今回の記事では
プロテインには色々な種類があるみたいだけど具体的にはどんな種類があるの?
そもそもプロテインってたくさんの商品が売ってるけど結局何なのか良く分からない
プロテインにはソイとホエイがあるって聞いたけど自分にはどっちがあっているのか分からない
自分に合っているプロテインってどうやって判断したら良いのか教えて欲しい
こういった疑問に答えます
✔プロテインの種類と違いのテーマ
①プロテインにはソイ・ホエイ・カゼインの3種類がありますが基本的には2種類だけ覚えておけばOKです
②ソイプロテインは女性に向いていてホエイプロテインは筋肉を付けたい場合や運動後に摂るのが正解です
この記事を書いているのは、約20年のエステサロンを経営してきた経験を基に「プロテインの種類と違いのテーマ」に関して実体験に基づいて解説しています
目次を使って読みたい項目へ
プロテインにはソイ・ホエイ・カゼインの3種類がありますが基本的には2種類だけ覚えておけばOKです
プロテインにはソイ・ホエイ・カゼインという3種類がありますが、そのうちの2種類だけ覚えておけばOKです
なぜなら、ソイは大豆由来の植物性でホエイとカゼインは牛乳由来の動物性タンパク質だからです
今回は、プロテインの種類とそれぞれどんな効果があって何に向いているのか? という疑問に答えていきたいと思います
まず、プロテインとは日本語でタンパク質のことです
誤解している人が多いようですが、日本ではプロテインというと栄養補助食品のことを指すので分かりづらっくなっています
要はプロテインとタンパク質は日本語か英語かの違いです
また、日本のプロテインは種類が多くドリンクタイプ・バータイプ・ゼリータイプなどがあります
どれも不足しているタンパク質を手軽に摂れるようにしてくれた食品ですが一番有名なのがドリンクタイプですね
プロテインの基本が分かったところで、プロテインの種類と違いについて見てみましょう
プロテインの種類 | 原料 | 性質 | 吸収速度 | オススメのタイプ |
---|---|---|---|---|
ソイ | 大豆 | 植物性 | ゆっくり | ダイエット・健康維持 |
ホエイ | 牛乳 | 動物性 | はやめ | 筋肉を付けたい |
カゼイン | 牛乳 | 動物性 | ゆっくり | 間食防止・疲労回復 |
こんな風に目的によって摂った方がいいプロテインの種類は変わってきます
原料が同じホエイとカゼインはまとめるましょう
そうすると、ダイエットや健康重視なら「ソイ」で、筋肉や疲労回復重視なら「ホエイ」がオススメになります
ただし、どちらも良質なタンパク質が摂れるので絶対こっちがオススメということでは無いです
女性でダイエットが目的だから「ソイ」という選択も確かに正しいですが、健康的に痩せるためには筋肉を増やすことも大切です
普段からあまり動くことが無く太ってしまったので、運動もちゃんと考えているなら最初は「ホエイ」から買ってみるというのも間違いでは無いですね
では、基本が分かったところで次はそれぞれの違いについてもう少し詳しく見ていきましょう
ソイプロテインとは
ソイプロテインは大豆を原料とした植物性タンパク質です
ソイとは日本語で「大豆」のことです
ソイプロテインの特徴は原料が植物なので消化吸収速度がゆっくりです
ということは、腹持ちがよく空腹感を感じにくくさせてくれる効果があるという事ですね
また、大豆が原料なので大豆イソフラボンによるメリットもあります
大豆イソフラボンは女性ホルモンである「エストロゲン」と似た化学構造と働きをすることが分かっています(総合南東北病院様のサイト参考)
大豆の「成長すると芽になるところ」に多く含まれる抗酸化物質が活性酸素の働きを抑えてくれる効果があります
また、女性特有の「更年期障害」による体と心の不快な症状などのトラブルからエストロゲンの不足を補うことで症状を予防してくれます
エストロゲンの効果には次のような物があります
- 肌の新陳代謝促進
- 髪のツヤやハリを保つ
- コレステロール増加を抑え動脈硬化を予防する
- 骨を丈夫にする
など、いろいろなメリットがあり乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう)という牛乳を飲むとお腹を壊してしまうというホエイプロテインのトラブルもありません
ただし、原料が大豆なので人によっては粉っぽく感じたり植物性なので吸収速度がゆっくりというデメリットもあります
ホエイプロテインとは
ホエイとはヨーグルトの上澄み液(分離している透明な水)のことを言います
ホエイプロテインの原料は牛乳なので動物性タンパク質が多く含まれています
ソイプロテインの説明でも出てきましたが、ホエイプロテインは原料が牛乳なので人によってはお腹を壊したり、乳製品アレルギーの場合は避けた方が良いですね
ただ、動物性なので消化吸収はソイプロテインよりも早く筋トレや運動をした後に摂ることで筋肉の修復効果が期待できます
