今回は、東京都青梅市にある御岳山(みたけさん)に2回目のチャレンジです
とは言っても1回目の御岳山の登山の時は、麓(ふもと)から歩いて山頂へ向かう登頂コースの往復ルートでしたが、今回はケーブルカーで山頂駅まで移動します
東京都「御岳山(みたけさん)」のロックガーデン周回ルート / ツルトロさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
1回目の登山の話は下の記事で紹介しているので気になったら読んでみて下さい
その後にロックガーデンという「岩とコケでスゴく幻想的な景色を楽しむ」ことが出来るハイキングコースにチャレンジしました
同じ山を2回目の登山ですが、1回目では気づかなかったことや新しい発見があることはスゴく良かったです
ただ、駐車場の料金とケーブルカーの往復料金がちょっとネックでしたが、それを差し引いてもスゴく楽しいコースだったので、今回は、そんな御岳山のロックガーデンコースについて紹介していきますね
御岳山の頂上には立派な「お犬様神社」あり
今回の登山の目的は、ロックガーデンという岩が多い登山道を歩いていくコースです
登山とは言ってもハイキングに近いので気軽に進むことが出来ます
ただし、ちゃんと登山に行けるくらいの準備はして行った方が良いですね
基本的には全ての道がキレイに整備されていてスゴくキレイで歩きやすい場所ばかりですが、山の中なので多少登ったり降りたりはします
それに「立派な滝や大きな岩」もあるのでちゃんと準備をして挑んむのが正解ですね
今回は全ての行程で6時間くらい掛かってしまっていますが、ゆっくりめに進んで食事や休憩込みなので実際はもう少し早く回ることも出来るコースです
御岳山までは今回「滝本駅という麓の駅」からケーブルカーで登っていきます
ちなみに滝本駅にも駐車場はありますが、ちょっと高いのですぐ近くにあるタイムズに駐車した方が少し安いです
1日1,100円で停めれるので駅まで歩くのは、ちょっと厳しい場合はそこに停めるのがベストです
また、ケーブルカーの往復チケットは「大人1,130円、子ども570円」です
チケットを買っても良いですが、PASMOやSuicaが使えるので交通系の決済もできます
何故かチケット売り場で電子マネーを使って買うという方法があるので、買っておかないといけないのか? と思ったんですがSuicaでそのままタッチして乗ることが出来るようです
どうしてそんな仕組みにしてあるのかよく分からなかったんですが、チャージ用だったのかもしれません
ちなみに私の場合は、楽天Payのアプリと電子Suicaが連動しているのでその場でキャッシュレスチャージができたんですが、30分に1本しかケーブルカーが出ないので最初にチャージなどは済ませておくのが正解ですね
ケーブルカーからの眺めですが、このケーブルカーは日本で一番勾配(こうばい)がきつい(急斜面)を上り下りしているみたいです
どおりで1回目にチャレンジした時は、ケーブルカーの下を大きく蛇行(だこう)して進んだ訳です
登山道もけっこう急で道のりも長いんですが、頂上付近に住む方の生活道路でもあるようなので車が登って行けるようになっていることを改めて知ることが出来ました
こっちは前方で下りのケーブルカーとのすれ違いポイントです
ココで登り降りのケーブルカーがすれ違うことで上手いこと1つのレールで2台のケーブルカーが動かせる訳ですね
ココが「山頂駅」です
本当は混み合うので撮影禁止みたいですが、朝一のケーブルカーだったので見逃してもらえました
ちなみに7時30分が始発なのでその時間に合わせて行くのが正解です
ただ、平日にも関わらずかなり多くの登山客? がいたのでかなり人気の観光地のようです
土日などの休みの日はもっと人がたくさんいるんだろうなと思わせられました
ケーブルカーを降りたら、左側の方に向かってまずは御岳山の山頂に向かいます
