今回は、Surface Goシリーズ第2弾のカメラ機能の活用法についてのお話です。
Surface Goは、ちっちゃ軽くて使いやすいとっても楽しい2in1パソコンです。
その中でも、プライベートでも仕事でも重宝するであろう便利なカメラ機能についてお話をしていきたいと思います。
今までは、写真を撮影するならデジタルカメラで色々と設定や準備をして撮影することが当たり前でしたよね。
でも、最近は簡単な写真なら、スマホやタブレットでも良いんじゃね? と思うことが多くなりました。
理由は、単純にスマホなどのカメラ機能が充実してきて古いデジカメよりは、圧倒的にきれいな写真が手軽に撮影できるからです。
もちろん、本格的なカメラには正直、勝てないなとは思いますが、写真としてだけじゃないパソコンのカメラ機能の利点もあるので、そのあたりを中心にご紹介しちゃいます。
それでは、本編にいってみましょう!!
Surface Goで写真撮影するメリット・デメリット
Surface Goで写真を撮影するときにはメリットとデメリットがあります。
カメラで撮影する写真とSurface Goで撮影する写真は目的によって変えることがポイントになるので、まずはデメリットについて整理してみましょう。
Surface Goで写真撮影するデメリット
Surface Goでの撮影のデメリットは次の通りです。
- カメラとして使うとちょっと大きすぎる
- 三脚など固定するものが基本的に使えないので撮影が大変
- 手ブレに弱いので工夫して撮影する必要がある
デメリット1:カメラとして使うとサイズが大きすぎる
カメラ撮影をメインとして使う場合、手持ちのカメラとして使おうとするとサイズが大きい点がネックになります。
デジカメなどを使って撮影するときは、カメラが両手で持って収まる程度ですがSurface Goの場合は、横幅があるので撮影するときに違和感があります。
ただ、撮影自体は「カメラマーク」(モードによってアイコンは変わります)をタップするだけで撮影できるので、慣れてしまえば違和感はあまり感じません。
手で持って撮影しても本体が軽く、苦労すること無くパシャリと撮影できるのでイイ感じです。
デメリット2:基本的に固定できないので撮影が大変
そもそもカメラでは無いので通常販売されている三脚などにそのまま固定することができません。
そこで固定できるものがない場合は一工夫が必要です。
Surface Goの特徴の一つとしてスタンドが標準で利用できるので例えば、カゴや本を積み重ねるなどして土台を調整して作り、スタンドでうまく角度を調整してあげましょう。
そうすることで、手ブレやピンぼけなど手で持つデメリットを避けることができます。
あとは、設定を調整してあげればある程度ちゃんとした撮影はできるので、工夫次第で問題は解決できますね。
または、タブレット機器を三脚に取り付けるアイテムなども販売されているのでそういったモノを活用するのも一つの方法ですね。
デメリット3:手ブレに弱いので工夫して撮影しよう
Surface Goには、手ブレ防止機能がありません。
そのため、手で持って撮影するとちょっとしたことで手ブレが発生してしまうんですよね。
Surface Goはデジタルカメラの撮影設定に近い設定が出来ます。
そのため、一部のスマホよりもキレイで明るい写真を撮影することも出来ちゃいます。
ただ、デジカメに少し詳しい方であれば知っていると思いますが、カメラの機能で明るく撮影しようとすると、ただでさえピントがボケたりブレに弱かったりします。
そうすると、三脚など固定できる環境が人物などを撮影するときには必須になってくるので、固定用のアイテムや手ブレがしないように置いておける準備を必ずしておくようにしましょう。
Surface Goで写真撮影するメリット
次は、Surface Goで写真撮影するメリットをまとめてみましょう
- 詳細な撮影設定ができないスマホならSurface Goで撮影しよう
- ドキュメント撮影で切り抜き画像ができるってハンバねぇ
- ホワイトボード撮影でホワイトボードをサクッと切り取れ!!
