今回は千葉県の「養老渓谷(ようろうけいこく)」にある「大福山(だいふくざん)」山頂までの登山に挑戦してきました
養老渓谷は千葉県の房総半島の真ん中あたりにある自然豊かな温泉地です
ハイキングや紅葉・滝巡り・温泉地として有名な観光スポットですね
千葉県には基本的に低山しか無いのでハイキングや登山初心者には登りやすい山ばかりで意外と楽しいですよ
今回の登山ルートは大福山の麓(ふもと)にある駐車場から「梅ヶ瀬渓谷ルート」を通り「尾根ルート」経由で「大福山」の山頂へ向かいました
大福山 / ツルトロさんの大福山(千葉県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
実際のルートはこんな感じです
今回のルートは川を渡るコースになるので靴は登山靴など防水製のあるものがオススメです
水深は浅いのでローカットシューズでもOKですが、アウトドア用の靴なら何でもOKだと思います
私が使っている靴はこれですが、山登りでもハイキング・街歩きでも違和感なく使えるので参考にしてみて下さい
ただし、濡れた岩や木の根・金属製のふたなどは滑りやすいので気をつけて下さい
渓谷ルート入り口の駐車場からスタート
今回は、養老渓谷駅近くの駐車場画から出発です
朝6時頃に自宅を出発して7時30分頃に到着
場所はこんな感じで南房総のちょうど真ん中あたりですね
スタート地点は「梅ヶ瀬渓谷ルート」入り口にある駐車場です
有料で仮説トイレがあるとのことでしたが、トイレは無く料金の支払い場所もありませんでした
恐らく紅葉シーズンなど観光客が多くなると設置するのではないかと思います
ただ、トイレは渓谷ルートに入ると無いので先に済ませておきましょう
渓谷ルート入り口にも注意書きとして書いてあるのでその点は注意が必要です
また、ルート上に川を渡る道があります
普通のスニーカーだと水がしみてしまうことがあるので、登山靴など水に濡れない工夫が必要です
準備が出来たらさっそく出発しましょう
「梅ヶ瀬渓谷ルート」の入り口にはいくつか注意事項が書いてあるので少し読んでから出発しましょう
道自体は険しいことは無いので装備は靴さえちゃんとしていれば小さなザックでハイキングを楽しめます
いざ「梅ヶ瀬渓谷ルート」に出発
準備が整ったら出かけましょう
道自体はこんな風に整備されているのですごく楽です
案内板も立ててあるのでまず迷うということは無いですね
今回の「梅ヶ瀬渓谷ルート」はその名前の通り渓谷を進んで行くコースです
また、川沿いを進んでいくので本格的な登山と違う別の面白さがあります
道の途中には「楓(かえで)」つまり「紅葉(もみじ)」の葉がたくさん落ちていたので秋は紅葉でもっときれいなんだと思います
ちなみに養老渓谷自体、紅葉シーズンになるとSLなどを走らせて盛り上がる地域なので滝と合わせて観光名所として有名な場所ですね
川の水は澄んでいてとても綺麗です
また、水深もそこまで深くないので安心して進めます
ただ、大雨なので増水している時は本当に危険なので行かないようにしましょう
最初はこんな感じの道です
基本的に目印があるわけでは無いですが整備されているので迷いません
また、整備された山にはよくありますがピンク系のリボンが木の枝などに結ばれています
あれは「道はココだよ」と教えてくれる目印なのでもし、分からなくなったら探しましょう
しばらく歩いていくと「往路(おうろ)」や「復路(ふくろ)」といった看板が出てきます
要は「往復路」という意味でこれも一つの道案内の看板です
道を進むといよいよ「川渡りルート」に突入です
この写真だとちょっと分かりづらいかもしれまっせんが、小さな石が川の中に置かれています
ここは、注意して渡りましょう
調子に乗ると川ポチャするので滑らないルートを見つけて渡るのが正解です
私はこういった自分で考えて渡れるようにしてくれる道が大好きです
自分で考えて滑らずに安全なルートを見つける
地味ですが川の流れを歩くのはドキドキして結構楽しいですよ
道なりにはたまに倒木があったりしますが、こんな風に目印を付けてくれていてるのですごく歩きやすいです
ちょうど半ばあたりまで来ると、こんな風に背丈が低い木がいくつも出てきます
恐らくですが、これが「梅の木」ではないかなと思います
季節になれば梅の花も綺麗に見られると思いますよ
道の途中には「川渡り」の石の先に階段が用意されていたりします
こういう雰囲気も楽しくなってきますね
また、場所によっては川魚の姿を見ることもできるので、すごくワクワクするルートです
こんな風に途中道が分かりづらいところもありますが、こんな時はなにか目印を見つけてみましょう
「自分で考え道を作る」そんなことができるのもこのルートの面白いポイントですね
ルート上にはこんな感じで苔むした地層の壁を見ることも出来ます
壁からは水が滴るなどどこか幻想的な雰囲気がするのも素敵ポイントですね
しばらく進むと所々こんな感じで人工的な穴が掘られています