今回は、前回の一人登山と違って複数で挑戦したのでガイドをしながらまずは登頂です
山頂駅からはそんなに距離はないので意外とすぐに登れちゃいます
今回のコースはけっこうトイレが多いので特に困ることは無いと思います
出発前に「歓迎ゲートの左下」にトイレがあるので用はそこで済ませておきましょう
準備が整ったら山頂へ向かって出発です
道を進んでいると、「みちくさでめっけ」という看板と一緒に「みたけビジターセンター」が用意してくれている豆知識などの資料があちこちに設置してあります
こういう楽しませようとしてくれる努力には頭が下がります
資料一つ作るにも色々と手間や工夫が必要なのでなかなか大変な作業だと思います
ココは1回目で登山をしてきたルートとの合流ポイントです
ケーブルカーだと6分ほどで登ってきますが、歩きだと1時間30分は掛かるし意外と道のりが長いのでけっこう体力を使うんですが、なんだか懐かしかったです
道なりに進むと1か所目の分岐点にたどり着きます
どちらを進んでも御岳山の山頂を目指すことは出来るので好きな方を進みましょう
ただ、今回注目したのは「標高1,266mの大岳山(おおだけさん)と902 mの日の出山(ひのでやま)」です
この2つの山は御岳山と繋がっています
つまり、縦走などが出来るコースがあるんです
縦走とは簡単に言うと「山頂同士を渡り歩くこと」で長距離にはなりますが、2つ以上の山に登ることが出来るので山好きにはご褒美のようなルートですね
ただし、大岳山の往復コースは6時間は掛かるので体力と出発時間には注意が必要です
私も日の出山から御岳山までの往復コースは考えているので、また他の山とセットでチャレンジしたいですね
しばらく道を進むと「神代けやき(じんだいけやき)」という大木に出会います
このケヤキは「国指定天然記念物」に指定されているそうでスゴく大きな木が宿場などの間に現れるのでビックリしますよ
すごく大きくて太いので一度は見ておきたいですね
更に進んでいくと、商店街ゾーンにたどり着きます
小さな商店街ですが、土日の休みの期間に開いていることがほとんどのようで平日は一部のお店のみやっていました
御岳山の雰囲気は、どこか高尾山と似ています
乗り物があってお店があり、立派な神社があるところがそう思わせてくれるんだと思いますよ
それに、土日限定ですが近くに「峠の茶屋」もあるのでそのあたりも似ていますね
商店街の先に「武蔵御嶽神社(むさしみたけじんじゃ)」の入口があります
この右脇にトイレがあるので用を済ませたい時は使わせてもらいましょう
「武蔵御嶽神社は、ニホンオオカミの神様である大口真神(おおくちのまがみ)」をまつっていて、「お犬様」として親しまれているそうです
そのため、愛犬のご祈祷もしてくれるので愛犬家の人も一度は登ってみてほしい山ですね
少し登ると可愛い「フクロウやかっぱ」の形をしたベンチがあります
神社も立派ですが、こういったちょっとした遊び心があるところは私は大好きです
実はこの近くから「ロックガーデン」につながる分岐路があるので山頂まで上がったらそこからが今回の本当のスタート地点です
更に登っていくとスゴくきれいな本殿? があって神社などが好きな人にとってはテンションが上がる場所じゃないでしょうか
頂上までは左側の脇道を通って更に奥に進みます
本殿横には「おみくじ等」がありますが、ココは犬のご祈祷場(ごきとうじょう)になっていてお祓い(おはらい)をしてもらっているのを見たことがあります
更に奥に進むと「御岳山の山頂」に到着です
ちょっと薄い文字で分かりにくいですが、色々とまつられているど真ん中に山頂標識があるので見落とさないようにしましょう
登頂が終わったら途中のロックガーデンの分かれ道まで戻ります
いよいよ本番ですよ
御岳山の頂上から滝を越えてロックガーデンへ
ロックガーデンまでの道のりが意外と長かったですが、ココからがロックガーデンへの道になります