Surface Goのカメラ機能を上手に使うとデジタルカメラよりも便利な使い方ができるんですよ。
メリット1:スマホで撮影するならSurface Goを使おう
Surface Goは、撮影(詳細)設定ができないスマホで撮影するよりも、細かい設定ができるので状況にあわせた撮影ができるんですよ。
まずは、詳細設定の表示方法を確認しましょう。
①「すべてのアプリ」をクリックします。(画像はタブレットモードです)
②「カメラ」をクリックします。
( 通常モードの場合は、Windowsマークをクリックして、右側のプログラム(アプリ)一覧から、「カメラ」を選びましょう)
③カメラアプリが起動したら、画面左上の歯車(設定)ボタンをクリックします。
④設定画面の「プロモード」をクリックして「ON」にします。
⑤これでカメラの詳細設定をすることが出来るようになりました。
設定出来る機能と、それぞれの機能の役割は次の通りです。
【撮影機能の説明】
① | タイマー | タイマー機能 |
② | ズーム | ズーム機能 |
③ | ホワイトバランス | 白色の調整機能 |
④ | フォーカス | ピント調整機能 |
⑤ | ISO | 光量の調整機能 |
⑥ | シャッター速度 | シャッターの開閉速度調整機能 |
⑦ | 明るさ | 明るさの調整機能 |
右側のメニューは撮影モードの選択項目になっています。
カメラモードの内容と機能は次の通りです。
【カメラモードの説明】
① | カメラの変更 | 外側カメラと内側カメラの切替機能 |
② | パノラマ | パノラマ撮影の機能 |
③ | ビデオ | ビデオ撮影の機能 |
④ | 写真の撮影 | 写真撮影の機能 |
⑤ | ドキュメント | ドキュメント撮影機能 |
⑥ | ホワイトボード | ホワイトボード撮影機能 |
実際の通常のカメラモードでの撮影したものは、こんな感じです。
絵的には寂しいんですが普通の撮影で得に問題は無いですね。
人物も撮影しましたが日の光を入れたり角度を調整すれば、明るい写真を撮影することも問題ありません。
「あんまりパッとしない写真だな」と感じたら、原因は私の撮影センスが悪いだけです。工夫次第でもっといい写真は撮れるので挑戦してみてましょう!!
カメラの撮影機能の設定に関しては、デジタルカメラの設定と同じなので状況に合わせて設定してみましょう。
撮影するときは、カメラモードのアイコンをタップすれば撮影出来るので、シャッターボタンだと思ってタップすると、意外とスムースに写真が撮れちゃうので、色々と撮影して楽しみながら実感してみてくださいね。
メリット2: ドキュメントモードはめっちゃすごい!!
「ドキュメントモード」とは、「文章撮影の状態」 に切り替える機能 です。
要は、「書いた文章を撮影範囲内から切り取ってくれるモード」になります。
言葉では伝わりにくいので実際の撮影方法を見てみましょう。
ドキュメント撮影をするときは、撮影モードを切り替えて撮影するだけです。
今回は、机の上の「取扱説明書」だけ撮影したいんです。
パシャっとやったら、この部分だけ切り抜いて撮影できれば、後でトリミングしなくていいですよね。
「そんなこと出来るわけなっしょ」と思って、ドキュメントモードで撮影してみます。
モードを切り替えると、なんか青い枠が「取説」を自動選択するのでそのタイミングで【パシャ】っとやってみる。
「???? ぬぉ!!!!!」
何ということでしょう!!! 自動的に取説だけ切り抜いてくれました!!!
