています
細いものを挟んだり、歪みを直したりする時にすごく使えるペンチです
普段使う時は左手にネジザウルスを持って物を固定、ラジオペンチを右手に持って曲げたり・ねじったりして加工という使い方が出来ます
一方を押さえたりするときも使えるので「ペンチ+ドライバー」で締め付けるなどの使い方も出来るので持っておくと便利です
意外とラジオペンチの方が細かい作業も出来るのでラジオペンチだけ持っておくのもアリですね
ペンチ類は挟むだけじゃなく配線に使う銅線を切ったりすることも出来るので配線を扱う人にもオススメの商品です
No5.マイクロニッパー
これも同じエンジニアの商品です
ニッパーを使う回数は人によると思うのでこれも必ず必要とは言えません
ただ、個人的にはバリ(プラスチック製品などの加工の時に出来る切残し)を切り落としたり、切って加工したい時などに使っています
私の趣味はアウトドアで百均の商品やプラスチック製のケースを買うことがあります
そんな時に意外とバリがあったり、ケースでも必要ない部分(商品を引っ掛けておく穴の部分など)を切り落としたりすることに使います
また、修理の時に加工した部分のバリ取りなど、そこまで頻繁には使いませんが、ふとした時に使うことがあります
切れ味はとても良いのでハサミでは切れないような硬い素材を切る時などもすごくキレイに切れるので便利です
私の場合、昔買い揃えておいたものがあったのでとってありますが、もう少し手頃な商品でも良いかも知れません
No6.モンキーレンチ
エンジニアシリーズの最後はモンキーレンチです
モンキーレンチとは普通のレンチ(ボルトを挟み込んで締め付けたり、外したりする道具)の挟むサイズを自由に調整出来るうようにしたレンチのことです
このレンチはすごくよく使います
なぜなら、キャスター部分を直したりボルトを締める機会が多いからです
例えばワゴンと呼ばれる上に物を置いて運ぶための道具の足元は自由に動かせるようにキャスターが付いています
このキャスター部分は六角ナットやボルトで留まるうようになっているのでモンキーレンチが活躍してくれます
また、大型の機械を分解することもありますが意外とボルト系が多い
そんな時に結構使うので個人的には大活躍の工具です
このモンキーレンチの特徴は2つで
1つ目が手のひらサイズの大きさということ
2つ目が先端部分がすごく薄いということです
大きさについては手のひらに収まるのですごく使いやすく、しまっておくにも場所を取りません
おまけにその分軽いので気軽に持ち運べます
2つ目の特徴の先端の薄さは個人的にすごく気に入っています
一般的なモンキーレンチはこんな感じで先端が太くなっていますが、薄いことが重要です
なぜなら、先端が厚いとキャスターの間にモンキーが入らないので回せないんです
しかも、普通のボルトを緩める時でも薄さは関係なので一般的なタイプと同じように使えます
ちょっと斜めにしないと力が入れづらかったりしますが大した問題では無いです
最初は大きさと薄さに感覚が合わなかったんですが、慣れてしまえば本当にしっくりくるので私のように使う回数が多い場合はぜひ買ってみて下さい
No7.プラノギス
次はプラノギスです
プラノギスはプラスチック製のノギスという意味です
ノギスとは主に物の厚さを図るための道具です
その他にも深さや内寸などを測る時に使います
このノギスの特徴であるプラスチック製というのはすごく軽くて扱いやすいです
一般的な物は金属製が多く重いのですが、私は小ささと軽さ優先で選びました
主に外径や内径(最大幅や穴の大きさ)を測る時に使います
すごく使うものではないですが、ネジやナットなど修理に使うパーツの大きさや物の厚さを調べるのにすごく便利です
メジャーや定規・コンベックス(金属製のメジャー)のように平たいものでは無く立体的な物を挟んで図れるので意外と使う機会が多い工具ですね
これも私が普段修理などを多くするのでよく使うだけですが、この厚さって入るかな? とかこのネジと買おうとしているネジの幅って合ってるよね? という確認の時に使うことが多いのでパーツ買いの時に活躍することが多いです