今までの神社ゾーンとは雰囲気がガラッと変わるので気を引き締めて行ってみましょう
神社を降りてきたら岩石園(ロックガーデン)への案内が出てくるのでそっちに進みます
この先もすごく太くて大きい木が沢山あるのでなんだか神々しい(こうごうしい)雰囲気になってきます
道を進むと3つに道が分かれます
左は「展望台と峠の茶屋」があり、真ん中は「滝を通過しつつロックガーデン」へと進みます
右側の道は「大岳山」に続く道なので先に展望台を見てロックガーデンに進んでいきましょう
分岐の場所にあるのが「長尾茶屋」です
当日は平日だったのでやっていませんでしたが、休日は開いているようなので登山者にはスゴくありがたい休憩ポイントですね
この奥に展望台があるので進みましょう
展望台の途中にはトイレと休憩スポットがあります
こうして歩いていると思うんですが、ロックガーデンを含めて道は本当にキレイに整えられています
スゴく歩きやすいしキレイで道迷いになるようなところが無いのが逆に不思議なくらい本当にキレイに整備されています
ココが展望台です
見晴らしがよく、すごくキレイに整えられているので心地がいい場所ですね
景色を楽しんだら引き返して三叉路の真ん中を進んでまずは、「七代(ななよ)の滝」に向かいます
こんな感じでココからは、キレイに整備されていますが山道を進んでいきます
けっこう急な場所もあるのでゆっくり進んでいきましょう
道はこんな風にところどころ木の根っこが、めっちゃあったりするのでツマヅカないように気をつけましょう
また、雨が降ったりするとスゴく滑りやすくなるので、そんな時は特に気をつけて進むようにしましょう
しばらく歩くと「七代の滝」まであと200m地点です
けっこう急な場所を降っていくので気をつけて進んでいきましょう
しばらく歩いていくとこんな感じで「七代の滝」が現れます
かなり近くまで行くことができますが、このあたりは気をつけて下さい
水に濡れて滑りやすい岩が多いので滑落して死亡した事故も起こっているので、あまり自然をなめてはダメです
慎重にビビっているくらいがちょうどいいです
私は根っからなのビビリなので、今のところ危ないめには合っていませんが油断大敵ですね
ただ、風景はめちゃくちゃ良いので行って損なしですよ
次は「天狗岩(てんぐいわ)」がある場所まで登っていきます
この道のりも、けっこう急なので気をつけて進みましょう
登道は階段を用意してくれていますが、見ての通りの急坂なので慌てずに進みましょう
途中で木の根っこなどがむき出し状態になっているので慎重に
上まで登りきるといよいよ「天狗岩」です
この岩、実は登ることが出来て鎖を辿っていくと岩の上まで進めます
ただし、登った先が断崖絶壁になっているのと「ミツバチが営巣」しているので注意しましょう
登る時は慌てずに一歩一歩踏ん張りながら登っていきましょう
危険なので鎖を持って慌てずに頂上まで進みましょう
けっこうスリルがあって怖いので高所恐怖症などの人は登らないのも一つです
天狗岩を登り切って上から覗くとこんな感じです
なぜかメッチャ木の根っこが絡みついていて、そこにチェーンが固定されている感じですね
下が見えません
これが天狗岩の先端に設置されている天狗の像です
全部で2つあってこっちが一番上にあります
ココにはお社(おやしろ)があって誰が設置したんでしょうか
もう、執念ですね
そのすぐ横の木のムロにミツバチが巣を作っていました
前回の奥多摩湖の「御前山」とほとんど同じスタイルで連続で当たるとは思っていませんでした
ここでも、同じように「ミツバチ VS キイロスズメバチ」の戦いが繰り広げられていました
天狗岩を下りてコースを進んで振り向くと天狗岩の正体が分かりました
どうやら、こんな風に天狗の鼻のように突き出ていることから天狗岩と呼ばれているようですね
写真だと分かりづらいですが先端に天狗の像が設置されているのが分かります