なぜなら、ホエイには筋肉成分の多くを占めているアミノ酸がなどが含まれているからです
人間も同じ動物なので吸収が良いわけです
また、ホエイプロテインがアスリートやボディービルダーのように筋肉を付けたい人に飲まれている理由は、トレーニング後に効率的に筋肉の回復を促すことが出来るからです
筋肉を付けるためには、トレーニングをすることで筋繊維を一度壊します
壊れた筋繊維はタンパク質などを使って修復されますが、その時に元の状態よりも丈夫に直そうとするため結果として筋肉が増えるという訳です
だからといって、いきなり筋肉ムキムキになったり足や腕が太くなるようなことはありません
アスリートやボディービルダーを見ているとすごく筋肉が付きそうに見えますが、あそこまで鍛えるには相当の時間と厳しいトレーニングが必要です
逆に筋肉が少ないと基礎代謝が落ちて太りやすくなってしまうので大切なのは無駄な脂肪を落として適度な筋肉を付けることです
特に女性は筋肉が男性と比べると付きにくいといので健康や美容のためにも、ある程度トレーニングをしてしっかりとプロテインを摂るのが正解です
カゼインプロテインとは
カゼインは牛乳のタンパク質の約80%を占めているタンパク質です
ホエイは水溶性(水に溶けやすい)で吸収がいいですが、カゼインは不溶性(水に溶けにくい)なので吸収がゆっくりです
吸収が遅いのでダイエット中の間食や寝る前に飲むのに向いています
カゼインはソイと同じように吸収がゆっくりなので腹持ちが良く空腹感を抑えてくれます
原料は牛乳なのでホエイと同じような特徴がありますが、吸収の速さの違いがあるということを覚えておけばOKです
こんな風にプロテインと言っても種類や特徴がそれぞれ違うので自分の目的に合ったプロテインを続けてとっていくことが一番大切です
繰り返しになりますが、プロテインにはソイ・ホエイ・カゼインという3種類がありますが、そのうちの2種類だけ覚えておけばOKです
ソイプロテインは女性に向いていてホエイプロテインは筋肉を付けたい場合や運動後に摂るのが正解です
ソイプロテインは特に女性にオススメでホエイプロテインは筋肉をつけたり運動したい人に向いています
なぜなら、それぞれのプロテインの特徴と効果を見るとどんな人に向いているのかが分かりやすいからです
前半で解説した通り女性には、大豆イソフラボンの効果がありダイエットや健康維持という面からもソイプロテインがオススメです
また、消化がゆっくりなので腹持ちがよくダイエットとの相性はかなり良いといえますね
さらに嬉しいことにホエイと比べると全体的にソイの方が値段が安い場合があります
これは、牛1頭を育てて牛乳を摂るよりも植物の大豆を育てた方がコスト面でも安く出来るという面があるからでしょう
さらに、大豆イソフラボンのエストロゲンの補助作用は
- 肌の新陳代謝促進
- 髪のツヤやハリを保つ
- コレステロール増加を抑え動脈硬化を予防する
- 骨を丈夫にする
と言った特徴があるので女性向けと言えますね
ただ、だからといってホエイプロテインが悪いということは一切無いです
2つのプロテインの違いは吸収の速さなので女性でもしっかりと筋肉をつけておきたいという人には向いています
特に40歳を過ぎると人は気力や体力が若い頃と比べてぐっと落ちてきてしまいます
それに現代では運動する習慣が減っているのでデスクワークに限らず運動はしておいて損はありません
私の周りでも50代や60代に入ると足腰が痛くなり、歩くのも辛いという女性は多くいます
これは、若い頃から運動を習慣にしないで老化と共に体重が増え、筋肉が減ったことで関節に多くの負担が掛かることなどから起こります
もちろん、その他の病気が原因になることもありますが、基本的な原因は運動不足です
もっと年をとってくると転びやすくなったり、骨折をして入院することになりそれがキッカケで寝たきりになってしまうお年寄りも多いですよね
20代30代の若いうちは関係ないと思うかも知れませんが、運動やプロテインのことは早くから知っておいて損は無いです
健康に気を使っておけば特に女性は若さを保っていられますし男性でも若く見られるでしょう
ただし、注意してほしいのがプロテインだけ摂っていれば良いというのは大きな間違いです
普段からタンパク質を意識した食事をとって更に食事で不足しがちなタンパク質を取り入れるというのが正しい考え方です
また、タンパク質だけでなくその他のビタミンやミネラルなどバランスを考えることも重要です
プロテインはあくまで栄養補助食品なので、健康と美容のために目的に合わせて積極的に摂るようにしまほしょう
繰り返しになりますが、ソイプロテインは特に女性にオススメでホエイプロテインは筋肉をつけたり運動したい人に向いています
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