今回は、東京都西多摩郡奥多摩町原にある奥多摩湖を出発地点にした御前山(ごぜんやま)の登山に挑戦してきました
御前山の標高は1,405mで大体1,100mくらいを登っていく登山になります
また、この御前山は東京水道局が管理しているらしく、登山道は分かりやすいです
ただ、急斜面が多めなので中低山ですが結構体力を使う、登山初心者には結構しんどいルートのなのでチャレンジしようと思っていたら、自分や同行する人の体力面を考えてチャレンジするようにして下さいね
東京都多摩湖の御前山(ごぜんやま) 往復ルート / ツルトロさんの御前山・惣岳山(東京都西多摩郡檜原村)・指沢山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
今回のルートはこんな感じです登山道からほぼ一直線で登ることが出来るので迷いにくいですが、とにかく斜面の角度がえげつないのでマジで覚悟しておいた方がいいです
また、夏場は蜂が巣を作っていたり、台風などの影響で天候が崩れやすくなることや日射病や熱中症には気をつけましょう
今回私は、早朝の6時には登山を開始してお昼ごろには下山していました
天気は基本的に曇りで晴れ間は少ししか無かったのが良かったです
晴れは嬉しいんですが、夏場は直射日光に当たるような事があるのと暑さが結構しんどいんですよ
体力は持っていかれるし、汗をかくので水分もごっそりです
ある程度木が影を作ってくれているので快適なんですが、湿気が多い日は逆に汗で体温を下げにくいので熱中症になるリスクもあるので水分補給はこまめにするのが正解です
ただ、そのあたりを差し引いても今回の登山はすごく楽しかったです
眺めがいい場所もあるし、各山の頂上には立派な標識や、道迷いしずらい案内版などがあるのでスゴく歩きやすいです
それに奥多摩湖の脇道が登山道の入口になっているので、それはそれで風景も結構楽しめます
今回はそんな「奥多摩湖の御前山(ごぜんやま)」の登山の魅力についてお話していきます
奥多摩湖から御前山を目指していざ出発
今回のルートは大体往復で6時間ほど掛かります
降りはスピードUPできるので2.5時間くらいだとして登りで3.5時間くらいの道のりですね
ただ、最初にも話した通り急な道が続くので体力的に厳しいと感じたら、無理をしないで途中で引き返すことも頭に入れておいた方が良いと思います
今回、駐車したのは奥多摩湖にある「大麦代駐車場」です
ここは24時間空いていてスゴく広いし無料なので安心して駐めておけます
登山道までは多少距離はありますが売店などもあるので結構快適でオススメです
道の奥に「奥多摩 水と緑のふれあい館」という場所もあってココにも駐車することができますが、利用できる時間が決められていて、深夜や早朝は車では入っていけないので注意しましょう
また、「お手洗い」もあるので結構何でも出来て安心して過ごせます
手洗い脇に休憩スペースもたくさん設置してくれているので休憩するにも最適な場所です
しかも、平日の水曜日に行ったんですが、人もけっこういて売店も営業してくれていたので自然が好きな人なら遊びに来ても良いと思います
登山の他にも、もっと気軽に自然に触れられるハイキングコースもあるのでまた来たいですね
こちらにで出口があるので「水と緑のふれあい館」の方向に歩いていきましょう
朝の奥多摩湖はこんな感じでスゴくキレイです
人も少なめなので私としては、のんびりと奥多摩の景色を眺めながら歩けるのは最高の贅沢ですね
しばらく歩くと「奥多摩 水と緑のふれあい館」にたどり着きます
ココはスゴくきれいな場所で休憩スペースや交番・水道局の建物・トイレなど色々な設備が整っています
そこから少し行くと、左にあるのは交番なんですが右側に「トイレの案内」があります
この場所にも書いてあるんですが、トイレに行きたい時はココから先には無いので必ず行っておきましょう
登山道にはトイレがありません
御前山の山頂の先に避難小屋があるんですが、そこくらいしか無いので注意しましょう
ダム沿いを歩いていくと、ダムを渡る形で橋が掛かっています
この先が登山道になるので進んでいきましょう
ちなみに右側の規制線は、「蜂が巣を作ってるから危ないよ」という警告として置いてくれているので近づかないようにしましょう
突き当りまで着くと突き当りの左手(写真右奥)に階段がありますが、そこが登山道へ続く道です
反対側に「いこいの路」という場所がありますが、ちょうど反対の目立たない方向に進んでいくのが正解です
御前山の入口は休憩できる場所や広場があるんですが、一つ注意しておきたいのは「熊(くま)」の存在です
奥多摩には「ツキノワグマ」が生息しているので、下手をするとバッタリ出くわしてしまう可能性がります
他の登山道でも熊がいた形跡が何度も発見されているそうなので、最低でも熊鈴は持っていきましょう
持っていない場合は、スマホの音楽を鳴らすなど人間がいることを知らせるのが正解です
できれば、熊撃退用のスプレーを持っておくのがベストですね
さっきの場所を少し進んでいくと「入山される皆さまへ」と書かれている看板がありますが、これは熊がいるので気をつけて下さいという注意書きです
奥多摩では結構熊が目撃されることも多いので、もし最近目撃されました
みたいな看板があったら、再挑戦するのも一つの手です
私も結構ビビりながら進みましたが、幸い熊に出くわすことは無かったですが、本当に危険な生きものなので注意しましょう
命あっての登山なのでそのあたりは慎重に
では、さっそく登山スタートです!!