天狗岩を進むと本格的なロックガーデンのエリアです
川と多くの岩が道になっていてスゴくキレイなコースです
けっこう幻想的な空間をしばらく歩くことになります
水もきれいだし風景も美しいので歩いていて楽しいですよ
ところどころ滝のようになっていて原始的な森が残っているのが分かりますね
登山道でも川沿いのルートはけっこうありますが、これだけキレイな風景は意外と少ないです
水はキレイなところが多いですが、ロックガーデンは苔むした岩が絵になっています
道もちゃんと出来ていてスゴく歩きやすいんですが、どうやってココまでの規模の道を作ったのかは謎ですね
スゴくたくさん時間を掛けて整備していった結果なんでしょう
しばらく行くと「上高岩山とサルギ尾根」という場所に続く道も出てきますが、こちらは急登+鎖場があるハードルートのようなので、いつか挑戦してみたいですね
ロックガーデンの途中で1か所トイレが現れます
ここで用を済ませたり、休憩できますがココのトイレ実はけっこう汚いです
匂いもキツめで誰も掃除をしてくれていないようなので汚れているそうです
せっかく他の場所はスゴくきれいなので、キレイにしてもらえるとありがたいですね
ロックガーデン最後の滝は「綾広(あやひろ)の滝」です
けっこう幻想的な滝でこちらも迫力がありますね
近くまでは行くことが出来るのでスゴく大きいわけじゃないですが、けっこう迫力があって楽しいスポットですよ
ロックガーデンを抜けて帰りは緩やかルートでケーブルカーで下山
綾広の滝から少し登ってくると休憩ポイントが出てきます
この場所には長椅子があるだけで中には何もありません
中もちょっと暗いので炎天下の昼間に通るなら絶好の休憩スポットですね
「大岳山」に続く分岐ポイントでもあるので帰りはその反対方向に向かって進みましょう
途中で給水ポイントがあります
YAMAPのシンボルマーク(場所を示した絵)はちょっとズレていますがちゃんと給水出来るところがあります
ただ、地面の方から管が通されていて飲めるかどうかも書いていないので、直接飲むのは危ないのかもしれないです
キレイな水ならぜひアピールしてほしいです
帰り道はこんな風に緩やかな道が続いています
60代の母親も一緒に登山をしていましたが、帰りは緩やかな道で助かったと行っていたので今後はなるべく帰りが緩やかなルートを登山地図を使って調べた方がよさそうです
周回ルート最後のトイレです
こっちは浄化装置も着いていてスゴくキレイそうなので、なるべくならココのトイレを使うのが正解かもしれません
作りもキレイでスゴく清潔でしたよ
最後の名所は「天狗の腰掛け杉」です
奥の院という場所に続く分岐点なんですが、こんなにぶっとくて、でっかい杉があるのはすごいですよね
巨大すぎて写真に収まりません
アングルを変えてみましたが、右奥が「奥の院へと続く鳥居」で左が「天狗の腰掛け杉」です
ちょうど「枝が腰掛けのように曲がって」成長していますね
この形が名前の由来なんでしょう
ココまで来れば、ほぼゴールです
最初の三叉路に合流してケーブルカーに戻って下山するだけです
ただ、ケーブルカーまでは意外と距離があるので頑張りましょう
ケーブルカーまでの道のりでご飯を食べたり、山頂駅の近くでアイスや食事をすることも出来るのでゆっくりするのも手です
ただ、30分に1本しかケーブルカーが動いていないので時間にはくれぐれも注意しましょう
今回は2回目の御岳山の登山でしたが、また新しい発見が色々あって楽しかったです
同じ場所でもまだまだ登っていない山や、ルートがあるのでこれからも色々と挑戦してみたいですね
色々な発見があるのでこれからも登山を楽しんでいこうと思います
それでは次回の登山でお会いしましょう
次回まで元気でいろよ~~~~~!!!!
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