百均でも売っていますが、測る精度が違うので「あれ、これってこんな時便利だな」と思ったら買ってみるのもひとつです
No8.書き込めるメジャー3.5m
これは、無印良品のコンベックスとうタイプのメジャーです
長さは3.5mのある程度何でも測れるメジャーです
このメジャーは書き込みが出来るという特徴がありますが私は書き込んだことは無いです
このメジャーを選んだ理由はゴツくないシンプルなメジャーが欲しかったからです
無印良品の商品はシンプルがテーマになっているのでミニマルな生き方にすごく合っています
特別何かスゴイ機能がある訳ではないですが、シンプルなデザインの方が好きなのですごくなじんでいます
普段はそこまで長さを測ることは無いですが、買い物をしようとした時にすごく使えるアイテムです
例えば、私はコーナンラックというホームセンターのコーナンが作ったラックを使っています
そのラックには当然幅や奥行きがあるのでそのラック以上の大きさの物はなるべく買わないようにしています
つまり、ラックより大きいものは買わないので自然と「買えるものの量と大きさ」を制限できるようにしています
そんな時は大きさを測らないと買い物は出来ないですよね
その他のシーンでも寸法は必ず測ります
必要な時に無いと困るのがこのメジャーなのでなるべくシンプルで使いやすいものなら無印の商品がオススメです
値段は意外としますが品質はさすがです
もう少し短くてコンパクトなタイプもありますが、私の使い方だと心細いのでちょっと大きくなるものの3.5mのものに落ち着きました
デザインと実用性を重視するならいい選択だと思いますよ
サイズなどの詳細
次はサイズなどをまとめてみます
No1.SK11 充電式デュアルドライバー
項目 | 詳細 |
---|---|
メーカー | SK11 |
付属品 | USBコード(通信機能なし)、+2×-5.5ビット1本 |
梱包サイズ | 幅154×高さ40×奥行き40mm |
商品の重量 | 280 g |
No2.funshop 122in1精密ドライバーセット
項目 | 詳細 |
---|---|
メーカー | Funshop |
付属品 | プラス, マイナス, 六角, トルクス, トライアングル, スクエア, ペンタローブ |
梱包サイズ | 15.5 x 9 x 5.5 cm |
商品の重量 | 570 g |
No3.ENGINEER(エンジニア) ネジザウルス
項目 | 詳細 |
---|---|
メーカー | エンジニア |
付属品 | なし(キャップ付きあり) |
サイズ | 全長:160mm グリップ幅:54mm |
商品の重量 | 160 g |
No4.ENGINEER(エンジニア) ミニチュアラジオペンチ
項目 | 詳細 |
---|---|
メーカー | エンジニア |
付属品 | なし |
サイズ | 本体:139×51×11mm/先端長:37mm/先端幅:13mm/先端厚さ:8mm |
商品の重量 | 68g |
No5.ENGINEER(エンジニア) マイクロニッパー
項目 | 詳細 |
---|---|
メーカー | エンジニア |
付属品 | なし |
サイズ | 本体:120×50×11mm/刃長:14mm/先端幅:13mm/先端厚さ:7mm |
商品の重量 | 67g |
No6.ENGINEER(エンジニア) モンキーレンチ
項目 | 詳細 |
---|---|
メーカー | エンジニア |
付属品 | なし |
サイズ | 4.5 x 11 x 1.4 cm |
商品の重量 | 81.6 g |
No7.シンワ測定_プラノギスポッケ
項目 | 詳細 |
---|---|
メーカー | シンワ測定 |
付属品 | なし |
サイズ | 21.2 x 7.8 x 1.6 cm |
商品の重量 | 52 g |
No8.無印良品 書き込めるメジャー3.5m
項目 | 詳細 |
---|---|
メーカー | 無印良品 |
付属品 | なし |
サイズ | 約W59×D20×H59mm |