急坂を登って見晴らし最高の山頂へ
登山道に着いたらココからが本番です
今まで歩いてきた雰囲気とはガラッと変わって本格的な登山道になってきます
入口から少し登ると1つ目の展望広場の案内が出てきます
私は今回この場所を帰りがけに知ったんですが、奥多摩湖(ダム)が見渡せてけっこういい場所だと思いますよ
御前山へは階段を登っていきます
さっきの場所から少し登ると頂上広場という場所があります
ちょっと気になるので寄り道をしてみましょう
登ってみると奥多摩湖とこんな風に奥多摩の山々を見ることが出来ます
これだけでも、かなりの数の山があるし山の中に人が住んでいることがよく分かりますね
では、引き換えして反対側の登山道を進んでいきましょう
この登山道は登り始めていきなりけっこう急な道を登ることになります
かなり角度がきついので気をつけて1歩ずつ進みましょう
しばらく登っていると、ちょっと危険な場所を発見しました
ココは木のムロ(木に空いた穴や隙間)に「ミツバチ」が巣を作っているから危ないよ
という場所です
私も近くを通りかかりましたが、キイロスズメバチが巣を狙っていてすごく警戒されていました
ミツバチはこちらが手を出さない限りは攻撃してくることはないので、見つけても触らずにそっと脇道を進みましょう
巣の中を覗いても襲われることは無いですが、そっとしておいてあげるのが正解ですね
更に登っていくと、こんな感じでスゴく急な道が続いています
パッと見では登山道なんだか木の間の隙間なのか良く分からないくらいの場所ですが、ちゃんと見ると道が分かるので頑張って登っていきましょう
ちなみに私はこの時かなり息が上がるくらい大変な道のりです
今回の登山道は、たまに通行止めになっている場所があります
ちょっと見間違えると登山道に見える場所ですが、方向が全く違うので道間違い防止のために立ててくれているんでしょう
こういう気遣いがスゴくありがたいですね
このあたりも、かなり険しいです
木の根や土・小さめの石などが混ざった道になっているので注意して登りましょう
乾いていてもけっこう滑りやすいので注意した方がいいですね
特に下りや雨が降ってくると更に滑りやすくなるので本当に気をつけましょう
私も捻挫や滑って転んで後ろ受け身をすることになったり、腕をスリムイてしまったりすることがあるのである程度のケガはつきものですが慎重さは必要です
ちなみに私は、夏場でもアームカバーをして「日焼け防止とケガ防止・植物などの切り傷防止」等の意味で身につけていますが、こういう対策はしておいて損なしですよ
急な登り坂を登りきったところにある警告文です
やっぱり、結構な数の人が滑落(かつらく)つまり滑り落ちてケガをしているようです
私も今回はケガをしませんでしたが、下る時に石や泥の場所で何度か滑ったので本当に気をつけて下さい
けっこうハードな道を歩くことになるんですが、こんな風に道に見えないような場所もたくさんあります
私もある程度低山を登ってきましたが、かなり険しい山なので軽い気持ちで登らない方が良いですよ
こういうぱっと見平坦そうに見える場所は、木の根元を見ていくと分かるんですが相当登っていきます
1,400m級なのでけっこう登ってしんどいんだろうなと思ってはいたんですが、かなりきつい登りが続きますね
ただ、このあたりまで来ると1つ目の頂上になるのでもう少し頑張って登っていきましょう
けっこうハードな道を登りきると「指沢山(サスさわやま)」の頂上に到着です
標高は940mで展望台があって眺めがスゴく良いです
ココまで登ってきたら、引き換えしても良いくらい達成感がある素敵な場所です
なぜか、この山だけ一部カタカナで書いてあります
ほとんどの山は名前が漢字で読みガナは書いていないのでその点は不思議でした
私はココまで上がってくるのに汗だくです
曇っていたんですが、滝のような汗でしたね
展望台だから見た奥多摩湖です
かなりの大きさがあるので全部見ることが出来ません
