Wordでルビの行間を揃えるなら固定値調整［フォントの種類ならグリッド線変更］

今回の記事では

Wordで作った書類の行間がルビを設定した時にバラバラになってしまったらどうしたら揃えられるの？

ルビが振られた行を含めて行間を統一する方法があるなら教えて欲しい

Wordの書類で一部フォントの種類が違う場所の行間が広くなってしまった場合揃える方法はあるの？

文書全体の行間を統一するとか部分的に調整する方法があれば教えてほしい

こういった疑問に答えます

✔Wordで作成した書類の行間を揃える方法のテーマ

①Wordの文書でルビを含む行も合わせて行間を揃えるなら固定値で調整するのが正解です

②フォントの種類の違いで行間にバラつきがあるならグリッド線の設定を変更するのが正解

この記事を書いているのはOfficeを約20年間活用しながら

ITを活用したエステの経営マネジメントしている私の経験を基に

「Wordで作成した書類の行間を揃える方法のテーマ」に関して実体験に基づいて解説しています

今回の内容を一緒にやりたい場合は▼のファイルをダウンロードして下さい

Wordの文書でルビを含む行も合わせて行間を揃えるなら固定値で調整するのが正解です

Wordの文書内にルビを含む行がある場合、行間を揃えるためには固定値で調整するのが正解です

なぜなら、ルビが設定されている行はどうしても行間が広がってしまいバランスが悪くなってしまうので、一定の行間を揃えるために「固定値」で調整するのが効率的だからです

Wordで書類を作っていると難しい漢字に読み仮名(ルビ)を振る事があると思います

ただ、ルビを振るとその分だけ行間が広くなるので他の文字や行と比べるとバランスが崩れてしまうことがあります

そんな時に、どうしたら行間を全体的に整えられるのか分からないという経験をする人は案外多いもの

今回はそんな行間を揃える方法について解説していきます

まず、先に結論からお話すると「行間を固定値で調整」すれば簡単に行間を整えることが出来ます

こんな感じでルビを設定すると下の文章と比べて行間が広くなってバランスが崩れてしまいます

そんな時は、書類全体に対して行間を固定値で調整すると、こんな風にルビの有る無しに関係なく間隔を一定に設定することが出来ます

設定はすごく簡単にできるのでチャレンジしてみましょう

まずは、文書全体を選択します

「Ctrlキー+Aキー」を押して全て選択

「ホーム」タブの「段落」グループにある「行と段落のグループ」ボタンをクリック

「行間のオプション」をクリック

もしくは

「段落」グループの「段落の設定」ボタンをクリック

「段落」のダイアログが開きます

「間隔」項目のリストの中から「固定値」をクリック

間隔の設定ができるようになるのでスピンボタンで間隔を変更

または、直接変更したい行間を数字で入力します

今回は「25pt」に設定して「OK」ボタンをクリック

これで全ての文字に対して「25pt」の行間を設定することが出来ました

こんな風に行間の間隔を調整したい時は、固定値を使うことで強制的に調整する事が出来ます

繰り返しになりますが、Wordの文書内にルビを含む行がある時に行間を揃えるためには固定値で調整するのは正解です

フォントの種類の違いで行間にバラつきがあるならグリッド線の設定を変更するのが正解

フォントの種類の違いが原因で、行間にバラつきがあるならグリッド線の設定を変更して対応するのが正解です

なぜなら、フォントの種類によってはグリッド線に合わせる設定だと広すぎる行間になってしまう事があるからです

それでは最後にフォントの違いで行間にバラつきが出てしまうケースの対応方法を解説します

私がオススメする「メイリオ」フォントはフォントの種類の影響で行間がバラついてしまいます

そんな時は次の方法がオススメです

調整したい範囲の選択までは一緒です

「ホーム」タブの「段落」グループの「段落の設定」ボタンをクリック

段落ダイアログの「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」のチェックボタンをクリックしてチェックを外します

「行間」のリストから「固定値」を選択

今回も間隔は「25pt」に設定

「OK」ボタンをクリック

その結果「ルビが設定されたの文字」でも「フォントの種類」が違う文字でもちゃんと揃えることが出来ました

こんな風に行間の設定をちょっと工夫するだけで条件がバラバラの書類でも整えることが出来ます

こういったケースは、一部の文字を目立たせたかったり読みづらい漢字の補足をしたいケースではよくある問題なので、そんな時に活用してみましょう

フォントの種類の違いが原因で、行間にバラつきがあるならグリッド線の設定を変更して対応するのが正解です