商品の重量 | 104 g |
工具を厳選して持つことのデメリット
- DIYなど本格的なものづくりでは道具の数が少ない
- 出来ることが限られる
- あれば便利という時に限られたものしか無い
- 何が必要最低限なのか分からない
- 無くしてしまうと使いたい時に無い
工具を厳選して持つことのメリット
- 必要最低限なので物を大切に扱うようになる
- 収納スペースやものが最小限になる
- 本当に便利なものだけ残るので使い勝手が良い
- 工具に使う費用が減るので経済的
- 持ち運ぶ時も荷物が軽くて済む
工具を必要なだけ持っていたい人にオススメです
必要な工具を必要なだけ持つことになるのであまり道具は持ちたくないと思っている人にはオススメのセットです
工具は多く持てば良いものでは無いです
私は電動工具から普通の工具・精密工具など趣味が多い分たくさんの道具を持っていました
今ではミニマリストとして必要最低限のものを持って過ごすようにしていますが、本当に必要最小限で十分です
家庭の状況にもよるとは思いますが、子供がいようと2人暮らしだろうと使ったものは元に戻すというルールをしっかりすること
工具は共有出来るのものなので1箇所にまとめて置いておくこと
こだわりがある人が工具の購入などを管理することなど
ルールを作って管理すれば最小限の工具でも十分暮らしていけます
(子供用は百均で用意して無くすことに備えても良いですね)
それに「大きな工具箱」を用意しなくても工具は管理できますよ
例えば私はこんな風にコーナンラックの中に「無印良品のダンボールタイプの引き出し」をセットしています
この中には普段しまっておきたい文具や消耗品・工具をしまっています
つまり、1段の引き出しに工具は、ほぼ全て収納されているということです
こうすれば別に工具箱を用意する必要も無いですよね
あとは入り切らない量の工具は必要無いので買わなければOKです
引き出しは元がダンボールなのでだんだん汚くなってしまいますが、限界を超えたら買い直そうと思っています
こんな風に工具も限定して持っておけば十分持っていられるので、自分が必要なものだけ揃えて持つようにすればスッキリした工具生活が待っていますよ
最小限の工具を持って生活するスタイルにもっと早く気付けばよかった
私は性格的にこり性です
そして心配性なので色々なモノにお金を掛けてきました
その結果、工具など必要が無いモノが増えて一時は6畳間を2部屋分を占領していたほどです
また、仕事や趣味の関係で道具はあふれかえるくらい持っていたんです
でも、ほとんどの物はほぼ使いません
便利だからとか、これがあると効率が上がるよという文句に踊らされて色々なものを買っていたんです
仕事が大工とかリフォーム業など工具を使った仕事がメインなら問題無いですが、私はデスクワークメインです
そこで色々と勉強した結果
一念発起して道具の整理を始めました
最初は物を処分することに周りは反対でした
ただ、私は頑固者で自分が決めたことはやり通すタイプのためプライベートな物の95%は処分したんです
でも、最後まで残ったのが工具です
いくらデスクワークでも修理などは私しか出来ません
どんな工具が必要なのか知っているミニマリストは調べてもほぼいません
迷いながら今までの経験をフルに使って厳選した結果が今回紹介した工具達です
本当はもっと早くこれだけの数に絞り込めたら、より早く身軽に過ごせたと思います
「物の量=自分の不安定さ」が反映されていると気づいたのは最近です
私もマキシマリスト(物を最大まで持つ人)だったので今考えるとすごく恐ろしいです
人は「一点集中が幸せに過ごすための方法」だということに気づきました
なんだか不安が無くならないなと思ったら、今回の話も参考に整理するきっかけにしてもらえたらと思います
▼今回紹介した工具
繰り返しになりますが、ミニマル生活の中でも必要な工具は10個以内の小さな工具に絞り込んで持っておくのが最適解です
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