左奥の方にはドラム缶橋というドラム缶を浮かせたタイプの橋があるようなのでそこを渡ってみるのも楽しそうですね
ココまで着いたら一度休憩して続きに備えましょう
もう一つの頂上を通過して御前山へ
いよいよ登山も後半です
まだ先は長いので休憩をとりながら少しずつ登っていきましょう
休憩を終えて歩きだすと画面右側にレールが見えるポイントがあります
これは、林業で使われるレールで荷物や人を運ぶための小さなトロッコ列車のような物が走ります
重いものを山の上に運んだり下ろしたりしてくれる便利な機械なんですが、それが設置されているということはけっこう定期的に木の管理や伐採がされているということですね
この先にはこんな感じで笑えてくる急斜面が続きます
ココは、こんな風に木の根を土台に上がっていくポイントなので気合を入れて登っていきましょう
しばらく登ってくるとこんな感じで岩が目立つ場所にたどり着きます
今まではほとんど土と木の根っこだらけだったのに風景がガラッと変わって驚きますよ
ちょっとした発見なんですが、こんな風に「東京市」という石柱を見つけました
東京市は昔あった地名のことだそうで歴史を感じますね
山の中でも意外な発見や何気ないものもあるので、視点を換えると色々な楽しみ方が出来ると思います
しばらく進むと木の上に「鳥の巣箱」のようなものが設置されていました
観察のためなのか、保護している鳥がいるのか分かりませんがポツンと一個だけあったので珍しかったです
途中からこんな風に人工的な階段が出てきたら2つ目の山頂が近いです
もう少しなので頑張って進みましょう
そしてたどり着くのが「惣岳山(そうがくさん)」です
標高は1,348.5mで御前山まであと一歩という場所にある山頂です
ここから先はスゴく整備されて進みやすい道になっているので休憩したら、あとちょっと頑張りましょう
こんな風にスゴくきれいな道が続きます
杭が新しかったり、看板が新しいので最近整備されたんだと思います
少し進むと「体験の森」という場所で熊の痕跡が多く発見されているので気をつけましょうとの警告文を見つけました
ちょうど御前山に向かうのでちょっとは安心かな? とは思いますが熊にとっては大した距離ではないので更に気を引き締めて山頂に向かいましょう
基本的にはこういった書き込みがある場所は進まないのが正解です
熊に会って襲われたら人間に勝ち目はないのでお互いに避けるのが正解です
御前山まではこんな風にスゴく整備されていて登りやすいです
このあたりだけ、別世界のような感じになっているんですが、ありがたく使わせてもらいましょう
そしていよいよ「御前山(ごぜんやま)」に到着です
標高は1,405mですごく立派な石造りの山頂標識が立っています
私が登った中で「陣馬山や金時山」と並んで立派な標識なので驚きでした
御前山の近くには避難小屋があって、そこにはトイレも設置されているようなので、必要な時は使わせてもらいましょう
少し離れていますが、そこまで遠くは無いのでこういう場所があるとありがたいですね
御前山の山頂はそこそこ広くて長椅子もいくつか用意されているのでゆっくりと休んでから下山していきましょう
このルートはけっこう急斜面が多いのでくれぐれも気をつけて帰って下さいね
帰りの方が短時間で帰れるので後一踏ん張り、ケガをしないように慎重に下りていきましょう
今回も最後までブログを読んで頂きありがとうございました
なかなかハードな道のりでしたが、無事返ってくることができました
私が住んでいるところが千葉県の市川市という東京都のすぐ隣なんですが、それでも車で2時間以上掛かる道のりなので、帰り道も運転には気をつけないといけないですね
次回も、また楽しい計画を立てながら登山を楽しんでみたいと思います
それでは次の山でまたお会いしましょう
次回も楽しみにしてくれよな じゃっあね~~~~~
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