この機能のすごいところは、自動で範囲を認識してトリミングして画像を保存してくれるところです。
例えば、普通のカメラでブログで使う写真を撮影したとしますよね。
通常は、PCに取り込んでソフトを使って必要な範囲を切り抜き編集 → 上書き保存をする訳です。
これ、地味に面倒なんですよね。
この機能を使えばその手間がいらないし、結構キレイにトリミングしてくれるので、かなり便利なんですよ。
「百聞は一見にしかず」一度試してみるとその便利さが実感できるのでチャレンジしてみてくださいね。
メリット3:「ホワイトボードモード」これは便利だ
ホワイトボード機能は、「読んで字の如し」ホワイトボードを撮影すると、これも自動的にホワイトボードの内容だけをキレイに切り抜いてくれる機能です。
コレは、正直「ドキュメント撮影機能」と同じ機能なんじゃね? と疑って同じものを撮影してみたのですが、結果は次の画像の通りです。
何が書いてあるか正直分からないですよね。
どうやら特徴として、「白い部分と黒い部分を強調」して文字をよりクッキリと撮影してくれる機能のようです。
つまり、白い下地に黒い文字の強調なので、ホワイトボードに書いた文字がハッキリ読みやすくなるということなんでしょう。
ということで実際のホワイトボードで撮影してみたのが次の写真です。
こんな感じに仕上がりました。
ちょっと変わったホワイトボードですが、「ホワイトボード」って書いてみました。
結構キレイに文字が表示されています。
汚れて見える部分は、長年使ってきたホワイトボードなので消えない文字が残っているせいです。
実際はこんな感じのホワイトボードを撮影したんですよ。
はい。汚ったないホワイトボードでしょ。
なるべくキレイにしたんですがこのザマでした。
どうです? 見比べてみると、ホワイトボード機能で撮影した写真ってかなり優秀だと思いませんか?
これだけ汚ったないホワイトボードの文字でもここまでキレイに撮ってくれるんです。
しかも、自動でトリミングまでしてくれるって、便利ったら無いですよ。
ホワイトボードの内容を書き残しておきたいなら、私なら手間を掛けずにパシャっと撮って帰ります。
この機能も一度試してみてくださいね。絶対感動出来ると思いますよ。
まとめ
どうでしたか? Surface Goで写真を撮影するメリットはお伝えできたでしょうか?
正直、私はWindowsでカメラ機能使うって正気か? って思ってました。
OSやOfficeは、めちゃんこ素晴らしいんですが「カメラ機能なんてつけて意味ね~だろ、おもちゃみたいな機能つけられても使いみち無いだろうな。」そう思ってました。
はい。すみません。
私が間違っておりました。このカメラ機能は半端ねぇ!!
というのが今回使ってみて思った感想です。
正直、ちょっと前まではスマホのカメラ機能でいろいろなことが出来るようになっていたんで、最近はいろんな事ができてすごいな。
これからは、スマホでいろいろな便利機能を活かすしか無いなと思っていたんです。
でも、今回Surface Goを購入してみてコレは仕事もプライベートもかなり活用出来るなと本気で思いました。
昔からホワイトボードなどの内容を「書き写して帰ってね」的な風習がまだ残っていますが、社会人でも学生でもこれからは、デジタルツールを上手に活用してみて下さい。
パシャっとやればいいのですごい楽ですよね。しかもキレイなのでオススメです。
余談ですが、中学生くらいまでは大変かもしれませんが、手を動かして書き写しをして下さい。
手を動かして書くことって結構重要です。
自分の手で文字を書かないと字は上達しないですし、絵を書くにも手を動かさないと上達しないので、基本は手を動かす→効率的にやるほうが良いときにはデジタルツールを上手く使ってくださいね。
今回は、Surface Goを活用した写真撮影術のお話でした。
自分の好きなツールやパソコンで便利なことができると、楽しくてもっと使いたくなります。
使いたくなったら、上達のチャンスです。
Surface Goなど、現代ではパソコンはとっても面白くなってきているので、パソコンに苦手意識がある方やあまり活用出来ていないなと思われている方は、ぜひこんな楽しいツールがあるんだったら使ってみようかな。
と思ってもらえたら嬉しいです。
それでは、また次回お会いしましょう。
次回、また会おう!! まったね!!
コメントを残す