用途はよく分かりませんでしたが、危ないので通ってはだめですよ
後半からはきれいな場所と登山
いよいよルートの後半に入ってきました
ルートの後半からはこんな感じのちょっとした滝っぽくなった段差が現れます
もちろん水深は浅いので迫力があるわけではないですが、かなり綺麗な風景なので一度は見てもらいたいです
こんな風に人工物が出てきたらいよいよ後半です
この先に「日高邸跡」という場所があります
2回目の登山で「日高邸跡」にたどり着いたので紹介します
日高亭跡には標識通り引き続き川のルートを進んでいきます
進み方は今までと変わらないのでどんどん行きましょう
しばらく進むと広い場所に出るのでひと目で分かりますよ
日高邸の主人のプロフィールや休憩場所として整備されているのですごくキレイな場所です
楓(かえで)の大木がいくつもあったりするので、秋口など紅葉の時期には最高の休憩スポットだと思います
こんな風に石碑が建てられていたり、大きな池のように川がなっていたりするなど自然が好きな人なら、確かに住み心地は良さそうです
ただ、人家はもっと山を下らないと出てこないのと、山を登らないといけないので買い物やらの日常生活は、どんな風にしていたのかはかなり謎です
それに川に囲まれているので家があったとすると、増水した時にちょっと怖いんじゃないかなとは感じました
でも、このルートは意外と知っている人が少ないので食事を楽しんだり、ゆっくりと自然を楽しめる場所としては最高ですよ
楽しめたら一度ルートを戻って山頂を目指しましょう
この分岐点まで来るとあとは登山ルートです
ただ、私はこの近くで「道迷い」しました
よく見れば分かったんですが気をつけないと変な場所に行ってしまいます
整備されていないのでおかしいと感じるのでそんな時はすぐに引き返しましょう
道まよいは遭難の危険性があるので不安を感じたら引き返すのが正解です
また、私はYAMAP(ヤマップ)というアプリを使っています
このアプリはGPSで登山道と現在地・ルートの記録をしてくれる便利なアプリなので、こういったアプリは積極的に使いましょう
こういったツールがあれば道迷いになってもある程度安心できますよ
分岐点からはこんな感じで少し険しい山道を上がっていきます
ちょっときついですが、少し上がれば「尾根ルート」になって楽になるので頑張って登っていきましょう
尾根ルートを歩ききると大福山山頂
いよいよ「オフ・ロードルート」を歩ききると大福山の山頂です
尾根ルートを登り切ると分岐と休憩スペースが待っています
ここまで来れば大福山の山頂近くです
この記事を書いた後に2回目の登山で【山頂標識】を見つけられたので改めて紹介します
結論から言うと大福山の山頂は「白鳥神社裏の小高い丘の上」です
白鳥神社はここから、もう少し道を上がって行くと右側に案内板と坂が見えるので登っていき、更に階段を上がります
登りきるとお社(やしろ)があるので右側に回りこんだ先の右側に小高い丘があります
特に目標物は無いですが、ちょっと登ってみましょう
そうすると、小さな板で「山の名前と標高が書かれた木の札」があるのでそれが山頂標識です
こんな感じで木に取り付けてあるので見落とさないように注意して下さい
白鳥神社は小さくて目立たない神社ですが、大きな杉の木や静かな雰囲気があるので意外と私は好きです
お社がボロボロの状態なので、もう少し大福山の山頂アピールと修繕費用として登山者に賽銭アピールをしてもいいと個人的には思います
近くには「望遠台」がありますが2022年現在は老朽化で立入禁止です
残念ですが近くまでは見に行っても大丈夫なのでちょっと見てみるのも良いかもしれません
山頂近くには2箇所ほどトイレがあります
また、広い駐車場もあるので体力に自信が無い人には便利です
こんな風に今回は「梅ヶ瀬渓谷ルート」を中心に色々と迷いながらも充実したハイキングを楽しめました
渓谷を歩くのは初めての体験でしたがすごく楽しい場所です
ぜひ、自然を堪能しながらハイキングを楽しみたい時は行ってみてくださいね
今回のルートは濡れる可能性があるので「トレッキング(ハイキングや登山)用」の靴を用意しおくと便利です
私の場合はゴアテックスのローカットシューズを登山でも使っていますがすごく使いやすいです
ローカットには賛否がありますが、私のような低山専門に登っている人間なら十分な機能です
また、ゴアテックスという防水しようなので深場に入らない限りちょっとやそっとじゃ濡れないので安心できますよ
今回は本当に良いところでした
紅葉の時期は混み合うようなのでシーズンオフの時期に行ってもいいですね
また、紅葉シーズンにも行ってみたいと思える素晴らしい場所だったのでハイキングなどに興味があればぜひ一度行ってみて下さいね
それでは次回、また会いましょう
じゃ~あ~ね~!!!!
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